
あまりにも展示物が多すぎて複数回に分けて紹介している京都鉄道博物館の記事第3弾です。
前回の続き本館の1階の途中からです。このあたりから既に時間的体力的に端折り始めていて写真の撮影枚数も減少しています(笑)
1階奥には台車やパンタグラフが展示されています。

パンタグラフはスイッチを押すことで任意に起こすことができて、子供に大人気でした。
EF66やDD51の足元には模型なども展示されています。

個人的にレールスターのカラーリング大好きです。ノーマルなN700と別物に見えます。

クハ489型、いわゆるボンネット型のL特急です。私が物心ついた頃にはこの後紹介するボンネットのない型になっていたので個人的にはあまりノスタルジーとかは感じませんが、「国鉄!」って感じの面構えですね。ちなみにこれも1号車です。

クハネ581型、私にとってL特急はこれですね。青い塗装は初めて見ましたがカッコいいですね。

500系新幹線はまだ走っていますし、山陽では珍しくないのでこの1枚しか写真がありませんでした。しかし500系カッコいいですよね。歴史上最もスタイリッシュな車両ではないでしょうか。窓際の席が狭くて乗る時は避けていましたが、、、

壁には今はなきブルートレインのヘッドマークが展示されています。私が子供の頃はかなりの数のブルートレインが走っていて、西の起点となる東京駅では18時頃から出発ラッシュで次々とホームにブルートレインが入線してきたものです。私は特に鉄オタとかじゃないのですが、子供の頃にブルートレインがブームになりまして。

本館の裏から入ったので紹介順が逆になっていますが、正面から入るとまずこの230形蒸気機関車が展示されています。なんと日本最古の量産蒸気機関車でまだ国鉄という組織がない頃の車両だそうです。イギリスの機関車をベースにしているので日本の質実剛健なデザインと違いおしゃれなデザインですね。ハリウッド映画とかに出てきそうです。

昭和のノスタルジーあふれるスペースもあって、駅の中は休憩室になっていました。こんな仕掛けが各所にあって非常に面白いです。


ダイハツ・ミゼットは老夫婦が懐かしそうに眺めている姿が印象的でした。

本館1階には他にもたっぷり展示物があったのですが、展示車両以外はじっくり見る時間がありませんでした。この一角みるだけでも小一時間は掛かりそうです、、、

エスカレーターで本館2階に上がるといきなりデデーンと鉄道模型があります。左下に写っているコントローラーで操作することができ、スピードを出し過ぎると自動列車停止装置が働くそうで、「鉄道って安全!」をアピールするアトラクションのようです。

その直ぐ横では別室の入れ替え制で更に巨大な鉄道模型のジオラマがあるようですが、物凄い列になっていました。個人的にはせっかくなんだから鉄道模型を見るのに時間を割くよりは他の展示に時間を使ったほうが有意義に楽しめるのではないかと思います。

本館2階も相当な量の展示物があります。全然時間が足りません。




行き先案内版を操作できたり

実際に切符を発行して自動改札を通せたり。自動改札はスケルトンになっていて中身が見えるので動画に撮っておけばと後悔しています。どうでもよいのですが、この自動改札を見て最初「あ、ここ駅直結で電車で来れるんだ」と勘違いしました(笑)

3階は1階から見ると新幹線の意匠がされているので、新幹線の車内になっているのかなと期待して上がってみました。

残念、普通の休憩コーナーでした。

先へ進むとスカイテラスへ出ます。景色も良いですし、ベンチや自動販売機もあるので小休憩にピッタリです。

このスカイテラスからは東寺の五重塔をバックに鉄道写真を撮ることができます。

本館2階の連絡橋で扇型車庫へ向かいます。

連絡橋を渡った右側の建物内では保存車両のレストア作業を見ることができます。

その建物の外側にはレストアを待つ車両や部品が並べられています。こういうの見てワクワクするの私だけ?

いよいよ扇型車庫に到着すると丁度SLスチーム号が帰ってきました。SLスチーム号は公園内の500mほどを10分ほどで行って帰ってくるだけですが、料金300円と格安でそれほど混雑していないようでした。乗っておけばよかった、、、
運行は11~16時で混雑具合等により15~30分間隔での運行とのことです。期間によってどの機関車が牽引するかはこちらに記載されています。


SLスチーム号は停車中には機関士さんが石炭車の上に登ってシャベルで石炭を前のほうに寄せていました。レアな光景です。

いよいよクライマックス!重要文化財にも指定されている扇型車庫です。


車庫内にも自由に入って間近にSLを見ることができます。
削り出しハァハァ。油が垂れてくるのでトレーが置かれています。

高台も用意されていてSLの上面を見たり、運転席を見ることもできます。




最後に入場制限の掛かったミュージアムショップを横目に退場します。

ちなみに扇型倉庫の転車台(ターンテーブル)が動いてる所って、いつ行けば見れるのでしょうか?朝一とか閉館前とかに行けばSLスチーム号を倉庫から出し入れするのに動くのですかね?一度見たいですね。
京都鉄道博物館はとにかく物凄い物量でしたし体験型の展示も多く、子供から大人まで、鉄オタの人もそうでない人も1日中楽しめます。2時間の滞在でしたが全然時間が足りませんでした。トイレや自動販売機も十分足りてますし、休憩スペースもあります。空調もよく効いていて快適でした。またゆっくりと行きたいなと思います。
ではまた!
Source : 京都鉄道博物館
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