私はキックスタンドが好きではありませんのでSurfaceはあまり興味がなかったのですが、海外で発表されたSurface Goを見た時には久しぶりにワクワクしました。間髪開けずに日本での正式発表がありましたが、発表された日本価格は驚きの価格でした。
海外版 399ドル(7/11のレートで約44,400円)
日本版 64,800円
これが日本のユーザーに突き付けられた価格です。スペックは最小構成のメモリー4GB、ストレージ64GBで同じものです。1.5倍の価格、2万円も高い。。。
実はこれは単純な価格上乗せではなくて、日本仕様はOfficeが付属になっているのです。Officeが2万円と思えば妥当な価格だとは思いますが、実際のところ個人ではOfficeなど必要ないのです。今はLibre Officeもありますし。デファクトスタンダードのポジションを維持するためにOfficeを使って欲しいと思っているのであれば、上乗せなしで付属するとか格安で購入できるチケットを同梱するとかにしてほしいもので、これは「抱き合わせ販売」以外のなにものでありません。
Windowsはそれ自体の容量が30GB近くありますので、最小構成のストレージ64GBでは使いものになりません(最小構成が使い物にならないのはiPadも同じ)ので、399ドルはアイキャッチ用の見世物価格でしかありませんが、549ドル(約61,000円)のメモリー8GB、ストレージ128GBのモデルであれば十分なスペックであり、これが6万円であればちょっとした革命でした。
メモリー4GB ストレージ64GB |
メモリー8GB ストレージ128GB |
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本体 | 64,800円 | 82,800円 |
本体(海外) | 399ドル(約44,400円) | 549ドル(約61,000円) |
タイプカバー | 15,400円 | 15,400円 |
合計 | 80,200円 | 98,200円 |
合計(税込) | 86,616円 | 106,056円 |
このメモリー8GB、ストレージ128GBのモデルの日本価格は82,800円であり、15,400円とこれまた高価な別売りのタイプカバーを揃えれば98,200円、消費税を加算すると106,056円と堂々の10万円超えです。ちなみにスタイラスペンも11,800円で別売りです。
タイプカバーは表面がアルカンターラ(フェラーリの特別モデルの内装などに使われています)のため高価ですが、法人向けのシンプルなものが11,800円でラインナップされるそうです。黒のみですし、個人で購入できるのかは不明ですが。
それでも、適度なスペックでこのサイズ感のノートPCは他になく、十分に魅力的な製品であることには変わらないのですが、やはり直前に海外で発表された「399ドル(44,400円)」という価格を見た後だとトーンダウンしてしまいますよね。Officeレスで2万円安ければ本当に良いモデルだと思うのです。ほんと小さいPCが好きな私としてはちょ~欲しい!
正直なところ、ASUSが3万円くらい安価にパチっぽい奴を出してくれる事に期待です。貧乏が悪いのです。貧乏が(笑)
ではまた!
Source : Microsoft