去年の10月に発売して以来、ただでさえ取扱店が少ない上に品薄で全く手に入る気がしなかったので諦めモードだったのですが、1年近く経過して「なんとかグランツーリスモSPORTの発売までには手に入れたい!」と一念発起して手に入れました!ついに「PlayStation VR」を!!
PlayStation VRを手に入れる方法
PlayStation VR(以下PSVR)は、何度かSONYから「増産している」とコメントがありましたが、本当か?という感じでしたが、流石に1年経過して、少し頑張れば新品を定価で手に入れることができるようになりました。値下げ&改良型&グランツーリスモSPORT発売で、また品薄になる可能性もありますが。。。
PSVRは販売店が限られている
意外と知られていませんが、PSVRの新品は取扱店が限られています。とても少ないです。公式サイトにて確認してください。田舎だと県下にほんの数店しかありません。
PlayStation VR販売取扱店舗 – Sony Interactive Entertainment
PSVRは入荷日が(大体)決まっている
決まっているという訳ではないのですが、PSVRは今までは月に1度の決まった日に全店舗に入荷する傾向にあります。入荷日はもちろんSonyから公式に公表されるようなことはありませんが、店舗が抽選日を告知したりすることからネットで情報を集めていれば大体わかります。情報を集めて考察しているサイトがありますので「PSVR 再入荷日 10月」みたいな感じでググってみてください。
私もそうして噂されていた入荷日の朝一に取扱店に行って入手しました。抽選のようでしたので開店時間5分前に行きましたが、並んでいたのは3人で全員当選となりました。ネットで見ていると店舗では数日、Amazonでも数十分ほど在庫が持つそうです。
在庫の持ちもどんどん長くなっているようですし、ソニーも「マジで増産するから」宣言していますのでこれからは手に入りやすくなるでしょう。
解像度が荒い?些細な問題です!
PSVRを語る上でよく言われるのが「解像度が荒い」ということです。確かに解像度は高精細とは言えず、ドット感は感じます。正直最初は「やっちまったかな」と思いました。
しかしそれは最初だけです。プレイしているとその没入感が凄くてそんな事は全く気にならなくなります。私は「グランツーリスモSPORT」だけの為にPSVRを買ったようなものなのですが、せっかく買ったのにグランツーリスモまで放置ももったいないと思い、試しに「バイオハザード7 resident evil グロテクス Ver.」を購入しました。これが物凄い没入感です。頭を動かせば視点が追従するというのは本当に新鮮です。しかも左右の視野差でほんとうに立体的に見えます。
私は結構こういうのに弱いビビリではあるのですが、はっきり言って怖すぎて全く先へ進めません。まだ具体的に怖いシーンまで到達していないのですが、部屋へ入る時、廊下の角を曲がる時が怖すぎてかなり勇気が要ります。頭を動かしてそ~~っと覗き込んだりします。もちろんPSVRはそのような動きにも追従します。
下の画像は棚に接近していますが、コントローラーを操作して歩いて棚に接近した訳ではなく、頭だけを前に移動して覗き込んでいます。
PSVRのヘッドセットの動きは青く光っているランプをPlayStation Cameraが捉えることでトラッキングしているのですが、このトラッキン用のランプはヘッドセットの後ろ側にもついています。
つまり真後ろを見ることもできます。
いくつか無料のデモソフトがPlayStation Storeからダウンロードできます。特に気に入ったのがこれです「jackal Assault」
これこれ!これですよ!衛星軌道上で宇宙戦艦の間を縫って飛び回る!ずっと夢見てきた事が現実になったような感じです。
ローンチシーケンス中も頭を動かせば当然視点が追従します。
カタパルト上では僚機が先に発艦したり。
母艦には日本の国旗がマーキングされていたりしてニヤリとしてしまいます。戦闘そっちのけで色々見て回りました(笑)
jackal Assaultはデモソフトですのでゲーム性は全然ですが、とにかく映像は素晴らしくカッコいいです。こんな感じで「シルフィード」を作ってくれませんかね?権利を今どこが持っているのかよくわかりませんが。。。
他にもよく見る海へ潜るったりする「VR WORLDS」とか
「DRIVECLUB VR」なども無料のトライアル版があります。
ちなみに「サマーレッスン」はてっきりPSVRをPRするための無料もしくは格安デモソフトなのかなと勝手に思い込んでいましたが、フルプライスなのですね。安ければ接待用に欲しいのですが、高すぎますね。しかもメイド服を着てもらうのにDLCで1,180円とか、、、すいません。つい熱くなってしまいました。
PSVR非対応のソフトの場合はどうなるの?シネマティックモードとは?
PSVR対応のソフトはどのようになるのかは容易に想像がつくわけですが、では非対応のソフトやメニュー画面などはどのようになるのでしょうか?そもそもPSVRで見れるのでしょうか?テレビなしでPSVRのみでPS4を使えるのでしょうか?疑問は尽きないと思いますので、私が購入前に抱いていて疑問点を解説したいと思います。
TVなしでPSVRのみで映像は見れるの?
