今回は「ファナテック GTワールドチャレンジ アジア Powered by AWS」で併催された「フォーミュラライツ」や「BMW M2 CS レーシングシリーズ・MINI チャレンジ」の写真と、GTワールドチャレンジ アジアの混雑具合を紹介しようと思います。
前回の記事と同じく、走行中の車両を撮影している機材は「CANON EOS 5D markⅢ」+「SIGMA 500mm F4 DG OS HSM Sports」で撮影しています。ほとんどは同社の1.4倍テレコン「TELE CONVERTER TC-1401」を装着して撮影しています。
全日本スーパーフォーミュラライツ
スーパーフォーミュラライツと言うのは、昔で言うところのF3です。昔のF3はハリボテ感がありましたが、スパーフォーミュラーライツは有機的な今風の形をしていますね。見栄えは大切だと思いますので結構なことです。シャシーやボディはダラーラのワンメイクで、エンジンはトヨタ(トムス)、フォルクスワーゲン、東名エンジンの三社が供給しているようです。
トムスのエンジンはインダクションポットが右に、他の2社のエンジンは左にあります。
かなり大きくキャンバーが付いていたり、ロール量が大きかったりと、上位カテゴリーよりも市販車寄りであることが見てうかがえます。エンジンパワーは240馬力程度と控えめですが軽量でダウンフォースの大きいフォーミュラーマシンですので、今回のポールタイムは1分21秒229と、主役イベントのGTワールドチャレンジアジアのマシンよりも7秒も速いラップタイムです。スーパーGTのGT500とGT300の間くらいですね。
フォーミュラの場合は、なるべくヘルメットにピントを合わせるのがセオリーなのですが、最近はHaloがあるのでなかなか思うように撮れません。最初はディスっていたのですが、導入されてから何度も「Haloがなかったらヤバかったかも」というクラッシュを見ているので、もう「なくせ」とは言えませんね。かっこ悪いのは確かなのでデザイン的にもう少しなんとかならんかとは思いますが。
メインストレートを正面から撮影できるポイントは、レースのスタート時に撮影したいのですが、なにせ皆ここで撮影したいのは「スタート」なのでポジションを確保するのは困難です。スーパーGTとなるとテストデーのスタート練習時でも無理めなのですが、今回は比較的空いていた(それでもちょっと厳しい)ので撮影してみました。
どこにピントを合わせて良いのか迷いますね。あと、ノーズ上面が反射で飛んでしまっていていまいち。ちなみにPLフィルターは減光目的で装着していました。
BMW M2 CS レーシングシリーズ・MINI チャレンジ
BMWのM2 CSとMINIのワンメイクレースも併催されていました。
欧州のコンパクスポーツは雰囲気が良いですよね。どちらも私のような貧乏人にはドン引きな価格で、とても買えませんが。。。
MINIは盛大にアフターファイヤーを吐くようなサーキット専用車から、ナンバー付きまで幅広くクラスがあるようです。音を聞いているとAT車もいましたね。見た感じでは全車ロールバーはついているようでした。
Fanatec GTチャレンジアジア 岡山ラウンドの混雑具合
基本的にガラガラです。日本はF1とスーパーGTだけは知名度が高くて混雑しますが、それ以外の4輪レースは非常に観戦者が少ないです。私は混雑を避けたいのでF1とスーパーGT本戦は行ったことがありません。それ以外のレースやテストデー、ファン感謝デーのようなイベントのみを見に行くようにしています。人が少ないのでとても快適に楽しめます。レースファンとしては悲しいやら嬉しいやらですね。
岡山国際サーキットには当然車で向かいましたが、渋滞は皆無でした。休日のイオンモールに駐車するよりもイージーです。メインスタンドを含む観客席や各撮影ポイントもガラガラでした。
飲食の屋台もご覧のような感じで列などはありません。この写真は正午過ぎのものです。毎年3月頃に開催されるスーパーGTのテストデーはもう少し混雑しますが、それでも全然ゆったりと観戦できます。田舎のサーキットのマイナーイベント最高です。
「ファナテック GT ワールドチャレンジ アジア Powered by AWS」は混雑もなく、カッコいいスーパーカーやGTカーをベースとしたレーシングカーがたくさん見れて、とてもお勧めのレースです。個人的には大混雑のF1とかスーパーGTとかを観戦しに行くよりも、こういった少しマイナー目のレースの方がゆったりと楽しめて好きです。あとはWECとか見に行きたいのですが、岡山から富士は遠いのですよねぇ。。。岡山国際でとは言いませんが、鈴鹿でやってくれないでしょうか。