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スマホ対応周波数帯

モトローラのエントリースマホ「moto g64 5G」の対応バンドをキャリア別に解説

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モトローラからエントリークラス向けに「moto g64 5G」が登場しましたので、各キャリアのSIMで使用した時の対応バンド(対応周波数帯)を解説します。

motorola edge 40 neoの対応周波数帯

対応バンド
4G LTE B1/B2/B3/B4/B8/B11/B12/B17/B18/B19/B26/B28/B38/B41/B42
5G NR n1/n3/n28/n41/n77/n78

4G LTEの対応バンドは特に多いという訳ではありませんが、日本で使用されている主要なバンドはサポートされています。

5G NRでは、残念ながらドコモのn79には対応していません。n79は海外のSIMフリースマホでは対応していないことが多く、明確なドコモ回線の弱点となっています。最近はPixelシリーズなど海外製SIMフリースマホでも対応してきていますので、時間が経てば対応するのがスタンダードになると思いますが。

5Gに対応していれば、より高速に通信できる可能性は高まりますが、まぁ4Gのバンドにしっかりと対応していれば実用上は問題ないでしょう。エントリークラスですので当然ながらミリ波には対応していません。

ドコモ 対応周波数帯

4G LTE

バンド 対応 備考
Band1(2.0GHz) メインバンドでありかなり広め。山間部などに行かなければ大体大丈夫。
Band3(1.7GHz) 東名阪で整備されている高速通信用のバンド。
Band19(800MHz) プラチナバンド。郊外~山間部では必要。
Band21(1.5GHz) × 一部の地方都市で整備されている高速通信用のバンド。
Band28(700MHz) プラチナバンド。市街地~郊外用(?)で山間部には見られない。
Band42(3.5GHz) PREMIUM 4Gの高速通信用のバンド。

Band21には対応していませんが、より高速なBand42に対応していますし、特に問題にはならないでしょう。プラチナバンドを含め必要なバンドを網羅していますので、ドコモ系のSIMで問題なく使用できるでしょう。高周波のBand42にも対応していますので高速な通信も期待できます。

5G NR

バンド 対応 備考
n1(2.0GHz) 4G LTEから転用された周波数帯のSub6です。Sub6の中でも周波数が低めなので速度は遅めです。
n28(700MHz)
n78(3.4~3.7GHz) Sub6と呼ばれるあまり周波数の高くないバンドです。LTEの延長のような周波数です。
n79(4.5GHz) ×
n257(28GHz) × ミリ波と呼ばれる非常に周波数の高いバンドです。周波数が高いので高速通信が可能ですが、遮蔽物などに弱いために通信できる範囲は限定的です。遮蔽物どころか雨程度にも影響を受けるようです。

ミリ波には対応していません。

n79は海外製のSIMフリースマホでは対応していないことが多く、ドコモ回線の弱点となっています。n79は関東を中心にかなりエリアが広いと言われていますので、5Gに繋がらないエリアがそれなりにあると思われます。

ソフトバンク 対応周波数帯

4G LTE

バンド 対応 備考
Band1(2.0GHz) メインバンドの一つ。ドコモに比べるとかなり狭め。
Band3(1.7GHz) 他社を買収したバンド。エリアも広く高速通信が可能なバンド。
Band8(900MHz) プラチナバンド。
Band11(1.5GHz) × あまり使用されていないバンド。
Band28(700MHz) プラチナバンドだがあまり整備されていない。
Band42(3.5GHz) キャリアアグリゲーション用の高速通信バンド。

プラチナバンドを含め主要なバンドを網羅していますので、ソフトバンク系のSIMで問題なく使用できるでしょう。高周波のBand42にも対応していますので高速な通信も期待できます。

5G NR

バンド 対応 備考
n3(1.7GHz) 4G LTEから転用された周波数帯のSub6です。Sub6の中でも周波数が低めなので速度は遅めです。
n28(700MHz)
n78(3.4~3.7GHz) Sub6と呼ばれるあまり周波数の高くないバンドです。LTEの延長のような周波数です。
n257(28GHz) × ミリ波と呼ばれる非常に周波数の高いバンドです。周波数が高いので高速通信が可能ですが、遮蔽物などに弱いために通信できる範囲は限定的です。遮蔽物どころか雨程度にも影響を受けるようです。

