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イベント・旅

控えめに言って最高のイベント 鈴鹿サーキット「モータースポーツファン感謝デー」に行ってきました。

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鈴鹿サーキットの「モータースポーツファン感謝デー」に行ってきました。本当に最高のイベントでした。2日共に朝から晩まで居ましたが楽しすぎて、あっという間に時間が過ぎてしまいました。今回はマシンの走行シーンを中心に紹介したいと思います。

FIA-GT3マシンの導入で見応えが出てきた日本のハコレース

まずはポピュラーなところでスーパーGTからです。スーパーGTからの参加車両はGT500の3メーカーの新型車「ホンダNSX GT」「レクサス LC500」「日産GT-R NISMO GT500」
GT300は「BMW M6 GT3」「メルセデス AMG GT3」「ポルシェ 911 GT3R」「ランボルギーニ ウラカン GT3」「ロータス エヴォーラ」です。同一車種のチーム違いもあるので合計で10台ほど。

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まずはみんな大好きグッドスマイルレーシングの初音ミク号です。個人的にはBMW Z4 GT3の方が好みでしたのでちょっと残念。しかしその人気ぶりは流石で、ピットウォークも一番混みますしコースサイドで撮影していても周りのカメラマンもあからさまにグッスマのマシンを撮っているのがわかります。更にケチ付けるようでなんですがレーシングミクのイラストも今シーズンのはなんか違うなぁと思うのは私だけでしょうか?

ちなみにAMG GT3の車両価格は5000万円だそうです。この価格はこのレベルのレーシングカーとしては非常に安価です。

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メルセデスは他にもエヴァンゲリオン号や、スーパー耐久からもSLS GT3が2台参加していて含有率高かったです。安くて勝てる車ということなんでしょうね。

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Gulf Racing with PACIFICのポルシェ 911 GT3Rです。このガルフカラー凄い好きなんですよ。いつも優先的に撮っています。良いですよねガルフカラー!ね? ポルシェのレーシングモデルも好きです。市販車でも素の911カレラなんかはコンフォートな感じであまり欲しいとは思いませんが、911 GT3はめちゃめちゃ欲しいです。

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ARTAが去年からGT300に持ち込んだBMW M6 GT3です。このM6 GT3もカッコいいですよね。横からみるとちょっと(デザイン的に)ホイルベース長すぎだろと思いますが。ARTAのカラーリングも派手派手で私好みです。蛍光色が映えますよね。ARTAのマシンもつい優先的に撮ってしまいます。

ちなみにARTAは別枠で鈴木亜久里と土屋圭一の人気コンビでARTA CR-Z GTとこのARTA M6 GT3で対決する予定でしたが、CR-Z GTがトラブルで走行できなくて急遽、鈴木亜久里がGT500のARTA NSX GTに乗り、土屋圭市のM6 GT3と一緒にパレードラップということになりました。

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トークセッションも鈴木亜久里がNSX GTを走らせる事に非常に緊張していたり、司会者が「ドリキンなんだからABSとトラクションコントロール切って」と言うと土屋圭市が本気で拒否ったりして盛り上がりました。一応補足しておくと両方共に今期使うマシンなので壊すと非常にマズいです。また温まっていないスリックタイヤは全くグリップがなく簡単にスピンしてしまいます。私も若い頃モータースポーツをやっていたので身をもってわかるのですが、この時期は本当にタイヤ暖まりません。なぜなら中に冷え冷えの空気がつまっているからです。グッドスマイルレーシングの谷口信輝が他のセッションで「皆さんもっと真面目に走れよと思っているでしょ?ウォームアップなしでこの冷えた路面だとメチャメチャ怖いのよ。あれでも結構危ないのよ。」と必至に訴えていて面白かったです。

私はFIA-GTマシンが好きなのでGT300が先になりましたが、GT500も3メーカーの新型車が走行しました。

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特にレクサスは全く新しいレクサス LC500です。市販車の名前が「LC」でGT500だから「500」を付加しているのかと思ったら素の市販車の車名が「LC500」なんですね。フォルムは美しいクーペですがライトやテールランプのデビルマンみたいな意匠が、、、上の写真では一見デビルマンになってないようですが、よく見るとそのディテールはありますね。市販車のイメージで塗り分けるのでしょうが、このままの方がカッコいいですよね。

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NSX GTはARTAとは別枠でレイブリックのマシンが走りました。NSX GTもやっと「CONCEPT」がとれましたね。

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GT-R NISMO GT500はカルソニックのマシンです。青くないとピンときませんね(笑)

近年のGT500のマシンはエアロパーツがやり過ぎ感あって、個人的にはGT300のマシンの方が好きだったりします。最近は大好物のFIA-GTのマシンが多いので大変結構です。「GT3マシン」って市販スポーツカーの延長で良いのですよね。

