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XPERIA C5 Ultra レビュー第3弾! その他こまごまと

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最近FREETELのKATANA01ばかりで、XPERIA C5 Ultraをほったらかし気味でしたが、メイン機はこのXPERIA C5 Ultraです。まだまだ良い所悪い所ありますので、もう少し細かいところをレポートしたいと思います。

ファーストレビューはこちらのエントリーをご覧ください。

201511_08_910 ベゼルレスで世界一かっこいいXPERIA! XPERIA C5 Ultraファーストレビュー

カメラ

XPERIA C5 Ultraはメインカメラ・インカメラ共に1300画素のLEDフラッシュ付きカメラを搭載しています。私は自撮りとかしないのでインカメラは無くても良いくらいなのですが、、、

下はトリミングした画像ですが、結構シャープに撮れています。光量が不足する室内でだいぶ頑張っていると思います。
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クリックで大きな画像が表示されます。

ただ、カメラの起動がかなり遅くイライラします。2~3秒くらいかかります。前に使用していたXPERIA ZL2はその時のハイエンドモデルだけあってほぼ瞬時に起動していたので大違いです。

微妙に親指が届きにくい片手モード

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最近は大型スマホには搭載されることが多くなった片手モードですが、XPERIA C5 Ultraも搭載しています。左下を右上にスワイプする事で左に寄った片手モードになります。逆に右下を左上にスワイプすると右に寄った状態で片手モードになります。
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サイズが変更できたりと自由度も高く悪くないのですが、最初に片手モードに切り替える左下(もしくは右下)に親指を持って行くのがかなり厳しいです。ホーム画面をダブルタップとかで片手モードに切り替わってくれれば良いと思うのですが、、人差し指が電源ボタンに掛かるように持つと下の写真のように親指が届きません。
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おサイフケータイなし

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NFCは搭載していますが、FeliCaチップを搭載していないので、残念ながらおサイフケータイには対応していません。つまりEdyやモバイルSuicaは使用できません。

ダブルタップでの画面起動なし

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最近のスマホで搭載されることが多くなった「画面をダブルタップしてスリープを解除」する機能は搭載されていません。XPERIAは握った時に自然と人差し指が電源ボタンの位置にくるので必要はないと思います。

テザリングはもちろんOK

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ドコモの端末にMVNOの組み合わせではテザリングはできませんが、XPERIA C5 UltraはSIMフリー端末ですのでドコモ系MVNOとの組み合わせでテザリングできます。

海外版スマホでは珍しい?通知LEDあります

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「携帯に不在着信があったらすぐに折り返さなければならない」「メールを見ていなかったは言い訳にならない」「LINEで即時返信しなければ仲間はずれ」というのは日本人だけなのか、海外版のスマホでは通知LEDがない事が多いのですが、XPERIA C5 Ultraには搭載されています。不在着信、メール受信、LINEメッセージ受信等の時にはちゃんとLEDがピッコンピッコンします。充電中は赤に点灯し、90%以上充電されると緑色に変わります。

やっぱりなかったストラップホール

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ストラップを付ける習慣というのも欧州にはないようで、やはり海外版のスマホではストラップホールがない事が多いです。XPERIA C5 Ultraにもありませんでした。私は過去何回かストラップのおかげでスマホを落下させずに済んでいることもあって、ストラップは必ず欲しいですので、ケースにピンバイスで穴をあけて装着しました。詳しくは下記エントリーで。

201511_08_920 Xperia C5 Ultra おすすめアクセサリ

防水なし

防水には非対応のようです。私はお風呂に持ち込んだりしませんし、カバーも付けていますので多少水が掛かったくらいでは大丈夫でしょうから問題ありません。

らくらくスマートフォン問題

大きいモニタに期待することは2つあります。

1つ目は「大きく表示して小さいものを見やすくする」ことです。下の写真のように雑誌の電子書籍を読むような場合に有効で、私は6インチスマートフォンが欲しかった理由の1つです

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右は5インチのXPERIA ZL2で、左が6インチのXPERIA C5 Ultraです。5インチでは拡大しないで読むのは厳しいですが、6インチだと大丈夫な感じです。これは期待通りでした。
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2つ目に期待することは「たくさんの情報を一度に表示する」ことですが、これが残念な感じです。下の写真を見るとほとんど情報量に差がないことがわかります。
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一番上の通知バーもGoogleのロゴの画像も無駄に大きいです。モニタサイズが大きくなった分だけ字も字間も大きくなってしまっています。本当は「気になるアイテム」までは右の5インチと同じ大きさで表示されて、その下に更に情報が表示されて欲しいのですが、、、

これはiPhone6 Plusが登場した時にもよく言われた問題で、要は老人向けに文字が大きくされた「らくらくスマートフォン」と同じではないか。と言うことです。XPERIA C5 UltraとXPERIA ZL2はモニタサイズは異なりますが、解像度はどちらもフルHDと同じです。最初はDPI(1インチあたりのドット数=画素密度)の設定がそのままなのかと思いましたが、上の写真を見る限り微妙に違うのでXPERIA C5 Ultraはあえてこのようにチューニングされていると考えられます。ここはもう少しDPIを上げて欲しいところです。調べてみると、この設定を変更する方法があるようなので後日試してみて上手く行けばまたレポートしたいと思います。

対応周波数的な使い勝手その後

11月に岡山から宇治、京都、舞鶴へ車で旅行に行きました。高速道路を移動中など、かなりの時間をスマホで検索しまくりでしたが、繋がらないといった事はほとんどありませんでした。同行者のauやドコモと速度計測して比較などもしましたが、ほとんどの場合、同等もしくはこちらの方が速いことが多いくらいでした。プラチナバンドは繋がりやすいですが、低周波数ですので速度は遅めです。対応している同行者のスマホはプラチナバンドを掴んでいることでかえってBand1で通信しているXPERIA C5 Ultraよりも遅くなったりしていたのかもしれません。完全にエリア外となるような地域に行かない限りはプラチナバンドに対応していなくても全然問題ないと感じました。

201511_08_930 MVNOでSIMフリー端末を運用するなら必須!ドコモの周波数帯まとめ

あとがき

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なんか一つ一つ書いていくと「あれもだめ。これもない」と、どんどんネガティブなレポートになっていってしまいますが、私は本当にXPERIA C5 Ultraを気に入っています。今まで購入したスマートフォンの中で一番気に入っています。確かにあれもこれもないのですが、このベゼルレスデザインとサイズ感がパチっとハマりました。他の端末にはないものです。対応周波数についても実用上問題はないですし、思っていたよりも全然良かったです。あとはちょっと価格が上がっても良いので、プラチナバンド・FOMAプラスエリア対応とメモリーだけ増やして国内版を発売してくれれば結構人気商品になるのではないかと思うのですが、、、4Kとか訳のわからないスペックは必要ないので。

ではまた!