スポンサーリンク
Amazon Amazon整備済み品は、正常に機能し新品同様に見えるよう、Amazon認定出品者により整備された再生品です。
スマホ対応周波数帯

「Xperia 5 Ⅳ」SIMフリー版(XQ-CQ44)の対応バンド

本サイトでは広告から収益を得ることがあります。

キャリア版よりも遅れて登場するのが恒例になっているXperiaの最新モデル「Xperia 5 Ⅳ」のSIMフリー版(XQ-CQ44)が登場しましたので、対応周波数帯(バンド)を解説します。

「Xperia 5 Ⅳ」SIMフリー版(XQ-CQ44)の対応周波数帯

対応周波数
4G LTE 1, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 13, 17, 18, 19, 21, 26, 28, 38, 39, 40, 41, 42
5G NR n3, n28, n41, n77, n78, n79

もちろん5Gに対応していますが、Sub6のみの対応で、ミリ波には対応していません。ミリ波に非対応なのはSIMフリー版だからという訳ではなく、Xperia 5 Ⅳの仕様です。

ミリ波は周波数が高く高速なのですが、届く範囲は狭いために人が多く集まるところにスポット的に設けられます。整備が進めばイベント会場などで繋がりやすくなったりするでしょう。

Sub6は、LTEのBand42の3.5GHzより少し周波数が高いだけですが、Sub6の5G対応エリアは順調に増えており、単純にLTEの最高速レベルの通信バンドとしても捨てがたいものになってきました。

ドコモ 対応周波数帯

4G LTE

バンド 対応 備考
Band1(2.0GHz) メインバンドでありかなり広め。山間部などに行かなければ大体大丈夫。
Band3(1.7GHz) 東名阪で整備されている高速通信用のバンド。
Band19(800MHz) プラチナバンド。郊外~山間部では必要。
Band21(1.5GHz) 一部の地方都市で整備されている高速通信用のバンド。
Band28(700MHz) プラチナバンド。市街地~郊外用(?)で山間部には見られない。
Band42(3.5GHz) PREMIUM 4Gの高速通信用のバンド。

プラチナバンドを含めには必要なバンドを網羅していますので、ドコモ系のSIMで問題なく使用できるでしょう。海外製のSIMフリースマホでは大抵サポートされていないBand21にも対応しているのが良いですね。流石日本製のスマホです。

5G NR

バンド 対応 備考
n78(3.6~3.7GHz) Sub6と呼ばれるあまり周波数の高くないバンドです。LTEの延長のような周波数です。
n79(4.5~4.6GHz)
n257(29.10~29.50GHz) X ミリ波と呼ばれる非常に周波数の高いバンドです。周波数が高いので高速通信が可能ですが、遮蔽物などに弱いために通信できる範囲は限定的です。遮蔽物どころか雨程度にも影響を受けるようです。

海外製のSIMフリースマホではn79に対応していなくてドコモ系のSIMで使うときのウイークポイントでしたが、Xperiaは日本製だけあってしっかり対応しています。関東はn79がメインとのことですので、対応していないと関東在住の人は5Gの恩恵に預かりにくいと思われます。

前述のように、ミリ波には対応していません。

ソフトバンク 対応周波数帯

4G LTE

バンド 対応 備考
Band1(2.0GHz) メインバンドの一つ。ドコモに比べるとかなり狭め。
Band3(1.7GHz) 他社を買収したバンド。エリアも広く高速通信が可能なバンド。
Band8(900MHz) プラチナバンド。
Band11(1.5GHz) X あまり使用されていないバンド。
Band28(700MHz) プラチナバンドだがあまり整備されていない。
Band42(3.5GHz) キャリアアグリゲーション用の高速通信バンド。

プラチナバンドを含めには必要なバンドを網羅していますので、ソフトバンク系のSIMで問題なく使用できるでしょう。

5G NR

バンド 対応 備考
n78(3.6~3.7GHz) Sub6と呼ばれるあまり周波数の高くないバンドです。LTEの延長のような周波数です。
n257(27.40~27.80GHz) X ミリ波と呼ばれる非常に周波数の高いバンドです。周波数が高いので高速通信が可能ですが、遮蔽物などに弱いために通信できる範囲は限定的です。遮蔽物どころか雨程度にも影響を受けるようです。