ミリ波には対応していません。主要なバンドを網羅していますので、ソフトバンク系のSIMで問題なく使用できるでしょう。

au 対応周波数帯

4G LTE

バンド 対応 備考
Band1(2.0GHz) メインバンド。
Band3(1.7GHz) 一部地域の高速通信用バンド。
Band11(1.5GHz) × 一部地域の高速通信用バンド。
Band18(800MHz) プラチナバンドでありメインバンド。これが未対応だとかなりきびしい。
Band26(800MHz) これに対応していたらBand18に対応していなくてもOK。
Band28(700MHz) プラチナバンドだがあまり整備されていない。
Band41(2.5GHz) WiMAX2+と呼称される高速通信用バンド。
Band42(3.5GHz) キャリアアグリゲーション用の高速通信バンド。

主要なバンドを網羅していますので、au系のSIMで問題なく使用できるでしょう。高周波のBand41、Band42にも対応していますので高速な通信も期待できます。

5G NR

バンド 対応 備考
n3(1.7GHz) 4G LTEから転用された周波数帯のSub6です。Sub6の中でも周波数が低めなので速度は遅めです。
n28(700MHz)
n41(2.5GHz)
n77(4.0GHz) Sub6と呼ばれるあまり周波数の高くないバンドです。LTEの延長のような周波数です。
n78(3.7GHz)
n257(28GHz) X ミリ波と呼ばれる非常に周波数の高いバンドです。周波数が高いので高速通信が可能ですが、遮蔽物などに弱いために通信できる範囲は限定的です。遮蔽物どころか雨程度にも影響を受けるようです。

ミリ波には対応していません。auのみが運用しているn41にも対応しています。主要なバンドを網羅していますので、au系のSIMで問題なく使用できるでしょう。

楽天モバイル 対応周波数帯

4G LTE

バンド 対応 備考
Band3(1.7GHz) メインバンド。
Band18(800MHz) 楽天の言うところのパートナー回線。実際にはauのプラチナバンド。楽天モバイルの基地局はかなり増えてきているが、山間部などはこれが未対応だとかなりきびしい。Band28が運用開始されたら縮小されていく予定。
Band26(800MHz) auと同じく、これに対応していたらBand18に対応していなくてもOK。Band28が運用開始されたら縮小されていく予定。
Band28(700MHz) 楽天モバイルが新しく獲得したプラチナバンド

楽天モバイルはBand3のみで、楽天モバイルの電波をつかめない場所ではパートナー回線と呼ばれるauの回線(Band18またはBand26)につながるようになっていますが、どうも混雑する箇所ではauが優先されるようで、一部地域では繋がりにくいようです。しかし、遂に楽天モバイル独自のプラチナバンド(700MHz帯)が運用開始となり、このような弱点はなくなっていくと思われます。

auのバンドを含め楽天モバイルのLTEバンドにはすべて対応していますので、楽天モバイルのSIMで問題なく使用できるでしょう。

5G NR

バンド 対応 備考
n3(1.7GHz) 4G LTEから転用された周波数帯のSub6です。Sub6の中でも周波数が低めなので速度は遅めです。
n77(3.8~3.9GHz) Sub6と呼ばれるあまり周波数の高くないバンドです。LTEの延長のような周波数です。
n257(27.00~27.40GHz) X ミリ波と呼ばれる非常に周波数の高いバンドです。周波数が高いので高速通信が可能ですが、遮蔽物などに弱いために通信できる範囲は限定的です。遮蔽物どころか雨程度にも影響を受けます。

ミリ波には対応していません。主要なバンドを網羅していますので、楽天モバイルのSIMで問題なく使用できるでしょう。


moto g64 5Gはエントリークラスのスマホではありますが、SoCのMediaTek Dimensity 7025は大抵のゲームで問題のないくらいのパフォーマンスですし、8GBのメモリーに128GBのストレージ、6.5インチのモニタはフルHD+(2,400×1,080)の解像度に120Hzのリフレッシュレートに対応しています。30Wの急速充電にも、おサイフケータイにも対応、メインカメラは一昔前には高級品の代名詞だった光学式手ぶれ補正にも対応と、全く死角がありません。これが、このスタグフレーションの時代に税込34,800円な訳ですので、かなり戦略的な価格なのではないでしょうか。

のりかえ価格として[PR]IIJmioにて税込7,980円という激安価格で販売されています。