ついに本物のVAIO Phoneが発表されました。去年の日本通信から発売されたVAIO Phoneほど世間をガッカリさせた残念ガジェットもそうないのではないでしょうか?そんな祝福されない出発をしたVAIO Phoneですが、今年春についにVAIOのオリジナルスマホ「VAIO Phone Biz」が発売されることが発表されました。つい先日発売された、こちらも気になる「NuAns NEO」などと比較してみたいと思います。
去年のVAIO Phoneは本当に酷い話でした。かいつまんで説明すれば、「日本通信がVAIOのロゴを金で買って、適当な端末にVAIOロゴ入れて2万円上乗せして販売した」といった感じです。「ロゴ1文字5,000円」と揶揄されたものです。ユーザーをバカにしすぎだろと思いましたが、流石にユーザーはそこまでバカではなく結果的にはこんな感じです。
日本通信、赤字転落へ 「VAIO Phone」在庫評価減も響く ? ITmedia
VAIOも分社したところだったので財政もきびしくてお金に負けてしまったのでしょうが、もう少しブランドというモノを考えて欲しいところです。
Windows 10 mobileは意外と軽いOSですのでSnapdragon210でも多少ひっかかりながらも十分実用的に動きますし、Snapdragon410ではわりと余裕をもって動作しますが、Snapdragon617が搭載される意義は「Continuum」の対応にあります。
Continuumは、「スマホをディスプレイにつなげる事によってPCのように使える」機能です。
このContinuumの動作条件がSnapdragon617以上なのです。正直PCにつなげた時にはデスクトップモードのWindows 10が動作したらなぁと思います。安いWindowsタブレットの性能を鑑みればパフォーマンス的にたぶん動くと思うのですが。ただ、どんなものか使ってみたいと興味津々ではあります。
現在Continuumが動作する機種はこのVAIO Phone BizとNuAns NEO、あとはマイクロソフトのLumia950くらいではないでしょうか。VAIO Phone BizはRAMを3GBも搭載していてこのContinuumを意識しているのが感じられます。
日本国内のWindows 10 mobile端末は何れもSIMフリースマホですが、ドコモのプラチナバンド・FOMAプラスエリアに対応しているので電波のつかみは心配する必要はありません。
私がVAIO Phoneに望むのはVAIOらしいボディデザインですが、写真を見た限りでは「かっこいい!購入待ったなし!」といった感じではないですね。全面パネルが白だとかっこいいと思います。あと、おじさん世代はVAIOって言うと紫がイメージカラーなんですよね。
対するNuAns NEOは個性的で非常に良い感じですし、着せ替えも良いと思います。サイズはかなり厚みがあり、私は平べったい方が好みですが、それでもこれはこれで良いなと思います。
特にこのICカードを内蔵できるようになっているのは単純だけど面白いと思いました。他にも色々と工夫がみられて好感が持てます。
ただ、本体にはこの着せ替えの外装は付いていないので、本体の39,800円(税別)以外に3,000円くらいのカバーが別途必要ですので、実質的には4万円の端末ではなく4万円半ばの端末です。個人的にはこのNuAns NEOはかなり気になっています。
Windows Phoneも去年Windows 10 mobileになってら一気に盛り上がってきました。ハードも揃ってきましたし、先が楽しみな第三勢力です。
ではまた!
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