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カメラレビュー

SIGMA 「500mm F4 DG OS HSM Sports」はテレコンもかなりイケる!!

シグマのゴーヨンこと「500mm F4 DG OS HSM Sports」に同社の1.4倍テレコン「TELE CONVERTER TC-1411」を組み合わせた時の画質の劣化具合をレビューしたいと思います。

毎度のことですが、他社のゴーヨンを用意できませんので、「500mm F4 DG OS HSM Sports」を入手するまでのメインウェポンであったキヤノン純正の「EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM」+「EXTENDER EF1.4×III」で撮った画像を比較用に使用しようと思います。「EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM」は世間で高画質と評価されているレンズですので、十分な比較材料になると思います。

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遠距離での比較

撮影対象(赤で囲んだ中心にある標識)までの距離は500m程度です。そこそこ近い航空機を撮るときがこのくらいの距離だと思います。伊丹空港にて伊丹スカイパークから着陸機を狙うとこのくらいの距離になります。標識の下にサンプルには写っていない白い壁ができていますが、サンプルも同じ位置から撮影しています。

上の画像が実際に500mmで撮影したものです。フォーカスはAFにて合わせています。

「端」のサンプルは上記のように、撮影機であるEOS 5D MarkIIIの一番左下の測距点に被写体が来るように撮影しています。

「EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM」+「EXTENDER EF1.4×III」

比較対象であるキヤノン「EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM」に「EXTENDER EF1.4×III」を装着した時の劣化具合です。

上記は『中心』の等倍画像の比較です。上がテレコンなし、下がテレコンを装着した画像です。十分に高画質だと思いますし、実際に、私はほとんどテレコンを装着して使っていましたが、画質に劣化が見られるのは確かです。また、この画像でも見て取れますがキヤノンのテレコンは少し色味が変わります。個人的には、どうせレタッチでいじるので色味なんてどうでも良いと思っていますが、気になる人は気になると思います。

次に『端』の等倍画像の比較です。

端は中心よりも劣化具合が大きく、あくまでも「等倍で見ると」ですが、ちょっと厳しめな気がします。

「500mm F4 DG OS HSM Sports」+「TELE CONVERTER TC-1411」

同様にシグマの「500mm F4 DG OS HSM Sports」に「TELE CONVERTER TC-1411」を装着した時の劣化具合です。まずは『中心』の等倍画像の比較です。

開放のF5.6では若干ゆるさがありますが、かなり高画質だと思います。F8になると全く画質の劣化を感じません。換算700mmですよ?これ。

次に『端』の等倍画像の比較です。

あれれ?こちらは開放のF5.6の方が画質が高く見えますね。同じ画像から切り出していますので、微ブレとかではありません。レンズの特性だと思います。いずれにしても、とても高画質です。均一性も素晴らしいの一言です。


最後に「EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM」と「500mm F4 DG OS HSM Sports」のテレコン装着での画像を並べてみます。

まずは『中心』の等倍画像です。

次に『端』の等倍比較画像です。

「500mm F4 DG OS HSM Sports」+「TELE CONVERTER TC-1411」の方が、かなり高画質ですよね。特に端は差が大きく、「500mm F4 DG OS HSM Sports」の均一性が光ります。

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中距離での比較

撮影対象までの距離は120m程度です。サーキットでは大体このくらいの距離感でしょう。鈴鹿サーキットで私が良く撮影する2コーナー立ち上がりや逆バンクの進入がこのくらいの距離です。

「EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM」+「EXTENDER EF1.4×III」

比較対象であるキヤノン「EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM」に「EXTENDER EF1.4×III」を装着した時の劣化具合です。まずは『中心』の等倍画像の比較です。

次に『端』の等倍比較画像です。

中心と端の均一性は高いと思いますが、やはり画質は劣化して、はっきりとゆるさを感じます。

「500mm F4 DG OS HSM Sports」+「TELE CONVERTER TC-1411」

同様にシグマの「500mm F4 DG OS HSM Sports」に「TELE CONVERTER TC-1411」を装着した時の劣化具合です。まずは『中心』の等倍画像の比較です。

次に『端』の等倍比較画像です。

テレコンありの開放F5.6では若干ゆるさがある気がしますが、中心と端、各絞りでの均一性がとても高く、テレコンなしと比較してもほとんど画質の劣化を感じません。本当に素晴らしいの一言です。


「EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM」と「500mm F4 DG OS HSM Sports」のテレコン装着での画像を並べてみます。

まずは『中心』の等倍画像です。

次に『端』の等倍比較画像です。

「EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM」+「EXTENDER EF1.4×III」と比べて、近景では更に「500mm F4 DG OS HSM Sports」+「TELE CONVERTER TC-1411」の画質の良さが際立ちますね。

「500mm F4 DG OS HSM Sports」はテレコン装着で700mm F5.6のレンズとして常用可能

比較対象の「EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM」とは価格もサイズも重量も全然違いますし、しかもズームレンズです。それと比較して高画質だと言っても説得力に欠けるかもしれませんが、最初にいったように「EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM」は、世間一般で画質の評価が非常に高いレンズです。また、価格的にも中古同士で比較するとそれほど大きな差とも言えません。

「EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM」との比較は別としても、単純に「500mm F4 DG OS HSM Sports」+「TELE CONVERTER TC-1411」の画像を見るだけで十分に高画質であり、テレコン装着による画質の劣化は非常に小さいといえます。もちろん純正のゴーヨンと比べての優劣はわかりませんが、この記事の画像を見ても、まだ、そこまで言う人に対しては、全く止める気はありませんので「高価な純正品をどうぞ」ですね。

「TELE CONVERTER TC-1411」装着での画質がこれだけ良いと、「TELE CONVERTER TC-2011」も試して見たくなりますね。

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