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キャノンの新型ミラーレスカメラ「EOS M6」の違いは?M3、M5、M10と比較

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キャノンのハイエンドミラーレスカメラ「EOS M5」が発売されたばかりですが、新たに「EOS M6」が発表されました。現在、EOS M3、M5、M6、M10がラインナップされていますが、今ひとつ違いがわかりにくいと思いますので比較しながらEOS M5の立ち位置をみていきたいと思います。

「EOS M6」の特徴

動画を見てもEOS M6の特徴は伝わってきませんね。。。プレスリリースにも「商品紹介」動画があるのですが、「外付けファインダーが付きます」「マウントアダプターが使えます」「3つのダイヤルでスピーディーに設定変更ができます」くらいしか内容がありません。

乱暴に言ってしまえばEOS M6は「ファインダーを別売りにしたEOS M5」と言えます。操作性もサブ電子ダイヤルのカスタマイズができなくなっていたりと操作性も多少グレードダウンされているようですが、基本的なスペックは殆ど変わりありません。

特徴を一つ上げるのならば、今までのEOS Mとは異なる感じのクラシカルなデザインでしょうか。

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「EOS M6」をM3、M5、M10と比較

現在EOS MシリーズにはM3、M5、M6、M10がラインナップされています。基本的にキャノンのカメララインナップは数字が小さくなるほど上級グレードとなりますが、ミラーレスのEOS MシリーズはM3のみM6とM10の間に入ります。M3を出した頃はM5クラスを出す事は想定していなかったのでしょうか。

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ボディサイズなど以外はEOS M5と変わりありません。映像エンジンはM5、M6はDISIC7になっていて、画質の向上以外に動画撮影時の電子式手ブレ補正にも対応します。

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動画の撮影性能もM5と同じです。

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動体に対する撮影性能も同じです。キャノンはAF固定での連射性能を表示しますが、ここではAF追従時の連写性能を記載しています。AF固定だと1枚目でピントが固定されてしまいますので置きピン撮影用です。AF測距点はどのモデルも49点ですが、M5、M6は新開発のデュアルピクセルCMOS AFですので性能差はあるでしょう。DISIC7によるAFの追従性能向上も謳われています。

M10はバルブ撮影に対応していませんので、特に星空を撮影したい人は注意が必要です。

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ここでM5とM6に違いが出てきます。まずM6にはファインダーが装備されていません。またタッチ&ドラッグAFもM6は対応していません。このあたりが一番大きな違いでしょう。

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M5とM6の価格差は2万円程度です。個人的には写真はファインダーで撮った方が数倍楽しいと思いますので、この価格差であればM5を選択した方が良いと思います。普段はファインダーなしでコンパクトに、ファインダーが欲しい時には外付けEVFをという考え方もありますが、外付けのEVFを別に持ち歩くのは面倒ですし使い勝手が悪そうです。

ミラーレスカメラにもセンサーサイズが色々ありますが、キャノンのミラーレスカメラは一眼レフカメラと同じAPS-Cサイズのセンサーですので、フォーサーズなどの小さいセンサーサイズのカメラよりも画質的にずっと有利です。

ただ、キャノンのEOS Mシリーズはレンズラインナップを見ても、まだまだ本気とは言えない感じがします。出るのかはわかりませんがフルサイズミラーレスカメラがラインナップされてからが本番でしょうか?

ではまた!

Source : キャノン

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