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カメラ

遂に役者が揃った!EOS 6D MarkIIをD750と比較!

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やっと出てきましたね。キャノンのエントリーフルサイズカメラ「EOS 6D MarkII」 スペックも価格もニコンの人気モデルD750にガチンコでブツケてきました。さっそくD750と比較してみたいと思います。また思いの外5Dシリーズの型落ちモデルEOS 5D MarkIIIと迷っている人もいるようですので、こちらとも比較してみます。

「EOS 6D MarkII」は旧型「EOS 6D」から何が変わったのか?

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まずはEOS 6D MarkIIが旧型のEOS 6Dから何が変わったかの比較からです。とは言ったものの何から何まで強化されていてどこから触れていけば良いのかわからないくらい、6D MarkIIは6Dとは全く別のカメラになった感じです。

一番大きな違いだと思うのはオートフォーカスの測距点と連写速度です。端的にいうと6Dは動体を撮るには完全に役不足でしたが、6D MarkIIは動体を撮るのに必要充分な性能になりました。5Dシリーズがよく「オールラウンダー」と言われますが、この6D MarkIIもオールラウンダーと言えるカメラになりました。高級機の5Dと廉価版の6Dの位置づけです。

AF測距点が11点と言うのは正直現代のカメラとしてはあり得ない低性能ですし、クロス測距点が1点というのも、止まっているものですら不安を感じます。対して6D MarkIIは測距点45点は上位機種に配慮してか少々抑えめな感じですが、その全てがクロス測距点になっており上位機種5D MarkIVのクロス測距点41点を僅かながら上回っています。エクステンダーを使用して開放F8になった時に必要なF8対応の測距点も27点もあります。

連写速度も個人的には毎秒6コマあたりが必要充分な連写速度で、毎秒4コマ近辺になるとあからさまに「遅い」と不足を感じます。逆にあまり高速だと後で写真の選定がたいへんです。

そして何と言っても液晶モニタがバリアングル式になりました。キャノンのフルサイズ機では可動液晶は初搭載です。正直やっとかというところですが、まずは歓迎しましょう。

またISO感度も常用上限が40000とされていて、これも数値的には5D MarkIVの32000を上回っています。ISO感度は数値ではわからないところがありますので、発売されて実写を待ってからの判断になりますが、新開発のイメージセンサーですし期待したいところです。

アンチフリッカーやタッチパネル、Bluetoothなど最近の潮流にもしっかりとのっています。

今このクラスで新品を1台選ぶのであればこのEOS 6D MarkIIは最有力だと思います。唯一不満を上げるとすればキャンペーンのショボさでしょうか。キャッシュバックプリ~~ズ!!!

ガチンコ対決!「EOS 6D MarkII」と「D750」はどちらが買いか?

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ここからが本題です。誰もが気になるニコンの「D750」との比較です。今まではこのクラスのフルサイズ一眼ではD750の独壇場でした。売れ行きはα7IIの方が良かったようですが、α7IIはボディ内手ブレ補正やそのコンパクトさからスナップには最高のカメラですが、動体を撮るには性能的にもレンズラインナップ的にも役不足です。そこへキャノンが性能、価格共にガチンコで6D MarkIIをぶっこんできました。正直「遅いよ」と思いますが、、、

性能的には非常に拮抗していると思います。AF測距点はD750がクロス測距点が15点というのが気にはなりますが、最近のニコン機のAFはかなり正確性が高いようですので、必ずしも6D MarkIIの方が優れているとは言えません。

一つ大きな違いと言えるのは「デュアルピクセルCMOS」の搭載です。これは動画撮影時に位相差AFが可能であることを意味しています。D750は動画撮影時にはコントラストAFですので撮影中のスムーズなAFは望めません。ある程度動画も撮りたいという人は6D MarkIIの方が良いでしょう。もっとも動画に重きを置くのであればα7IIを選択するべきだと思いますが。

またD750もフレームにマグネシュウムやカーボンを採用して軽量化に努めていますが、6D MarkIIの方が10%近くも軽量に仕上がっています。機材の重量というのは意外にじわじわと(肩や腰に)きますので重要です。内蔵フラッシュがないのはキャノンの伝統みたいなものですが、家族写真などに使う人だと地味に不便でしょう。

写真撮影に関してはどちらを選択しても大差はないと言えますが、最初の1台として購入する場合はこの選択は「キャノンのレンズを選ぶかニコンのレンズを選ぶか」ということを意味します。レンズの性能としてはどちらも充分に高性能なのですが、多少ラインナップに差がありますし、ニコンの方が高価な傾向にあります。

番外編?でもない「EOS 6D MarkII」と「EOS 5D MarkIII」を比較!

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私は去年の年末に5D MarkIIIを購入したのですが、それは「6D MarkIIが待ちきれない」「恐らく5D MarkIIIと同等くらいのスペックと予想された」からでした。実際登場してみると基本的なところは同等か6D MarkIIの方が少し良いか?くらいです。新品の実売価格も現状ではほぼ同等です。では6D MarkII一択かと言えばそうも言えない部分があります。

基本的には5Dはハイアマチュア~プロ向け、6Dは廉価版です。もちろん5D MarkIIIは去年型落ちとなった4年以上も前の機種ですが、やはり高級機としての違いがあります。その最たるものは操作性です。まず物理ボタンの数が見た目に違います。特に大きいのがこのジョイスティックです。

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このジョイスティックはファインダーを覗いたまま親指でグリグリすることでAF測距点を自由に変更できます。私はこれを多用しますので6D MarkIIが購入時期に間に合っていたとしても、5D MarkIIIを購入して良かった思っています。

またAF測距点もスペック上では同等以上ですの数ですが、その配置は5D MarkIIIに比べてかなり中央に寄っています。測距点は数そのものよりもカバーしている範囲の方が大切ですので、これも5D MarkIIIの方が良いでしょう。

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逆に5Dは液晶が稼働しないのはとにかく不便です。ローアングル撮影はスナップでは多用したいところですが、そこら辺に寝転がるわけにはいきませんし、自然と撮れる写真が制限される形になります。Wi-Fiに対応していないのも不便です。また5D MarkIIIは重量級ですので6D MarkIIとは200g弱もの重量差があります。単純に4年半以上前の型を買うのか?という気分的なところもあるでしょう。

このようにわりと拮抗して長短ありますので悩ましいところだと思います。

まとめ

6Dの発売が2012年11月でしたので一眼レフの一般的なモデルチェンジサイクルと言われる4年目の去年の暮れ頃、「9月のフォトキナで」「来年2月のCP+で」「春には」「初夏までには」と噂もずるずると後ろにズレていき、8ヶ月遅れで遂に6D MarkIIが発売されることになりました。

カメラはハードウェア的にみても知れば知るほど奥が深く機能や性能差は多岐に渡ります。ただ同価格帯であれば意外と撮れる写真は同じようなものですので、悩みすぎる必要はないと思います。今回紹介した3機種は何れも素晴らしいカメラだと思います。

ではまた!

Source : キャノン

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