スポンサーリンク
Amazon Amazon整備済み品は、正常に機能し新品同様に見えるよう、Amazon認定出品者により整備された再生品です。
PC

T90ChiへのWindows10 Insider Previewのインストール(クリーンインストール編)

本サイトでは広告から収益を得ることがあります。

201507_09_010

前回のアップグレード編に続き、今回はUSBメモリーを用いたクリーンインストールを試してみる事にしました。

201507_08_010 TT90ChiへのWindows10 Insider Previewのインストール(アップグレード編)

前回はWindows8.1の環境を引き継ぐ形でアップグレードを行いましたが、今回は前回投稿の「3. ISOファイルをダウンロードしてUSBメモリーで新規インストールする」を試してみたいと思います。

前回の投稿の「注意点」「回復ドライブの作成」「Windows Insider Programに参加」までは同様ですので、実施していない場合は実施してください。

必要なもの

201507_08_060_thumb

1. 4GByte以上のUSBメモリー
2. USBハブ
3. USB接続のマウス
4. USB接続のキーボード(あれば)
セットアップ中はタッチパネルも付属のキーボードドックも使えませんのでUSBマウスが必要です。USBマウスは写真ではたまたま手元にあった専用のBluetoothドングルを使用するタイプのものを使用していますが、普通の有線のUSBマウスで大丈夫です。USBキーボードはなければスクリーンキーボードで入力できますので必須ではありません。またUSBを使用する為充電しながらはできません。念のため満充電で臨みましょう

ISOファイルのダウンロード

ISOファイルをマイクロソフトからダウンロードします。下のページの「ISOファイルをダウンロード」をクリックしてください。

201507_08_0707
次に「日本語」をクリックして対象の日本語版のISOファイルをダウンロードします。x86(32bit版)を選択します。T90ChiのUEFIはx64には対応していないと思われます。実際にインストールできませんでした。プロダクトキーもインストール時に必要となりますので控えておいてください。

201507_08_0803

ISOファイルの内容をUSBメモリーにコピー

T90ChiはUEFIブートに対応しているので特にツールなどを使う必要はありません。普通にISOファイルをダブルクリックして、表示された内容を全てUSBメモリーにコピーしてください。USBメモリーはFAT32にフォーマットしておいてください。

201507_09_060

ISOからインストール

電源を切った状態のT90ChiにUSBハブを経由してUSBマウスと上記でISOファイルの中身をコピーしたUSBメモリーを挿してください。音量ボタンの+を押しながら電源ボタンを押して電源を入れてください。この時画面に砂時計のアイコンが表示されるまで押し続けてください。直ぐにウインドウズのマークが表示されます。しばらくすると下記画面になりますので次へクリックします。タッチパネルは効かないのでUSBマウスで操作してください。

201507_09_030

「今すぐインストール」をクリックします。

201507_09_080

 

プロダクトキーの入力を求められますので、マイクロソフトのHPからISOファイルをダウンロードした時に表示されていたプロダクトキーを入力してください。USBキーボードがあればそれを繋いで入力しても良いですが、ない場合はUSBマウスでソフトウェアキーボードを使ってポチポチと入力してください。

201507_09_090

 

同意してください。

201507_09_100

「カスタム:Windowsのみをインストールする」をクリックしてください。

201507_09_110

 

「ドライブ0 パーティション3」を選択して「フォーマット」をクリックしてフォーマットしてください。フォーマットが完了したら「ドライブ0 パーティション3」が選択されているのを確認して「次へ」をクリックしてください。

201507_09_120

 

10分程で下記画面になりますので、あとは指示通りに進めてください。

201507_09_130

 

アカウント設定はなぜかマイクロソフトアカウントではなくローカルアカウントを作成するようになっています。USBキーボードを繋いでいない場合は左下の赤で囲った所をクリックしてスクリーンキーボードで入力してください。

201507_09_140

 

Windows10 Insider Previewのデスクトップが表示されてインストールは終了です。

初期設定

この状態ではドライバーもインストールされていませんのでタッチパネルすらも動作しません。またASUSの純正アプリケーション(特にキーボードドックの充電率を表示するアプリは必要)もないのでインストールします。

201505_04_01 TTransBook T90ChiのUSBリカバリメディアの作り方

回復ドライブを上の投稿の通りに作成していれば、回復ドライブのルートにeSupportフォルダがあるはずです、その中の/eSupport/eDriverにあるAsInsWiz.exeを実行してください。

201507_09_150

必要ないものもありますが、いらないものは後で選別してアンインストールする事にして取りあえず全選択のままインストールします。何度か自動的に再起動されてインストールが終了した後はタッチパネルが動作しているはずです。

201507_09_160

 

あとは通常のWindowsと同じなので、WiFiに接続したり、キーボードドックやBluetoothマウスをペアリングしてセットアップしていってください。

マイクロソフトアカウントへの切り替え

インストール時にローカルアカウントを作成しましたが、マイクロソフトアカウントに切り替えるのが少し分かりにくかったので説明しておきます。まずチャームの「すべての設定」をクリックしてください。

201507_09_170

表示された設定ウインドウで「アカウント」→「お使いのアカウント」をクリックして表示された下の画面で「Microsoftアカウントでのサインインに切り替える」をクリックする事で切り替えることができます。マイクロソフトアカウントのサインインやSMSの本人確認などありますが指示通りやれば特に難しい所はありません。

201507_09_180

まとめ

USBメモリーやUSBマウスを用意する必要があったり、USBメモリーにインストーラをコピーしたり、Windows10 Insider Previewが起動してからも色々と設定しないといけないのでかなり手間はかかります。Transbookの場合はBackTrackerでドライバー類を用意しておけますが、他のメーカーのWindowsタブレットやノートの場合はあらかじめメーカーのHP等からドライバー類を用意しておくことが必要ですので気を付けてください。

個人的には従来の環境を引き継いでアップグレードするよりスッキリとクリーンインストールしてしまう方が好きですが、どちらも簡単ですのでお好みで良いと思います。

ではまた!