先日、ロシアにてZenFone Max Plusが発表されたばかりですが、今度は日本でZenFone 4 Maxが12月8日に発売されることが発表されました。新しいボディ・液晶サイズとなったZenFone Max Plusと違い、こちらは従来機のZenFone 3 Maxの直系の後継機種になります。
基本スペックは5.5インチ版のZenFone 3 Max + デュアルカメラ
ZenFone 4 Max (ZC520KL) |
ZenFone 3 Max (ZC520TL) |
ZenFone 3 Max (ZC553KL) |
|
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OS | Android 7.1.1 | Android 6.0 (7.0にアップデート) |
Android 6.0.1 (7.1にアップデート) |
Soc | Qualcomm Snapdragon 430 オクタコア 1.4GHz |
MediaTek MT6737M クアッドコア 11.25GHz |
Qualcomm Snapdragon 430 オクタコア 1.4GHz |
メモリ | 3GB | 2GB | 3GB |
内蔵ストレージ | 32GB | 16GB | 32GB |
SDカード | 最大256GB | 最大32GB | 最大128GB |
液晶モニタ | 5.2インチ 1280 x 720 |
5.2インチ 1280 x 720 |
5.5インチ 1920 x 1080 |
アウトカメラ | 1300万画素(標準レンズ) 500万画素(広角レンズ) 像面位相差オートフォーカス |
1300万画素 | 1600万画素 レーザーオートフォーカス |
インカメラ | 800万画素 | 500万画素 | 800万画素 |
Wi-Fi | 11b/g/n | 11b/g/n | 11b/g/n |
Bluetooth | 4.2 | 4.0 | 4.1 |
指紋認証 | ○ | ○ | ○ |
防水防塵 | ☓ | ☓ | ☓ |
サイズ | 150.5 x 73.3 x 8.7mm | 149.5 x 73.7 x 8.55mm | 151.4 x 76.2 x 8.3mm |
質量 | 156g | 160g | 175g |
実勢価格 | 26,000円程度 | 19,000円程度 | 28,000円程度 |
ZenFone 3 Maxは5.2インチ版と5.5インチ版があり、5.2インチはスペックを絞った廉価版という位置づけでした。今回発表されたZenFone 4 Maxは5.2インチ版ですが、SoCはQualcommのSnapdragon 430、メモリは3GB、内蔵ストレージは32GBとZenFone 3 Maxの5.5インチ版と同等にアップグレードされています。ZenFone 3 Maxの5.2インチ版は内蔵ストレージが16GBと少々窮屈でしたが、32GBあれば必要にして十分と言えます。
大きく変わったのは背面のアウトカメラで、流行りの標準レンズと広角レンズを組み合わせたデュアルカメラとなっています。オートフォーカスもミラーレス一眼カメラなどと同じ像面位相差オートフォーカスとなっています。さすがにこの価格帯では光学式手ブレ補正には対応しておらず電子式の手ブレ補正となりますが、2万円のスマホとは思えない高性能なカメラと言えます。
今回発表された5.2インチ版のZenFone 4 Maxを一言で表せば
「ZenFone 3 Max(5.2インチ)の液晶モニタ + ZenFone 3 Max(5.5インチ)の基本スペック + 新しいデュアルカメラ」
と言えるでしょう。
また、ZenFone Maxシリーズの特徴であるリバースチャージ機能は、他の機器に給電する能力が2倍になっています。Bluetoothイヤホンなどの他の機器のバッテリー切れの場合などに便利です。
ZenFone 4 Maxの対応周波数帯
ZenFone 4 Max (ZC520KL) |
ZenFone 3 Max (ZC520TL) |
ZenFone 3 Max (ZC553KL) |
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SIM | デュアルスロット | デュアルスロット スロット2はSDカードと排他 |
デュアルスロット スロット2はSDカードと排他 |
DSDS | ○ | ☓ | ○ |
3G | 1, 2, 5, 6, 8, 19 | 1, 2, 5, 6, 8 | 1, 2, 5, 6, 8, 19 |
LTE | 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 17, 18, 19, 26, 28, 38, 41 | 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 18, 19, 26, 28, 38, 41 | 1, 2, 3, 5, 7, 8, 18, 19, 26, 28, 38, 41 |
ASUSの日本国内仕様は基本的にドコモのFOMAプラスエリアやプラチナバンドに対応していますので、ドコモ系の格安SIMで安心して使えます。また、発売時は対応していませんが、後日アップデートでauのVoLTEに対応するとの事です。mineoのauプランやUQモバイルなどのau系の格安SIMは比較的回線に余裕があり速度に期待できますので、au系の回線で使うのも良いでしょう。
またDSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)にも対応していますし、安価なスマホではデュアルSIMでも物理的にスロット2がSDカードと排他であるため実質使えないことがありましたが、ZenFone 4 Maxは2つのSIMスロットとSDカードが物理的に独立しています。
まとめ
先日発表されたZenFone Max Plusが気になるところですが、あちらは恐らくもっと高い価格レンジとなるでしょう。この5.2インチ版のZenFone 4 Maxは税抜きで24,800円と非常に安価です。スペック的にも十分ですし、外見も非常にまとまっていると思います。特に薄い色のボディの場合は前面のパネルが白色であるのが良いと思います。白いボディに黒い前面パネルは一気にチープになりますからね。安価な機種をお求めの方には一押しです。
ではまた!
Source : ASUS
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