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スマートウォッチ

ZenWatch 3のバッテリーをDIYで交換してみました。

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スマートフォンをポケットから取り出さなくてもLINEやメールが確認できるために、とても便利に使っているZenWatch 3ですが、購入後2年くらいでバッテリーの動作が怪しくなってきましたので、自分で互換バッテリーに交換してみました。

日本国内では見つからなかったZenWatch 3の互換バッテリー

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ZenWatch 3は新品の状態では丸1日はバッテリーは持つのですが、バッテリーというのはどんな機器であっても経年劣化は避けられず、特にスマートウォッチの場合は元のバッテリー容量が小さいので劣化の影響を受けやすくなります。

ZenWatch 3も2年ほど使ったところでバッテリーの減り方が新品時の1.5倍くらいになったなと思っていると、今度は60%くらいで電源が落ちたりと通常使用に耐えられない感じになってきました。ちなみに以前に使っていたMoto 360もほとんど同じような感じになりましたので、このサイズのバッテリーではこんなものなのでしょう。

買い替えかなとも思いましたが、なんとか自分でバッテリーを交換できないかと色々なところで互換バッテリーを探していると、日本国内では見つかりませんでしたがebayにありました。日本に発送してくれるのかもよくわかりませんでしたが、発注してみたところ船便で20日かけて届きました。

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パッケージはスマホ用のバッテリーなどと共通なのでしょう。6インチスマホくらいの大きさのパッケージの端っこにZenWatch 3用の小さなバッテリーが貼り付けてありました。

ZenWatch 3のバッテリー交換方法

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まず、必要なのはT5と呼ばれるサイズのトルクスドライバーです。Amazonで「トルクスドライバー T5」で検索すれば出てきます。ZenWatch 3の分解にはT5が一本あれば良いのですが、セットで買っても安いのでセットになっているものを購入しました。

プラスチック製のケースだとかさばると思い、このようなレザーケースのものを購入しました。

それではいよいよZenWatch 3の分解ですが、分解の前に一応バッテリーは放電したほうが良いでしょう。ベルトは外しておいてください。

裏側の4箇所のトルクスネジを用意したT5のドライバーで外します。

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この状態で既に固定されていませんので、ベルトの取付部をマイナスドライバーなどでコジッて裏蓋を持ち上げます。

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それほど硬くはありませんでした。スコっという感じで持ち上がります。裏蓋と本体はコネクターなどで繋がっていませんので、このまま持ち上げて裏蓋を外してしまって大丈夫です。

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するといきなりバッテリーが見えます。このバッテリーもネジなどで固定されていませんので、そのまま摘み上げて外すことができます。配線やコネクターなどもありません。

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ではどのように配線がつながっているかと言えば、蓋を閉めるとフタ側の端子が本体側の端子に(赤で囲った同士、青で囲った同士が)接触するようになっています。これは生産効率が高そうですね。なるほど。

あとは逆の手順で互換バッテリーを取り付けて(置くだけ)、裏蓋を締めて、トルクスネジを締めれば完成です。上下左右は上で説明した端子同士が接触する向きに組み付けてください。

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トルクスネジをネジ穴に入れるのは少しコツが必要で、私は頑張って指で摘んでいれましたが、ピンセットがあったほうが良いです。百均で売っているような安いもので十分です。

拍子抜けするほど簡単です。

ZenWatch 3の互換バッテリーの使用感

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取り外した純正のバッテリーと並べてみると、純正は320mAhなのに対して互換バッテリーは300mAhと6%くらい少ない容量ですが、実際に使用していてその差は感じません。既に3ヶ月程度使用していますが、純正の新品と変わらない使用感です。

互換バッテリーの耐久性がどんなものかはわかりませんが、2,000~3,000円程度の値段とこの程度の交換の手間であれば1年も持ってくれれば十分だと思います。一応、2個買っていますのでお気に入りのZenWatch 3を長く使えそうです。

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スマートウォッチは今ひとつ流行りませんし、ZenWatch 3も売れなかったのか早いタイミングでディスコン(少なくともASUS Storeでは取り扱っていません)になってしまいました。びっくりするような機能はないのですが、仕事中にスマホを取り出すことなく受信したLINEやメールを確認できたり、着信時に誰からか確認して切断したり、ちょっと昼寝する時にタイマーを使ったり(スマホのバイブレーションだと気が付かないことがある)と地味ですが生活に溶け込んでいて凄く便利です。

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