見れます。実際にTVを接続しないで試してみましたが、PSVRのみでメニュー画面も非対応のゲームも動画も見ることができます。もちろんPSVR対応ゲームもそのまま動きます。メニュー画面や非対応のゲームの場合は「シネマティックモード」という表示モードになります。
このように目の前にスクリーンが浮かんでいるように見えます。上の画像は左に頭を向けているので、スクリーンが右に見えています。まさに映画館でスクリーンを見ているような感じになります。
映し出される画面の大きさは設定で変更することができます。
デフォルトは中で、大にすると視界いっぱいのスクリーンになって迫力は出ますが端っこの方が頭をそちらに動かさないと少し見づらくなります。大は映画館で最前列に座った時、中は映画館で真中くらいに座った時な感じです。
TVとPSVRには同時に映像は出力できるの?
出来ます。VRヘッドセットには別に電源ボタンがあり、VRヘッドセットの電源を切っていればテレビだけに、VRヘッドセットの電源を入れていれば両方に映像が出力されます。VRヘッドセットをしている人が見ているのと同じ映像がテレビに映し出されていますので、みんなでワイワイと楽しむ事ができます。
寝ながらゲームをしたり動画を見たりはできる?
もちろんシネマティックモードで非対応のゲームをしたり動画を見ることができますので可能なのですが、感の良い人ならば気がつくと思います。映画館で寝たらスクリーンが横になるということに。
しかし、画面に表示されているようにOPTIONSボタンの長押しで「今向いている方向を正面とする」ことができます。これはゲーム中でもいつでも動作するPSVR標準の機能です。
また、PlayStation Cameraに写る範囲にいなければならないかと言えばそうでもなくて、PlayStation Cameraに写らない範囲でもOPTIONSボタンの長押しでスクリーンを正面に持ってこれますし、PSVRヘッドセットには加速度センサーやジャイロも内蔵されているようで、頭を動かすと追従します。PlayStation Cameraは正確性の為に必要なだけなのです。
結論から言えばコードさえ届く範囲であれば「寝ながらゲームをしたり動画を見たりすることは可能」です。ただしヘッドセットの後頭部側の厚みがありますので、ふわふわの枕を用意してください。ちなみにケーブルはコントロールユニットからPSVRヘッドセットまで4mくらいあります。
ちなみに設定で画面サイズを小にするとスクリーンが常に真正面に固定で表示されるようになりますので、こちらの方が良いかもしれません。小にしても「うわちっさ!」ということはありません。
音はどこから出るの?
VRヘッドセットから生えているケーブルにリモコンがついています。左からVRヘッドセットの電源、マイクのミュート、ヘッドフォンの音量大小です。下側に挿さっているのがミニピンのヘッドフォンジャックです。ここにヘッドフォンを挿すかどうかに関わらずテレビ側からは常に音が出ます。TV側の音を消したい時はテレビをミュートにすればOKです。
PSVRのプレイではヘッドフォンの装着すると臨場感が増します。ちなみにPSVRには標準でイヤホンマイクが付属してきますが音質はお察しですので、別途安価でも良いのでヘッドフォンを用意することをおすすめします。個人的には1万円以下ではSONYのヘッドフォンが音質が一番良いように思います。お金が余っている人はBOSEとかどうぞ!
PSVRはメガネをかけたままプレイできる?
できます。実際私は右は1.0くらい見えますが、左は0.1程度の視力しか見えません。裸眼でPSVRをプレイするとボヤけてしまいますのでメガネをかけてプレイしています。PSVRは頭の締め付け具合とPSVRのモニタ部を前後に調節できるのですが、あまり手前側に寄せるとPSVRのレンズとメガネが接触してしまいます。あまり勢い良く動かさないようにするのが良いと思います。PSVRのレンズは湾曲していますので、保護フィルムを貼るのは難しいでしょう。挑戦してみようかと思いましたが、結構高価ですので。。。どうしてもPSVRのレンズとメガネが接触して少し傷がついてしまったので保護フィルムを購入してみました。下記のものが安いです。貼るのは難しいのですが、全部で10枚付属しています。形状は上下対称ですので左右の区別がありません。つまり8枚失敗できます。私は最初の3枚失敗して4枚目でコツを掴んで成功、5枚目も続けて成功しました。貼り方のコツは、貼り付け面と逆側の保護シートが剥がれにくいのでカッターナイフの刃先で剥がしました。PSVRのレンズは曲面なのですが、シワは指で伸ばせばピッタリと貼り付きます。多少失敗しても焦点距離とズレていますので気にならないと思います。
私は近視ですのでごく近くのモニタはメガネ無しでも見えるだろうと思っていましたが、3mくらい向こうに焦点があうようになっているそうですのでメガネは必要です。
余談ですが、PSVRの汚れ防止用のマスクも買いました。あのデストロイヤーみたいなやつです(歳がバレる)しかし、まぁ面倒で被らないようになるので買わないで良いと思います。私も最初の1回だけしか被りませんでした。
あとがき
なかなか手に入れることが出来ずにヤキモキして、やっと手に入れたと思った途端に値下げ&マイナーチェンジが発表されて結構イラっときましたが、気を取り直してレビューしていきます。次回は気になる消費電力や設置に関することなど、実際に所有するとなったら気になることを紹介していきます。色々あるのですが、この没入感、臨場感を味わってしまったら細かいことはどうでも良くなりますけどね。それくらいPSVRの世界は凄いです。
ではまた!
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