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車関連

S660を見てきました。

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車と言うよりは、ちっこくて面白そうで、おもちゃやガジェットに分類しても良い感じですよね。
話題の軽スポーツカー「S600」の展示車があると聞いたので見に行ってきました。

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展示・試乗車検索 本田技研公式HP

ホンダの公式HPから展示・試乗車の検索ができます。
Googleでいきなり「S660 岡山 試乗車」とかで検索しても地元のディーラーグループのHPとかがひっかかります。

試乗もしてみたいところですが、買う気もないのに試乗するのも気がひけますし、試乗車のみだとゆっくり見たり写真撮ったりできないと思うので、展示車のみがあるHonda Cars 岡山 岡山高屋店(上のマップで①の場所です)に行ってみました。

どこで嗅ぎ付けてくるのか、ひっきりなしに人が見に来ていました。
おっさん多めですが(笑)、若い女性が商談してたりもしていました。
女性が乗ると小粋な感じで良いと思います。

スタイリング

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この車は写真写り悪いと思います。
雑誌やネットでさんざん写真を見ていたのですが、「やっぱ今の衝突安全基準を満たして軽枠で作るとこんなになるか」とずんぐりむっくりなスタイリングにがっかりしていました。
ですが、実車を見ると写真で見るのとは全然印象が違って凄く良く見えました。
パッと見て正直「欲しい」と思いました。

でも、やっぱり今の車らしく全体的に背が高いんですよね。このデザインのまま縦方向に2/3くらいに潰すと最高にかっこよくなると思います。
(今の時代としては凄く頑張ってると思います)

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RX-7とかS2000とかスポーツカーはボンネットが低くて、必然的にフロントフェンダーの厚みが薄くなるのです。

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このS2000のフロントフェンダーの薄さ!もうほとんど平面です。素晴らしい。

室内空間

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運転席も助手席も座ってみましたが、どちらも十分に広くて快適でした。
私は身長179cmですが、頭のてっぺんから天井までのクリアランスは指3本といったところです。
インテリアのデザインも無難な感じですので、私は普段RX-7に乗っていることもあり、スペシャルなドキドキ感はコクピットには感じませんでした。
でも普段普通の車に乗っている人であれば着座位置が低めなので感じるものもあるかもしれません。

それから収納スペースは皆無です。
ビートですら小さなトランクがありましたが、S660はまったくありません。
個人的には男らしくて良いと思いますが、市場には受け入れられるでしょうか。

マニュアルトランスミッション

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展示車はマニュアルミッションでした。
この時代に新設計の6速マニュアルミッションを新開発したと言うのは、素晴らしいと思います。
あくまで停まっている状態ではありますが、シフトフィールは非常にストロークが短く、節度があって、かつ滑らかで、ほんとに素晴らしいの一言です。

エンジンルーム

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エンジンルームにはちょっと違和感を覚えました。
この手の車のエンジンルームはみっちり隙間がないのが通例なのですが、S660はエンジンの前側も後ろ側もすっかすかなのです。
どちらかにエンジンを寄せればもう一つエンジンが入りそうなほどです。
ホンダでは珍しいターボエンジンなので熱容量的に余裕を見ているかもしれませんが、これは噂のS1000とかS1500とかもあり得るなと思いました。

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ターボチャージャーは耐熱カバーをかぶっているので見えませんが、アクチュエーターは見えました。
ターボなのでブーストアップとかで手軽にいじって楽しめそうです。

タイヤ

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タイヤは標準で横浜タイヤのアドバン・ネオバを装着しています。
ネオバは市販タイヤでは最高クラスのスポーツタイヤで、これを履かせただけで、どんな車でもハンドリングが2倍(当社比)良くなり、ラップタイムも飛躍的に向上します。
大盤振る舞い!と思うかもしれませんが、雑誌とかのインプレッションで車を実力以上に評価させようという魂胆が見え見えでちょっと萎えるかなと個人的には思います。

価格とか納期とか

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277万円のプライスタグを見て一瞬怯みましたが、これはフル装備の値段です。
電動でせりあがるリアウイングだけで20万円弱します(笑)
ベース車両は198万円で、グレードを変えても主要な性能等は変わらないので安いグレードで後から自分でいじるのが良いでしょう。

納期を聞いてみましたがあっさり「来年の~」とか言ってました。一瞬「年度内」の話かと思って「もう4月入ったぞ」とか思ってしまったのですが、ガチの「来年」でした。
月産800台で年内に岡山に入ってくるのは200台との事です。
買おうかなぁとか悠長に思っている人は今すぐディーラーに駆け込んだ方が良いと思います。

この手の車は出た時は「予想外の大ヒット」みたいな状態になりますが、初期のバックオーダーがはけて落ち着き、気が付くと不人気車(人気はあるけど売れない)になっている事が多いので、ホンダとしてもそれほどの生産体制を敷いていないのでしょう。
末永く売れて欲しいものです。

まとめ

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ビートが欲しくなりました。ビート欲しい病が再発しました(おい!)
やっぱりこのビートの低くて華奢な感じがいいんですよねぇ。
まぁ中古で手頃な値段で買えますしね(古いので手はかかると思いますが)

最後の方は錯乱状態で何言ってんだかよくわからなくなってしまいましたが、、
ではまた!