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Pickupイベント・旅カメラ

「ファナテック GT ワールドチャレンジ アジア Powered by AWS」に撮影に行ってきました。

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地元(と言っても片道60km以上ありますが)の岡山国際サーキットで開催されたファナテック GT ワールドチャレンジを撮影しに行ってきましたので、イベントのレビューというほどではありませんが、とりあえず撮影した写真をペタペタと貼っていこうと思います。

基本的に走行中の車両を撮影している機材は「CANON EOS 5D markⅢ」+「SIGMA 500mm F4 DG OS HSM Sports」で撮影しています。

当日は日差しが強かったので、開放となるようにCPフィルターで少し減光しています。絞りが開放になるようにしているのはフェンスをより強くボカすためです。シャッター速度はサーキットでは1/250を基準にしています。この日はすべて1/250で撮影しています。

Fanatec GT World Challenge Asia Powered by AWS

Fanatec(ファナテック)ってなんのことだろう?と思っていたのですが、あれです。レーシングシミュレーター用の、めっちゃ高級なハンコンのメーカーです。余裕でン十万とかします。GTレースのメインスポンサー張れるくらい儲かっているのか。。。

私が若いころはレーシングカーはタバコマネーで走っていましたが、ここ最近はエナジードリンクで走っていますよね。でも、このGTワールドチャレンジアジアはハンコンとAWS(アマゾンのデーターセンター)とYogibo(ヨギボー)で走っています。AWSはそりゃ金持ってるだろうと思いますが、FanatecとかYogiboってそんなに売れているのか。。。

GTワールドチャレンジアジアはGT3、GT4、GTCマシンが出場しています。今年の予選トップタイムは、Dステーションのアストンマーチン ヴァンテージ AMR GT3が刻んだ1’28.236ですが、スーパーGTのGT500は1’17.177、GT300は1’24.286ですので、GT300よりも4秒も遅く、GT500とは11秒も差があることになります。実際に見ていても最初は「フォーメンションラップかな?」と思うくらい遅く感じました。マイクナイトで見ているとGT500のマシンは見ていて怖いくらいの速度で突っ込んできますからね。

昨今のアレヤコレヤに配慮しているのか、排気音もかなり小さくエンジンの回転数も低いので、ちょっと迫力に欠けるなぁというのが正直な感想です。まぁこんな時代ですので、エンジンで走って排気音があるだけ感謝しないといけないかもしれませんね。

私が観戦した第9戦の勝者はヨギボーのフェラーリ 488 GT3でした。2位も同じくCarGuyのフェラーリ 488 GT3でした。

Ferrari 488 GT3がワンツーフィニッシュだったのですが、翌日の第10戦ではDステーションのアストンマーチンのヴァンテージ AMR GT3が勝っていますので、488 GT3が突出して速いと言うわけでもなさそうです。余談ですが、このヨギボー 488 GT3はピントがやたらと合いやすくて、合掌率が異常に高かったです。

最近のアストンマーチン良いですよね。ヴァルキリーとかヴァルカンとか、めちゃくちゃ好きです。どちらも公道を走れない車ですが。。。

ヴァルカンはグランドツアー シーズン1 エピソード2でジェレミー・クラークソンが試乗していますが、本当にかっこよくて、サウンドも最高で、スペックも狂っていて、とにかく最高で最高です。石油王になったらヴァルカンを公道を走れるようにして乗り回したいですね。グランドツアーのこの回は何回も見返しています。

あまり好きなデザインではなかったマクラーレン 720Sですが、見慣れてきたのか、かっこいいかもと思うようになってきました。最近は欧州車を中心にこのようなソリッドグレーな色が流行ってきていますよね。

同じ720Sとランデブー走行のようにも見えますが、もちろん殴り合いやっています。

そのTeam Uematsuのマクラーレン 720Sです。720Sはライトの周りをボディ同色に塗ったら良いんでない?と思っていました。チーム名が日本人の名前なので気になって調べてみましたが、ドライバーの1人が「Tadao UEMATSU」となっていて、オーナードライバーのようです。株式会社の社長さんのようですね。私も金持ちになって自分のチームでGTレースを走りたいです。