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お次はスーパー耐久です。最近はスーパー耐久もFIA-GT3マシンが走るようになって随分と華やかになりましたね。昔は正直地味なシリーズでしたがちょっと見に行きたいと思いました。

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まずはやっぱりフェラーリです。フェラーリ 488GT3。カッコいいですね。このロー&ワイドなフォルムはまさにスポーツカーです。ベース車の488GTBを雑に説明すると458イタリアをちょっと排気量小さくしてターボを付けた感じの車です。個人的には458イタリアの方が音も良いし488GTBはリアフェンダーに追加したエアインテークの形状も好きではないので、私は458イタリアの方が好きでした。ダウンサイジングターボって貧乏くさいですしね。でも速いのだからしょうがない。

この488GT3もエンジン音はカーーーン!という高音ではなくてターボ特有の野太い感じでした。ちょっと残念です。でも正統派なカッコよさはピカイチですね。

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FIA-GT3マシンは今まではヨーロッパのものでしたが、最近は日本のメーカーも用意するようになってきました。その先鋒が日産のGT-R NISMO GT3です。今のFIA-GT3マシンは大体お値段5000万円くらいなのですが、このGT-R NISMO GT3は3360万円程度と安価な上に速い!フェラーリが切れ味鋭い刃物ならば、GT-Rは鈍器でぶっ叩く感じでこれはこれで。個人的には華奢な感じのあるスポーツカーが好きですのでGT-Rは好みではないのですが、市販車も含めて本当に凄い車だと思います。このマシンはカラーリングもカッコいいので撮影枚数も多かったです。

トヨタもRC-F GT3、ホンダはNSX GT3を発表又は発売していますが、あまりプライベーターに出回っている感はありませんね。日本車も含めてFIA-GT3マシン盛り上がって欲しいですね。できればそのイメージを引き継いだ車を庶民の手の届く価格で出して頂けると、、、それが出来るのは日本のメーカーだけだと思いますし。

あれれ?スーパーフォーミュラのマシンってこんなにカッコよかったの?

F-3000やフォーミュラ・ニッポンって地味な印象しかなくて(そもそもフォーミュラ・ニッポンってネーミングどうよ?)、、、、スーパーフォーミュラもその延長で興味なかったのですが、初めて見るスーパーフォーミュラのマシンは凄くカッコよかったです。アレなノーズとかになってしまったF-1マシンよりもシンプルでカッコいいです。

スーパーフォーミュラは結構マジ走りで、ここはS字の出口を一気に登ってきて逆バンクを下るのですが、その頂点で上下Gが変わってしまうので加重が抜けやすくて、スライドしてしまうマシンも結構あり、フォーミュラは挙動も速いので見ている方がヒヤっとするくらいでした。

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特にレッドブルのカラーリングのマシンとかF-1マシンよりもF-1マシンっぽいです。このマシンは他のカメラマンも狙って撮っていたのがよくわかりました。私もSFマシンの中では一番枚数が多いです。しかしどこにでもいるなレッドブル。私はエナジードリンクって飲む習慣がないのですが、最近はモンスターエナジーも幅を利かせてるし、そんなに儲かるのかな。

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無限カラーにMOTULのロゴ。グッとキますよね?グッとキタあなたは私と同じ年代のオッサンですね(笑)。MOTULと言えば最近はスーパーGTのニスモのイメージが強いですが、オッサンは無限シビックなのです。あの頃のホンダと無限は本当に凄かったなぁ。。。そんな訳で、このマシンも多めに撮りました。

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最近サーキットでちょいちょい見かけるこの萌えキャラ。いったいなんのキャラなのだろうと思っていたのですが、ついさっき調べてみたらブレーキ関連パーツメーカー、プロジェクトμのキャラなんですね。そうかプロジェクト・ミューでP.MUか。

実は若い頃にかなり本気でジムカーナという競技をやっていて、プロジェクトμからブレーキパットを供給して貰っていた時期があるのですよ。絶対的制動力と言うよりはコントローラブルといった感じで凄く良いブレーキパットでした。このマシンは個人的に応援していきたいと思います。

というか、今までアウトオブ眼中だったスーパーフォーミュラ。マシンカッコいいし速いし、スーパーGTとかみたいに激混みじゃないと思うから一度本戦見に行ってみようかな。

2輪もあるよ!

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鈴鹿サーキットのモータースポーツファン感謝デーは4輪だけではありません。2輪もちゃんとあります。鈴鹿8耐のマシンやホンダ・コレクションホールの貴重なマシンも走行しました。

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RVFカッコいい!若い頃はNC30が欲しくて欲しくて。私は4輪畑できたので2輪免許持っていませんし、バイクのレースについても詳しくないのですが、取りあえず片持ちのスイングアームが大好きです。パニガーレとかカッコいいですよね。プロアームのNSRも欲しい!

