「Surfaceよりは若干お買い得ですよ」みたいな感じで非常に微妙な空気で登場したASUSの「TransBook 3 T303UA」ですが、いきなり5万5000円も値下げしてきました。今まで見向きもしなかったのですが、これだけ値下げされると一気に注目度が上がる訳で、今更ながら「Surface Pro 4」と比較してみたいと思います。
値下げされた「TransBook 3 T303UA」は「Surface Pro 4」と比較してお買い得か?
TransBook 3はMicrosoft Office付属モデルのT303UA-512が194,184円、OfficeなしモデルのT303UA-6200が167,184円と価格を見ただけで門前払いでしたが、今回の値下げによりそれぞれ140,184円と107,784円となりました。
MicrosoftのSurface Pro 4は6モデルもありますが、価格的に対抗となりそうな下2モデルを比較対象としました。この上はCPUがCore i7となり19万円台になります。
Surfaceはキーボードカバーが別売りですので17,712円を加算して比較しています。
CPUはちょっとだけSurface Pro 4の方が上ですが、この差は体感できないような小さな差です。メモリーはヘビーな処理をしなければ4GBで大丈夫ですが、このクラスはヘビーな処理もできるのが売りですので8GB欲しいですね。SSDは大盛り512GBです。ストレージは256GBあれば十分だとは思いますが多いに越したことはありません。
OSはWindows 10のHomeとProの違いがあります。Windows 10 HomeとWindows 10 Proの違いは主にビジネスユースの機能でドメインに参加できるか、リモートデスクトップに対応しているか、Hyper-Vに対応しているかなどですが、リモートデスクトップはTeamViewerなどもっと優れたソフトがありますし、Hyper-VもVertualBoxなど使えば良いことです。HomeはWindows Updataを手動更新にできない事を問題視する声もありますが、モバイル回線接続ではダウンロードしませんし、再起動は引き伸ばせますので何が問題なのだろうと思います。
もうどこをどう見てもTransBook 3 T303UAの方がお買い得です。そりゃ5万5000円も値下げしたのですから。Surface Pro 4が全モデルでOfficeが抱き合わせになっているのに対してTransBook 3 T303UAは任意に選択できるのも大きいです。仮にSurface Pro 4がOfficeなしで3万円安ければもう少し競争力あると思います。
「TransBook 3 T303UA」はバッテリー駆動時間が弱点?
TransBook 3 T303UAにはバッテリー駆動時間が短いという弱点がよく言われます。しかしUSB充電に対応しているという強みがそれを補っています。ASUSの公式サイトでは明記されていないのですが、これは非常に大きな武器なのでアピールした方が良いと思います。個人的にはモバイル機器にはUSB充電対応は必須ではないかと思います。USB充電に対応していれば専用アダプタを持ち歩く必要がないだけではなく、なんといってもモバイルバッテリーで充電できるからです。
まとめ
一時期は高級路線にシフトしようとしていたASUSですが、私達のASUSが帰ってきたという感じですね。個人的にはキックスタンドよりはオーソドックスなクラムシェルの方が好きなのですが、このタイプに興味があったり、スタイラスペン入力のPCが欲しければTransBook 3 T303UAは確実にお買い得だと思います。
ではまた!
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