同じくソリッドグレーな色合いのComet Racingのマシンです。このチームはホンダ NSX GT3 EVOとメルセデスAMG GT4で2クラスにエントリーしていました。

縁石ガンのせ、ありがとうございます。色合いが似ているので720Sも同じチームなのかと思っていましたが、720SはABSSA Motorsportという別のチームでした。

イベント全体としては、サポートレースとして「BMW M2 CS レーシングシリーズ」「MINI チャレンジ」を併催していたり、試乗会をしていたりとBMWが幅を利かせていたように思いましたが、エントリーはPLUS with BMW Team StudieのBMW M4 GT3が1台だけでした。最近のBMWのデザインはどうだろうと思うのですよね。。。マキバオー。。。

鼻以外はシャープでかっこいいデザインですので、鼻の下部を隠すだけでこんなにイケメンになります。

対するメルセデスは、もうお馴染みのメルセデスAMG GT3 EVOです。Triple Eight JMRというチームが同じカラーリングで2台エントリーしていました。こちらもグリルが大きすぎる感はありますが、全体的にローアンドワイドでロングノーズなフォルムがかっこよくて好きです。ただ、エンジン音がめちゃくちゃかっこ悪いのですよね。街中で市販車が走っているのも見かけますが、やはりエンジン音がシャレにならないくらいダサいです。

縁石ガンのせ、ありがとうございます。

レーシングポルシェはやはり良いですね。ポルシェ911 GT3 Rには安心感さえ感じます。911 GT3 RS、マジ欲しいです。吊るしで筑波1分切りもすごいですが、ウェットでも1分2秒で走っちゃうそうで、意味がわかりません。ターボでもありませんし、アホみたいなハイパワーでもありません。もちろん4WDでもありません。数値的なスペックではなく実際のタイムでぶったたくのがカッコいいですよね。

スーパーカーと言えば、ランボルギーニを忘れてはいけませんね。ウラカン GT3 EVOです。第9戦では残念ながらリタイアとなってしまいました。ランボルギーニは市販車状態で派手派手だからか、レーシングカーに仕立てた姿が似合わないというか、サーキットに似合わないというか、個人的にはそんな印象を持っています。


GT4クラスはエントリーが5台と少々さみしいです。

トヨタのGR スープラ GT4です。一緒に走っている車と比べるのは少々酷だと思いますが、ルーフもボンネットも高くて、モコモコしていて精悍さに欠けますね。。。エアロ組んで公道で見るとそれなりにかっこよいのですが。もうフロントエンジン車ではボンネットの低い車は作れませんからしょうがないところはありますけどね。

GT4唯一のマクラーレンである570S GT4は、ベンツによる煽り運転被害に合っていました(笑)

開放されたと思ったら、また別のベンツに。。。可哀そう。ちなみにリザルトを見るとグレーの方からは逃げ切ったようです。


スケジュールは、金曜日が1時間のフリープラクティスが2本、土曜日が各15分のQ1からQ4までと、第9戦の決勝が1時間で合計2時間、日曜日が第10戦の決勝が1時間のみという内訳でした。金曜日は入場料1,000円のみで駐車料金も無料と超お得ですが、天候が悪かったので行きませんでした。一応土日券を購入していましたが、最近体力が落ちていて土曜日のみで疲労困憊でしたので、日曜日は行くのをやめました。

このファナテック GT ワールドチャレンジ アジアは、F1やWEC、国内だとスーパーGTのようにワークスチームが自動車メーカーの威信をかけて戦うレースではありません。もちろん自動車メーカーもそれなりに支援していると思いますが、基本的にはプライベーターが「かっこいいGTマシンでレースしようぜ!」という雰囲気のレースです。大体のGT3車両は市販のスーパーカーをベースに良い感じに改造されていますので、車好きにはたまりません。最近のGT500車両は空力付加物が多すぎていまいちかっこよさに欠ける気がするのですよね。

今回の記事は「SIGMA 500mm F4 DG OS HSM Sportsというレンズは、実際にこれくらいは撮れるよ」というサンプルとしての意味合いも持たせて紹介しました。ほとんどが同社の1.4倍テレコンを装着して、フェンス越しに撮影したものです。コストパフォーマンスに優れた良いレンズだと思います。