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バイクを撮るのは初めてなのですが、動きがあるので単純に被写体として面白いですね。バイクのレースも近場の岡山国際サーキットとかに撮りに行ってみようかな。しかしバイクは小さいのでゴーヨンとか高価な望遠レンズが欲しくなります。バイク撮らなくても欲しいですが。基本バイクの写真は鬼トリミングしています。

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メットの中の眼光がわかるくらいアップで撮りたいなぁ。できればイン側から。

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まるでレースに勝って雄叫び上げているライダーと負けてガックリきているライダーのようなドラマチック感ある写真ですが、模擬レース後のインラップでスタンドに手を振ってるだけです(笑)

ホンダ・コレクションホールのマシンはホンダが初めてマン島TTに挑戦したマシンRC142など3台が走行しましたが、グッときたのはこのRC166です。

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RC166はなんと6気筒という変態マシンですが、注目なのはライダーの星野一義です。星野一義はドライバーとして有名ですが、レースキャリアは2輪からでマン島TTで活躍するホンダを見て育ち、本当はホンダのワークスライダーになりたかったそうです。50年越しの夢として当時憧れていた高橋国光や北野元と一緒に走れるという事で本人非常に無邪気に喜んでいました。星野一義は現役時代も監督の時も上手くいかないと直ぐに物や周りに当たり散らすのであまり好きではなかったのですが、この時は話を聞いていて不覚にもジーンときてしまいました。

超豪華!皆が知ってるあのドライバーがF1で走りまくり

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F-1マシンど~ん!ドライバーはおっさんなら胸熱のジャン・アレジです!アメリカグランプリでアイルトン・セナに抜かれた次のコーナーで抜き返したのが~とか言い始めると歳がバレますね。

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メット越しにでもよく分かる濃ゆいお顔(笑)

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そして歴史を感じるフェラーリF187で一緒に走るのは息子のジュリアーノ・アレジです。ちなみに嫁さんは後藤久美子です。ジュリアーノ・アレジはまだイマイチパッとしない戦績というのが正直なところですが、現在17歳でフェラーリ・ドライバー・アカデミーのメンバーだそうですので、もしかしたら将来はF-1に乗れるかもしれませんね。若いドライバーがHパターンの古いレーシングカーに乗れるのか心配になりましたが全然普通にドライブしていました。翌日にはお父さんとマシンを入れ換えて新しい(といっても2006年型だけど)F-1マシンを堪能していました。

ちなみにこのF187はゲルハルト・ベルガーのマシンです。好きなドライバーだったんですよね。

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アレジ親子はコーンズが用意したフェラーリ348チャンレンジで親子対決もしました。KYな息子がマジ走りでお父さんをブッチギッていました(笑)

鈴鹿サーキットのファン感謝デーではこの数年間、星野一義vs中嶋悟の対決を色々なマシンで行っているようです。今年はなんと中嶋悟がF-1現役時代に乗っていたティレル019です。よく2台も揃えたな。。。コルセアウイング懐かしいですよね。ウンウンとうなずいたあなたはオッサンです。

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この企画はファン感謝デーのクライマックスとして両日とも最後に行うため日が傾いてしまって逆バンクは日陰になってしまうのですよね。今にして思えばサッとS字側に移動したらもしかしたら日が当たっていたのでしょうか?

勝負は1日目の最初から星野一義のマシンにミッショントラブルが出てしまいドロー、KYな中島悟は待ったりもせずサッサと行ってしまうのでほとんど2台を一緒に撮ることができませんでした。下の写真は2日目最後のフィナーレパレード時のものですが、もう薄暗くてカメラ的には厳しかったです。

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中嶋悟が現役時代に乗っていた2台のティレル019で、中嶋悟と星野一義が一緒に走る。こんなシーンは恐らくもう二度と見れないでしょう。最高の瞬間の写真をちょっとノスタルジック調で。

あとゲストとしてミカ・ハッキネンが来ていたのですがトークだけでした。グランドスタンドと反対側の逆バンクにいたので姿を見ることもできず。。。転がす程度で良いから走ってほしかった。

あとがき

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鈴鹿サーキットのモータースポーツファン感謝デーはF1が日本で流行した20数年前に行って以来です。今にして思えばそんな前からやっていたのですね。その頃もF1マシンのデモ走行はもちろん、F1 vs GP500のゼロヨン対決など内容充実していました。

今回も2日間滞在しましたが本当に楽しかったです。やっぱり日本のモータースポーツの聖地は鈴鹿だなと改めて思いました。ありがとう鈴鹿!本当にありがとう!

次回はピットウォークや展示などをレポートしたいと思います。これがまた豪華過ぎて時間が全然足りなかったのですよ。

ではまた!

グリッド&ピットウォークや展示も素晴らしい!続・鈴鹿サーキット「モータースポーツファン感謝デー」
2017岡山国際サーキット ファン感謝デー&SUPER GT公式テストで説明するおすすめ撮影ポイント

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