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Android

「motorola edge 20」と「motorola edge 20 fusion」のスペックの違い

モトローラよりミドルハイクラスのedgeシリーズとして発売されたmotorola edge 20とmotorola edge 20 fusionの違いを見ていこうと思います。価格差は1万円程度です。他のシリーズも合わせてモトローラはかなり細かく刻んできますね。

ベンチマーク差は3、4割増程度か

motorola edge 20 motorola edge 20 fusion
OS Android 11
SoC Qualcomm Snapdragon 778G MediaTek Dimensity 800U
メモリ 6GB
ストレージ 128GB
SDカードスロット なし 最大512GB
ディスプレイ 6.7インチ FHD+(2400×1080)
アスペクト比 20:9
OLED 10-bitカラー
DCI-P3カラースペース
最大リフレッシュレート 144MHz


OLED

最大リフレッシュレート 90MHz

SoCがQualcommか、MediaTekかで差別化されています。edge 20に搭載されているSnapdragon 778GのAnTuTuベンチマークは50万ちょい、edge 20 fusionに搭載されているMediaTek Dimensity 800Uの同ベンチマークは30万半ばと言ったところのようです。割合で言えば30~40%程度ですので、大きいようなそれほどでもないような感じの差です。個人的にはAnTuTuベンチマークは30万くらいあればハイエンドゲームを除いては不自由はないと思っていますので、特に重い3Dゲームを高画質で遊びたいとかでなければedge 20 fusionでも十分だと思います。

SDカードスロットはedge 20では搭載されておらず、なぜかedge 20 fusionにだけ搭載されています。内蔵ストレージが32GBとか64GBが主流だった頃には必須でしたが、最近は普通に128GBのストレージが搭載されるようになりましたので、なくても特に問題はありませんね。ファイルの出し入れもクラウドストレージを使いますし。

ディスプレイは両者ともOLED(有機ELディスプレイ)で、ほぼ共通のスペックですが、売りの144MHzのリフレッシュレートはedge 20のみが対応しています。SoCの性能と合わせてゲーマーはedge 20をどうぞと言うことですね。ちなみにiPhone 13は60MHz、iPhone 13 Pro/Pro Maxで120MHzです。高いリフレッシュレートは消費電力がかなり大きいのですが、60MHzに指定したり自動調整の設定があります。

また、10ビットの色深度での「10億色の色彩表現」もedge 20のみの対応のようです。edge 20 fusionのサイトにもなぜか一箇所だけHDR10+の表記がありますが、恐らく誤表記と思われます。

1億画素のメインカメラはedge 20 fusionにも搭載

motorola edge 20 motorola edge 20 fusion
アウトカメラ1 メイン
10,800万画素 f/1.9
4K UHD(30fps)
FHD(60/30fps)
スローモーションFHD(120fps)
HD(240fps)
メイン


FHD(120/60/30fps)
スローモーションUHD(120fps)
HD(240fps)
アウトカメラ2 超広角(119.2°)/マクロ
1,600万画素 f/2.2
超広角:FHD(30fps)
マクロ:4K UHD(30fps) FHD(30fps)
超広角(118°)/マクロ
800万画素 f/2.2
超広角:FHD(30fps)
マクロ:FHD(30/60fps)
アウトカメラ3 望遠
800万画素 f/2.4
光学式手振れ補正
FHD(60/30fps)
深度センサー
200万画素 f/2.4
インカメラ 3,200万画素 f/2.25
4K UHD(30fps)
FHD(60/30fps)
スローモーションFHD(120fps)
HD(240fps)
3,200万画素 f/2.25
FHD(30fps)
HD(120fps)

アウトカメラはedge 20は3眼、edge 20 fusionは2眼+深度センサーという構成になっています。ちなみにedge 20 fusionのアウトカメラ1には「スローモーションUHD(120fps)」と表記がありますが、恐らくFHDの誤表記だと思います。

edge 20に搭載される望遠カメラは光学式の手振れ補正を搭載しているなど贅沢な仕様です。メインカメラに対して3倍の焦点距離となっているようで、3倍までズームすると自動的にこの望遠カメラに切り替わります。

望遠カメラが省かれている以外は近いスペックですが、実際に撮影した画質には差があるようです。

アピールポイントの一つであるメインカメラの1億画素は共にサポートされていますが、これに関しては少々説明が必要です。カメラの世界では常識なのですが、イメージセンサーのサイズが同じ場合、画素数が増えると画質は落ちる傾向にあります。巨大なフルサイズセンサーを搭載するハイエンドの一眼カメラでも2,000~3,000万画素、高画素機でも5,000万画素程度ですので、スマホの小さなイメージセンサーで1億画素は明らかに過剰です。また、一般にはあまり知られていませんが、カメラのレンズにも解像度というのがあります。こちらも一眼カメラ用の高価なレンズでも5,000万画素は厳しいものがあるくらいですので、レンズ的にもスマホ用の安価で小さなレンズでは1億画素は明らかに無理があります。実際にどの程度の写りなのか興味がありますね。

ただ、9つの画素を合成して1画素とする機能(ウルトラピクセル)も搭載されています。こちらは単純に1/9の1,200万画素になります。これならば安価なコンパクトデジカメよりも大型のイメージセンサーを搭載していますので、写りは良いのではと予想されます。カメラは色々と面白そうでじっくり触ってみたいところです。

edge 20はモトローラ史上、最薄・最軽量?

