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レビュー

実用性を考えればレンズポーチはこれくらいのサイズが必要

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一眼レフカメラやミラーレスカメラなどのレンズ交換式のカメラを使うようになると、悩ましいのがレンズの交換とそのレンズの持ち歩き方法です。私はレンズを取り出しやすいように斜めがけのショルダーカバンをよく使うのですが、それでも良く交換するレンズはカバンから出しておきたいもの。そこで、大抵の人はよくある安いレンズポーチのセットを購入してしまうわけですが、そこには(たぶん作った人も気がついていない)落とし穴があります。

安いレンズポーチには(実質的に)ほとんどのレンズは入らない。

よくある安いレンズポーチのセットと言うのはこんな奴です。

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私も例に漏れずに購入しました。色々な長さのレンズポーチがセットになって非常に安価に販売されていますが、実際のところ、ほとんどのレンズは入りません。実は直径が全然足りないのです。

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正確には「レンズは入る」のですが、「フードを逆付けしたレンズ」は入りません。もしくはかなりギリギリで実用的ではありません。無理やり入れたら入れたで今度は出すのに一苦労。これじゃ使えませんよね。私も一番小さいやつにテレコンバーターを入れているくらいしか使っていません。

例えばこの製品などは、それぞれの大きさのレンズポーチにこのクラスのレンズが入りますよといった写真を載せていますが、いずれもレンズ本体は入りますがレンズフードを装着した状態では入らないと考えて良いでしょう。

なぜこんな事になっているかと言えば、恐らく作った人はメーカーの公式サイトに記載されているレンズの仕様表を見て寸法を決めているのだと思います。メーカーの仕様表にはフードを除いたレンズ本体のサイズが記載されていますので、レンズは入るがフードを付けたレンズは入らないレンズポーチを作ってしまうのではないでしょうか。

どの製品を見ても直径はほぼほぼ10cm以下です。確かに10cmだと大抵のレンズは入りますが、フードを付けると+2cm程度は必要です。

十分な直径のあるHAKUBAのレンズポーチ「KLP-LS1219CM」

そこで、なるべく内径の大きなレンズポーチを探したところHAKUBAから12cm径のレンズポーチがラインナップされているのを見つけました。

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小三元レンズですが大型のEF24-105mm F4L IS USMも余裕を持って入ります。フードを逆付けしなくてもそのまま入るので非常に便利です。

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流石にEF100-400mm F4.5-5.6L IS USMは長さが足りませんが、フードは少しきつめながらも入りましたので、大三元の望遠レンズ(70-200mm F2.8)や超望遠レンズ以外は大抵大丈夫でしょう。

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中の仕切りはカメラバッグのようにマジックテープで位置を変えられますので、一緒に小物を入れたりもできます。レンズ交換時に落としそうな気がしますのであまりおすすめできる使い方ではありませんが。

クッション性は抜群に高く、早速レンズを入れた状態で胸くらいの高さからモロにアスファルトの上に落としてしまったのですが、ポテ、コロコロコロ、、、という感じで衝突音も全く聞こえずノーダメージでした。安心して落下させれることができます(笑)

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手に持つときに落下させないようにするためのハンドルとの事ですが、私はこれに腰のベルトを通したり、カラビナでリュックに吊ったりして良く交換するレンズを入れて使っています。

ミラーレス用などの特にコンパクトなレンズであれば安価なセット品のポーチでも良いと思いますが、小三元や大三元の標準ズームレンズ、明るい単焦点などの大口径レンズにはこれくらいのサイズのレンズポーチが必要だと思います。すごく使いやすくて便利ですよ。

ではまた!