ASUSが税込21,384円の「ZenFone Live」を激安スマホ市場に投入です。
ZenFone Liveは3月に台湾のみで発売された機種ですが、日本でも発売されました。私的にはASUSはちょっと言葉が悪いですが「安心の安物」というイメージです。普通に「安くて良いもの」と言えというツッコミ待ちですが、まさに庶民の味方。貧乏人代表を自負する私も7インチタブレットのZenPad7.0とスマートウォッチのZenWatch 3を所有していてどちらも大変満足しています。
ただの「廉価版」というだけではなく「美人エフェクト Live」という「世界初搭載」(笑)の新機能で特徴を出しているのがASUSらしいと思います。これは「BeautyLive」というライブ配信用アプリで美顔補正をリアルタイムでおこないながらライブ配信できるそうです。マイクも2つ搭載していてノイズ低減を行い、インカメラ側にも自撮り・ライブ配信用にLEDフラッシュが搭載されています。インカメラは画素数は500万画素ですがHDの動画用としては充分な画素数です。いわゆる4Kでもたかだか800万画素ですので。
サイズは女性を意識してか5インチで120gと小型軽量です。
外見は流行りの2.5Dガラスで、安価なスマホにありがちなメインカメラが四角に出っ張っているような事もなく、シンプルで落ち着いた良いデザインだと思います。
SoCはクアッドコアで1.4GHz駆動のSnapdragon 400は2013年に発表されたモデルで、去年発売されたZenFone Goと同じSoCです。AnTuTuベンチマークも18000程度が相場とちょっと残念な感じですが、最近のAndroid OSは軽いので普通に使う分には問題ないでしょう。
SoCが同一というところや価格からみてZenFone LiveはZenFone Goの実質的な後継機と言えます。
他のスペックは1280×720の解像度、2GBのRAMと16GBの内部ストレージ、1300万画素のメインカメラとなっています。
デュアルSIMですがSoCがSnapdragon 400ですので同時に待ち受けするDSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)には対応していません。しかもSIM2はmicroSDカードと排他使用ですので実質的にはシングルSIMと考えたほうが良いでしょう。
対応周波数はBand42には対応していませんので、さすがにドコモのPREMIUM 4Gの最高速などはサポートされませんが、3GのBand6とLTEのBand19には対応していますのでFOMAプラスエリアやプラチナバンドはサポートしています。ドコモ系格安SIMで安心して使えます。
また、auのVoLTEに対応している事をアピールしています。au系のMVNOはユーザー数が少ないのか速度が速い傾向にあるのでmineoのAプラン(auプラン)やUQ mobileのSIMと組み合わせて使うのも良いと思います。
面白いところでは、「簡単モード」や使用可能アプリや仕様時間を制限できる「キッズモード」などで、子供に持たせる用の安価なスマホとして良さそうです。私もZenPad7.0を使って思いましたがASUSのカスタマイズされたソフトウェアは結構よく出来ています。
ではまた!
Source : ASUS
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