「Aマウントは死んでいなかった」と驚きの声しか聞こえなかったα99IIですが、気になるAFの性能や連写時のEVF(電子ビューファインダー)がどんな感じか?などがわかる動画がありましたのでご紹介します。
α99IIのEVFは連射時にパタパタマンガになるのか?
Aマウントは死なず!まさかのα99IIが発表!! |
以前の記事で「EVFの弱点は連射時にパタパタマンガになる為、TLM(トランスルーセントミラー・テクノロジー)の利点である連写性能を殺している」旨の事を書きました。私も被写体は動体ですので実際にα65を使っていて非常に気になります。さてα99IIで実際のところどうなのかは下の動画ではっきりとわかります。
この動画の3分5秒あたりから見てもらえばよくわかります。私は最初AFの追従性を見せているだけだと思い連写していることに気が付きませんでした。左上のカウンターを見ていると連写していることがわかります。わかった上で見ると確かに若干のパタパタ感がありますが、被写体を追うには全く問題ありません。言われなければ気が付かなかったくらいですから。
またAFも非常に素晴らしい性能であることがわかります。被写体を変えた時には本当に一瞬でピントが合焦し以降は食らいついて離しません。AFの速度はレンズにも大きく影響されますが、このAFの速度はキャノンと比べても同等以上ではないでしょうか?しかもこの価格帯のフルサイズとしては破格の12コマ/毎秒の連写スピードです。キャノンのEOS-1D X mkIIやニコンのD5など軽く70万円もするようなハイエンドモデルと同等の連写速度のフルサイズ機を40万円で実現したのは見事です。長年ソニーが取り組んできたTLMがやっと完成したと言えるのではないでしょうか。
Aマウントの未来に光が差し始めている?
カメラというのはレンズが非常に大切です。ところがソニーは「Aマウントのレンズを開発するかはお客様の声次第(現段階ではその気はない)」と言っていましたので、個人的にはα99IIがたとえ良いカメラだとしてもキャノンやニコンのレンズ資産に投資するべきだと考えていました。しかしここに来てソニーがAマウントレンズの開発を続けていくという噂が聞こえてきています。α99IIの受注が大幅に予想を上回ったことを「お客様の声」と受け取ったのかもしれません。
ソニー、α99 IIの供給不足を告知 – デジカメWatch
キャノンかニコンに乗り換える気満々の私ですが、段々とAマウントに後ろ髪を引かれ始めました。α99II欲しいです。買えないけど。このシステムを継承して画素数を3000万画素、連写速度を10コマ/毎秒、動画をFullHDまでに抑えたエントリー向けフルサイズ機を20~25万円くらいで出せれば一気にAマウントに火がつくような気がします。
ではまた!
Source : ソニー
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