最近、目にするようになった、中華SSDがメチャんこ安くて気になっています。よく見かけるのはSUNEASTとHanyeです。
私が気になっているのは2.5インチ(当然SATA接続)の2TBです。RAWデータの倉庫に使いたいのです。倉庫とは言っても、高解像度の画像データを選別したりしますので、HDDではもっさりするのです。そんな2TBの2.5インチモデルのお値段が1万円台前半。名の通ったメーカーの製品は2万円を切ることはほとんどなく、ざっくり半額といったプライスです。
Hanyeには青色と緑色があり、青色がTLC、緑色がQLCです。ただし、青色は最大1TBです。
TLCのTBWが1TB版で400TB、同じくQLCが320TBと、あまり差はありません。1TB版で400TBというのは、TLCとしては小さい値ですね。価格差も小さいので、どちらでも良いのではと思います。個人的にはTLCかQLCかの耐久性の差は、それほど気にする必要はないと思っています。
ちなみに、SUNEASTもHanyeもブランド名で、それぞれ、株式会社 旭東エレクトロニクスと嘉年華株式会社という会社の製品です。社長の名前は中国系(台湾かも)ですが、本社の所在地は大阪と東京になっています。会社の規模からみて、単なる販社なのか製造を外注しているファブレスでしょう。言ってしまえば、いわゆる「中華製品」なのかもしれませんが、特筆すべきはいずれの製品も、さくらチェッカーで余裕の合格。Amazonのレビューも非常に高評価なことです。
また、SUNEASTは「PS5動作確認済」として、PCIExpress Gen 4.0×4対応の最大読込7,000MB/sのモデルを投入しています。 7000MB/sというのは文句なしの最速クラスです。
ヒートシンクも装備していて、2TBと大容量なのに死ぬほど安いです。
インテルのCPUが第13世代への代替わりで価格帯が上がったり、第12世代も値上げとなったり、第13世代も更に値上げの話もありますが、一時期手に入りにくかったグラボが手に入るようになり、メモリーもSSDもグッと相場が下がって買いやすくなりましたね。今後、為替レートがどう動くか、世界情勢がどうなるかはわかりませんが、PCの組み時のような気がします。