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LTE対応の「ZenPad 3S 10」の違いはLTE対応だけではない。Z500KLとZ500Mの違いを比較

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ASUSのちょっとプレミアムな10インチAndroidタブレット「ZenPad 3S 10」にLTE対応モデルが発売されました。LTE対応のZ500KLは従来型のWi-Fi版のZ500Mと比較して単にLTEに対応しただけはないようですので違いを見ていきたいと思います。

安定のLTE対応

対応周波数はLTEが「B1/B3/B5/B7/B8/B9/B18/B19/B20/B26/B28/B38/B41」、3Gが「B1/B5/B6/B8」に対応しています。ドコモ回線のFOMAプラスエリアのB6と、プラチナバンドのB19に対応していますのでエリア的にはかなり安心できます。このあたりはASUSは抜かりありませんね。

2つの異なる周波数の回線を組み合わせて通信速度を稼ぐキャリアグリゲーションにも対応しています。「ZenPad 7.0」や「ZenPad 3 8.0」では対応していた通話には対応していません。流石に10インチで電話はしませんよね。

LTEに対応しただけではありません!

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スペック・価格的にライバルとなる「iPad Air 2」とスタイラスペン繋がりで「iPad Pro」の9.7インチ版も一緒に表にしました。LTE対応以外で変更になった箇所を赤字にしています。

LTE対応のZenPad 3S 10であるZ500KLはバッテリーが強化されています。iPad Air 2の27.3Whを換算すると5480mAhになりますので、それを下回っていますが10%ちょい重くなっています。更にSoCがMediaTekからQualcommのSnapdragon650に変更されています。MediaTekのMT8176のAnTuTuベンチマークは50000程度なのに対してSnapDragon650は80000程度ですのでかなりの強化です。

それでいて5,000円程度の価格アップですのでお得感があります。ちなみにiPadはLTE対応になると一律14,000円アップです。Wi-Fiのタブレットとして見た場合はiPad Air 2との価格差は小さいですが、LTE版やスタイラスペン込でiPad Proと比較するとかなりお買い得と言えます。今10インチクラスのAndroidタブレットだとこのZenPad 3S 10かiPad Air 2がスペックや価格的、プレミアム感的にバランスが良いのではないかと思います。

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廉価版のZenPad 10やiPad Air 2と比べるとZenPad 3S 10は狭額縁でカッコイですね。ZenPad 10も十分使えるスペックですし、実売20,000円程度と非常に安価ですのでストレージが16GBときつめですが、あまり拘りがなければZenPad 10も良い端末だと思います。

ではまた!

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