motorola edge 20 motorola edge 20 fusion
サイズ 163 x 76 x 6.99mm(最薄部) 166 x 76 x 8.25mm(最薄部)
重量 163g 185g

公式サイトには「モトローラ史上、最薄・最軽量 5G端末である」と記載されています。「モトローラのスマホの中で最薄・最軽量」なのか、「モトローラの5G端末の中で最薄・最軽量」なのかよくわかりませんが、同じ6.7インチスマホのiPhone 13 Pro Maxが7.65mm、238gですので、確かに薄くてかなり軽量です。

ただし、薄いボディに高スペックなカメラを搭載していますので、カメラの出っ張りもモトローラ史上最高と思われます。個人的にはカメラは最低限で良いので、このくらいの薄さであまり出っ張りのないスマホが欲しいです。

edge 20 fusionは少し厚めのボディですが、重量はedge 20には劣るものの十分に軽量なボディになっています。また、ディスプレイのサイズは同じですが、ベゼルが少し厚いのでedge 20 fusionのほうが縦方向が3mmだけ大きくなっています。

TurboPowerとはなんぞ?

motorola edge 20 motorola edge 20 fusion
バッテリー容量 4,000mAh 5,000mAh
充電 30W TurboPower

バッテリー容量はボディが厚い分、edge 20 fusionの方が20%以上大きいです。通常使用であれば4,000mAhもあれば十分だと思いますが、外でゲームをガンガンする人は気になるところかもしれません。

充電はモトローラ独自規格の「TurboPower」という急速充電規格になっています。最近やっとQuick ChargeとUSB PDの戦争が落ち着いて来たのに、また独自規格は勘弁して欲しいところです。30Wの充電に対応しているようで「10分間の充電で最大8時間の使用が可能」とのことです。

モトローラの日本向け公式ツイッターアカウントによると、Quick Charge 2.0と互換性があるようです。Quick Charge 2.0は最大18Wですので、30Wで充電できるというあたりが独自規格といったところでしょうか。USB PDでいいじゃんと思いますが、ライセンスフィーを回避するためとかなのでしょうか?Quick ChargeやUSB PDの充電器に繋いだときの挙動などに興味がありますね。

追記 後日実機にて下記検証を行いました。

おサイフケータイには非対応、Ready Forは共に対応

motorola edge 20 motorola edge 20 fusion
スピーカー シングルスピーカー
セキュリティ 指紋認証、顔認証
防水 IP52
SIMスロット 2スロット、DSDS(5G+4G)
Wi-Fi 11a/b/g/n/ac/ax (2.4/5GHz)
Wi-Fi 6E対応
11a/b/g/n/ac (2.4/5GHz)
Bluetooth Bluetooth 5.2 Bluetooth 5.0
NFC 対応 対応
おサイフケータイ なし なし
インタフェース USB Type-C(USB2.0) USB Type-C(USB2.0)
3.5mmヘッドセットジャック
Ready For 有線 非対応
ワイヤレス 対応
PC接続 対応
有線 非対応
ワイヤレス 非対応
PC接続 対応

スピーカーはモノラルスピーカーです。このあたりもゲームガチ勢には気になるポイントでしょうか。また、イヤホンジャックもedge 20 fusionにのみ搭載されています。

防水はIP52と軽めの防滴レベルです。残念ながらおサイフケータイには対応していません。普段電車に乗る人には大きなマイナスポイントですね。

モニタやPCに接続して大きなモニタでPCのように操作できるReady Forには3通りの接続方法があります。上表の有線というのはモニタにHDMIで直接接続し、マウスやキーボードも接続することでPCのように使用できる機能です。これにはなぜかEdge 20シリーズでは対応していません。

ワイヤレスというのはMiracastのことです。モニタ側に受信機能が必要ですが、Fire TVなどが対応していますので、モニタにこれらを挿せば利用できます。これもPCのようなデスクトップ画面が表示されてマウスやキーボードを接続すればPCのように使用できます。

PC接続というのはPCにUSBで接続して、PCのデスクトップ上にスマホの画面も一緒に表示します。もちろんPCに接続されているマウスやキーボードで操作できます。PC接続はPC側にアプリケーションをインストールする必要があり、Windowsのみ対応しています。

DSDS(5G+4G)は「片側が5G、片側が4G」というわけではなく「両方のスロットが5Gと4Gに対応」とのことです。各キャリアの対応周波数への対応などは下の記事にまとめていますので参考にしてください。

edge 20の方はWi-Fi 6Eに対応しています。地味に嬉しいところです。

motorola edge 20とmotorola edge 20 fusionはどちらが買いか?

バッテリー容量やSDカードスロット、イヤホンジャックの搭載など、edge 20よりもedge 20 fusionの方が優れているところもあり、これらが気になる人はedge 20 fusionを選択することになります。

motorola edge 20 motorola edge 20 fusion
メーカー直販価格 54,800円 43,800円

では全体的にどちらがお買い得かと言われると難しいところですね。価格差に対して良い感じの機能の差別化ですが、カメラの画質がスペック以上に劣るのであればedge 20の方が良い気がします。私は機能的にはedge 20 fusionで十分なのですが、ボディのデザインがスッキリしているedge 20を選択すると思います。

追記 後日、edge 20を購入しました。

source:motorola edge 20motorola edge 20 fusion

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