Sub6には対応していますが、ミリ波には対応していません。

au 対応周波数帯

4G LTE

バンド 対応 備考
Band1(2.0GHz) メインバンド。
Band3(1.7GHz) 一部地域の高速通信用バンド。
Band11(1.5GHz) X 一部地域の高速通信用バンド。
Band18(800MHz) プラチナバンドでありメインバンド。これが未対応だとかなりきびしい。
Band26(800MHz) これに対応していたらBand18に対応していなくてもOK。
Band28(700MHz) プラチナバンドだがあまり整備されていない。
Band41(2.5GHz) WiMAX2+と呼称される高速通信用バンド。
Band42(3.5GHz) キャリアアグリゲーション用の高速通信バンド。

プラチナバンドを含めには必要なバンドを網羅していますので、au系のSIMで問題なく使用できるでしょう。

5G NR

バンド 対応 備考
n77(3.7~3.8GHz) Sub6と呼ばれるあまり周波数の高くないバンドです。LTEの延長のような周波数です。
n77(4.0~4.1GHz)
n78(3.3~3.8GHz)
n257(27.80~28.20GHz) X ミリ波と呼ばれる非常に周波数の高いバンドです。周波数が高いので高速通信が可能ですが、遮蔽物などに弱いために通信できる範囲は限定的です。遮蔽物どころか雨程度にも影響を受けるようです。

Sub6には対応していますが、ミリ波には対応していません。

楽天モバイル 対応周波数帯

4G LTE

バンド 対応 備考
Band3(1.7GHz) メインバンド。
Band18(800MHz) 楽天の言うところのパートナー回線。実際にはauのプラチナバンド。楽天モバイルの基地局はかなり増えてきているが、山間部などはこれが未対応だとかなりきびしい。
Band26(800MHz) auと同じく、これに対応していたらBand18に対応していなくてもOK。

楽天モバイルはBand3のみであり、速度は遅いけど繋がりやすい低周波のいわゆるプラチナバンドがありません。プラチナバンド獲得の話は進んではいますが、実際に使えるようになるにはまだ時間がかかるでしょう。従来は楽天モバイルの電波をつかめない場所ではパートナー回線と呼ばれるauの回線(Band18またはBand26)につながるようになっていましたが、楽天モバイルの基地局が整備された地域では終了していっているようですね。

Xperia 5 Ⅳの対応バンド的には、auのプラチナバンドを含めて必要なバンドを網羅していますので、楽天のSIMで問題なく使用できるでしょう。

5G NR

バンド 対応 備考
n77(3.8~3.9GHz) Sub6と呼ばれるあまり周波数の高くないバンドです。LTEの延長のような周波数です。
n257(27.00~27.40GHz) X ミリ波と呼ばれる非常に周波数の高いバンドです。周波数が高いので高速通信が可能ですが、遮蔽物などに弱いために通信できる範囲は限定的です。遮蔽物どころか雨程度にも影響を受けます。

Sub6には対応していますが、ミリ波には対応していません。


海外製のSIMフリースマホに比べると、Xperia 5 Ⅳはドコモ5Gのn79に対応しているのがアドバンテージでしょう。個人的には近年のXperiaのシンプルで縦長なデザインはとても好きで、以前使っていたXperia 10シリーズもお気に入りでした。また入手したいなと思います。

しかし、Xperia 5 Ⅳ自体はとても良いと思うのですが、SIMフリー版の登場がちょっと遅いですよね。Xperiaでは恒例ですが、Xperia 5 ⅣのSIMフリー版もキャリア版から3~4ヶ月遅れての登場です。なんでだろう?やはり販路としては、まだまだキャリアが主力だからキャリアに遠慮しているのですかね。

Xperia 5 Ⅳ SIMフリー版の発売日は、本日2月1日です。

SONY XPERIA 5 IV デュアルSIM 5G SIMフリー版 – EXPANSYS
Xperia 5 IV(XQ-CQ44)- ソニーストア

Source : SONY