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MVNO(格安SIM)がどれくらい安いのか計算してみました。

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あまりにも利用料金の価格差が大きいのでMVNOが安いのは直感的にわかるのですが、キャリアは端末の割引もありますし、実際のところ具体的にどれくらい安くなるのかを計算してみる事にしました。今回はついでにiPhoneについても調べています。

前提条件

私は今回は手持ちのauのXperia ZL2にmineoのSIMを挿すことを予定していますが、本当はZ3かZ4が欲しいので、AndroidはXperia Z3と新発売のXperia Z4を対象にしています。iPhoneは私が買うとしたらという視点でiPhone6 Plusの64GB版を対象にしています。MVNOはdocomo系とau系それぞれからIIJmioとmineoを、キャリアは3大キャリアで調べてみました。

本当は「2年縛り」は実質的には25か月縛りだったり、契約月の日割りができるか?解約月の日割りができるか?(これがまたキャリアによってまちまちだったり販売店によって回答が異なったり、、、)ドコモの場合は1日と2日以降に契約した場合で更新月の解釈が変わったり、解約が1日だとその月の料金が免除されるとかの話があったりで色々あるのですが、ややこし過ぎるので単純に24ヵ月きっかりで計算してます。

MVNOの端末は別途Amazon等で購入する事を前提にしています。白ロムは相場が変わりますので大体の価格です。またMVNOは通常1年縛りですが、キャリアに合わせる為にMVNOも2年のコストで計算します。

通話コストは考慮に入れていませんのでMVNOには各自毎月使う電話代を加味して考えてください。

IIJmio

端末

Z3(SIMフリー) 約65,000円
Z3(docomo版) 約45,000円
iPhone6 Plus(docomo版) 約88,000円

Z3はdocomo版は基本的にテザリングができません。ソフトウェア的に細工をすればできるようなのでリスクを承知であればdocomo版でも良いと思います。iPhone6はdocomo版でもテザリングができるのであえて高価なSIMフリー版を選択することもないと思います。

利用料金

3Gで1,600円です。明朗会計で良いですね。
1,600円 × 24ヵ月 × 消費税1.08 = 41,472円

mineo(マイネオ)

端末

Z3(au版) 約40,000円

au系MVNOは基本的にiPhoneは使えませんのでZ3のみですが、Z3のau版は安いです。

利用料金

3Gで1,590円です。こちらももちろん明朗会計。MVNOの価格は十分に安いしほぼ横並びなのでもう比較の必要もありませんね。
1,590円 × 24ヵ月 × 消費税1.08 = 41,212円

docomo

端末

Z3 0円(19,440円 – 月々割810円 × 24ヵ月)
Z4 10,368円(93,312円 – 月々割3,456円 × 24ヵ月)
iPhone6 Plus 29,808円(99,792 – 月々割2,916円 × 24ヵ月)

利用料金

基本料金2,700円 + ISP300円 + パケット(2G)3,500円 = 6,500円

6,500円 × 24ヵ月 × 消費税1.08 = 168,480円
これはキャリアは横並びですね。

au

端末

Z3 5,046円(64,800円 – 誰でも割43,200円 – 毎月割450円 × 24ヵ月 – NMP割引最大15,000円 + auスマートパス402円 × 23ヵ月)
Z4 5,045円(84,240円 – 誰でも割16,200円 – 毎月割2,385円 × 24ヵ月 – NMP割引最大15,000円 + auスマートパス402円 × 23ヵ月)
iPhone6 Plus 30,680円(99,360円 – 毎月割2,445 × 24ヵ月 – NMP割引最大10,000円)

Android端末の場合はauスマートパスなしだと毎月割が減額になってしまいます。しかもHPで見積を表示するとauスマートパスが必要ないiPhoneはトータルでの見積もりが表示されるのにAndroid端末は端末の価格のみしか表示されずトータルでの価格が分からないようになっています。騙す気満々です。「月400円くらい良いだろう?」という感覚なんでしょうね。そういえば今の契約する時も契約書書いてる時になって「あぁそれからこの価格はスマートパスが必要なんですよ」とか言われました。その段階で400円と聞いて「それじゃやめる」って人は少ないですもんね。しかもその減額が324円と70円程度の差なので「70円くらい」となるのですよね。実際には最初の提示価格より月400円上がってるのですが。私も「あ、そなの」でサインしちゃいました。月400円て2年で1万円弱なので端末価格が1万円上がるのと一緒なんですけどね(今に限ればNMP割引で半分くらい相殺されています)。そう聞いたら普通ふざけるなとなりますよね。ほんと印象操作で搾り取ろうとするの勘弁してもらいたいものです。初月は無料なので23か月分を加算しています。

利用料金

基本料金2,700円 + ISP300円 + パケット(2G)3,500円 = 6,500円
6,500円 × 24ヵ月 × 消費税1.08 = 168,480円

docomoとぴっちり同じです。auスマートパスは機種に依存するので端末代に含めています。

Softbank

端末

Z3 8,880円(69,120円 – 月々割2,880円 × 24ヵ月 + AppPass370円 × 24ヵ月)
Z4 8,880円(81,120円 – 月々割3,380円 × 24ヵ月 + AppPass370円 × 24ヵ月)
iPhone6 Plus 30,680円(108,720円 – 月々割2,835円 × 24ヵ月 – のりかえ割10,000円)

各社色々とお得に見えるように割引形態を変えていますが、iPhoneはほとんど誤差の範囲で価格が一致してますね。

Z3とZ4は実質0円なのですが、ちゃんと落とし穴があってAppPassの契約が条件になっています。その分を加味すればご覧の通り。流石ソフトバンクです。ただHP上での見積もりではきちんとトータルの表示でわかるようになっているのでauよりは良心的ですね。

利用料金

基本料金2,700円 + ISP300円 + パケット(2G)3,500円 = 6,500円
6,500円 × 24ヵ月 × 消費税1.08 = 168,480円

こちらもAppPassは機種に依存するので端末代に含めています。

まとめ

これらを表にまとめました。

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キャリアはあの手この手で客を煙に巻こうとしていますが、結局トータルで見るとそれほど違いはありませんね。ただ実際に店頭で話を聞くと

ドコモ → このメーカー価格通り
au → 1万円くらいのキャッシュバック
ソフトバンク → 2万円くらいのキャッシュバック

が相場のようです。家電量販店によっては端末を一括で支払うと10%ポイントが付いたりするのでそれも考慮に入れる必要があります。

主力となっている通話し放題プラン以外にいわゆる旧プランもまだ残っていて、ソフトバンクで話を聞いたところホワイトプランが無料になったりなんじゃかんじゃで「端末0円で月の料金が6000円くらいで2万円キャッシュバック」という条件の提示を受けました。トータルコストは12万円半ばとなり、24ヵ月で割ると1か月あたり2,000円程度の差となります。このくらいになると速度の安定性やサポートを考えてキャリアを選択するのもありかもしれません。

私は地方在住なので車で移動しますし仕事も外回りではないので実際のところそれほどスマホに依存していません。従ってこの価格差であれば速度やサポート面に関して目をつぶろうと言う気になります。しかし都会の人でいつも電車で移動の人や外回りの人などは「このくらいの差ならば」となるかもしれませんね。どこまで求めるかと懐具合と天秤にかけて選択してください。

下記で速度を実測で比較しています。

201507_14_910 デジモノステーション付属SIMでmineoとauの速度を比較してみました。

ではまた!

Source : docomo  au  SoftBank  mineo  IIJmio

 

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