グランツーリスモSPORTのベータテストが始まりましたね!新しいグランツーリスモを心待ちにしていました。もちろん製品版もずっと前にAmazonで予約済です。グランツーリスモSPORTの為に駆けずり回ってPlayStation VRも買いました!でもベータ版をプレイしてみるとなにかおかしいのです。。。
「あれ?シネマティックモードだ」
シネマティックモードについては前回の記事で詳しく説明しています。
やっと買えたよ!「PlayStation VR」レビュー第1弾!使い勝手とか「テレビなしでプレイできるのか?」とか |
早い話が「PSVR非対応のゲーム」用のモードです。普通はPSVRの電源を入れれば自動的にVRモードになるはずですが、どこかで設定が必要なのかな?グランツーリスモを起動してからPSVRの電源入れたのがまずかったのかな?などと思って色々調べていたのですが、大変なことに気がついてしまいました。。。
「グランツーリスモSPORT」はPSVRに対応していないのです!!!えぇぇぇ!
正確には「極一部のみ対応」です。いやいやそんなことは無いだろうと公式サイトを見てみると。
微妙な書き方ですが、確かに「VRドライブ(ゲーム内では「VRツアー」と表示されています)」以外は「非対応」であることが読み取れます。読み取れますが、、、つまり通常のいわゆるグランツーリスモとしてのゲーム自体はPSVRに非対応なのです。「VRツアー」という特別に用意された中でしかVRモードにはならないのです(ちなみにベータテストでは「VRツアー」は選択できません)
これで「対応しています」は、ないのではないでしょうか。いずれ発売されるかもしれない「PSVRに対応したグランツーリスモの体験版」程度ではありませんか?
これはもう騙す気マンマンですよね。騙す気がないとしても、あまりにも認識が低すぎるのではないでしょうか。とてもユーザー視点とは言えません。私も「グランツーリスモSPORTはPSVRに対応」とだけしか聞いたことありませんでしたし、それで疑う余地などあろうはずもありません。パッケージにも「PLAYSTATION VR対応」の帯が入っています。ちなみにPSVRのサイトから対応ソフトとしてリンクが貼られているサイトにはそんなこと一切書かれていません。ググれば情報は出てきますが、疑う余地もないのに「本当に対応しているのかな?」なんてググりませんよね。
これ、ソニーはもっとちゃんと周知するべきなのではないでしょうか。私と同じような人たくさんいると思いますよ。というかほとんどそうじゃないですか?私が情弱だっただけ?
ただ、シネマティックモードでも目の前に大きなスクリーンが現れて、視界にはそのスクリーンしか入りませんので充分に没入感はあります。実際、最初の数分はプレイに夢中になっていて気が付かなかったくらいです。
しかし、それとこれとは話が別です。グランツーリスモSPORTも予定通り買いますし、PSVRを買ったことも後悔はありません。しかし「ソニーに騙された」という気持ちは払拭できません。不愉快です。
別にPS4の性能では技術的に無理であるとか、開発が間に合わないであるとか無理なら無理で良いのです。それでグランツーリスモSPORTを買わないなんてことはありません。しかしユーザーを煙に巻くような今回のやり方は腹に据えかねるところです。これを「PLAYSTATION VR対応ソフト」とするのはソニーにとっても良いことにはならないのではないでしょうか?
何度も言いますが、グランツーリスモSPORT自体は素晴らしいゲームです。PSVRも素晴らしいハードです。
それだけに本当に残念です(対応していないことではなくプロモーションのやり方が)
Source : Sony Interactive Entertainment Inc.