日本国内発売となるASUSの2万円スマホ「ZenFone 3 Max」ですが、2万円、指紋認証、5.2インチ、メタルボディとキーワードを見ているとFREETELの2万円スマホ「REI」が頭に浮かんできました。今回はこの2機種を比較してみたいと思います。
スペックは「REI」がリード
SoCはREIのMT6753の方が上位クラスですが、ZenFone 3 MaxのMT6737Mの方が世代が新しいためAnTuTuベンチマークの値はREIが36000程度であるのに対して、ZenFone 3 Maxが40000程度とZenFone 3 Maxの方が10%程度高いパフォーマンスです。
ストレージが16GBであることがZenFone 3 Maxの弱点の一つ(と言っても価格を考えれば全く妥当です)だと思いますが、REIはこの価格帯では珍しく32GBのストレージを備えています。液晶もフルHD(1920 x 1080)とこれまたお値段以上です。元々REIは3万円だったものが値下げされた端末ですので、基本的にスペックは3万円以上の端末のそれです。
対応周波数的にはどちらもドコモのFOMAプラスエリア・プラチナバンドに対応していますので安心できます。ドコモが整備を勧めているバンド28はZenFone 3 Maxのみが対応していますが、バンド28はまだまだ気にするほどは整備が進んでいないようです。
バッテリー容量はZenFone 3 Maxの方が大容量です。REIはバッテリーの持ちが今ひとつだと聞こえてきます。
REIは狭額ベゼルでコンパクト&最薄クラス
サイズ的にはREIは狭額ベゼルでコンパクトです。薄さもクラス最薄クラスで、iPhone 7が7.1mmですのでほぼ同じです。重量もかなり軽い方でiPhone 7よりも2g軽量です。ZenFone 3 Maxはこれに比べると大きく厚く重い訳ですが、大容量バッテリーを搭載していることを考えれば健闘しています。
デザインはどちらもiPhoneのパクリリスペクトがインスパイア感を感じますが、メタルボディで高級感があります。個人的にはREIのエッジが効いたデザインの方が好みです。
REIには一抹の不安も
安価に提供しているのでしょうが無い部分はあると思うのですが、FREETELの端末は不具合が多い傾向にあります。REIも発売当初はかなり不具合で騒がれました。ただマメにアップデートしていますので今は解決して落ち着いているようにも見えます。対してASUSはしっかりしていて私もZenPad7.0やTransBook T90Chiを使っていますが、不具合もなく安いのにちゃんとしていて安心感があります。言い方は悪いかもしれませんが「安物買う時はASUS買っとけば間違いない」と思っています。このあたりの品質についてどう捉えるかは個人次第ですが、気になるようであればZenFone 3 Maxを、ストレージが足りないと思えば少し足して無印のZenFone 3が良いと思います。
ではまた!
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