「ZenFone 3」シリーズの各モデルの比較まとめ

「ZenFone 3」も無事(?)日本でも発表されて、派生機の発表ラッシュも一段落ついたようですので、ここいら辺でラインナップをまとめて比較してみようと思います。今のところ日本で発売されないモデルも合わせて、RAMやストレージ容量のバリエーションを除き、大きく8モデルあります。

5.5インチの「ZenFone 3 Deluxe」は側だけDeluxe

今のところ日本での発売は5インチの「ZenFone 3(ZE520KL)」と5.5インチの「ZenFone 3 Deluxe(ZS550KL)」、5.7インチの「ZenFone 3 Deluxe(ZS570KL)」の3機種です。良くわからないのは5.5インチのZenFone 3(ZE552KL)で、LTEの欄を見てもらえばわかるようにわざわざ「JP version」の表記があるにも関わらず、5.5インチはGlobal版のZenFone 3 Deluxe(ZS550KL)が発表されました。

その5.5インチの方のZenFone 3 Deluxeですが、これはスペック表を見ればわかるように基本的には「ボディをDeluxeにした5.5インチZenFone 3(無印)」です。なんとなくバカにされたように感じてしまうのは私だけでしょうか。気のせいですね。きっと。

しかし何れのモデルも充分な性能で、特に無印のZenFone 3は非常にコストパフォーマンスに優れています。また全てのモデルでドコモのFOMAプラスエリア・プラチナバンドに対応していること、2枚のSIMの同時運用に対応していることも特筆すべきところです。ただし2つ目のSIMスロットはSDカードスロットと排他ですので2枚のSIMを挿してデュアルスタンバイとする場合はSDカードが使えない点は注意が必要です。デュアルスタンバイで使用する場合は内蔵ストレージが大きいモデルを選択しておくのが良いでしょう。

他の派生モデルUltra、Laser、Maxは何れも日本未発表

ZenFone 3シリーズには6.8インチの「ZenFone 3 Ultra」、レーザーで測距するオートフォーカス搭載の「ZenFone 3 Laser」、大容量バッテリー搭載の「ZenFone 3 Max」です。ところがこれらは今のところ日本発売の予定はありません。ZenFone 3 LaserとZenFone 3 Max廉価版としての役割もありますので時期をずらして投入するものだと思いますが、現在のASUSは日本向けは高級路線にシフトしようとする意図が感じられますのでASUS自身も様子見なのかもしれません。

2016/11/23 追記
ZenFone 3 Laserは30,024円(税込)で国内発売しました。

やっと？日本国内発売となる「ZenFone 3 Laser」の日本版と海外版の違い

2017/01/12 追記
ZenFone 3 Maxは21,384円(税込)で国内発売が発表されました。

文句なしに安い！「ZenFone 3 Max」国内発売！日本国内版と海外版の違いは？

ZenFone 3 Ultraも64,584円(税込)で国内発売されました。結局全部国内で出ましたね。

ZenFone 3 Ultraの国内版と海外版の違い

日本にも一定のファブレットファンはいますが、実際には売れ行きは芳しくないようで各社日本市場にはファブレットを投入してきません。ZenFone 3 Ultraも投入されないかもしれません。

幸いにしてZenFone 3シリーズは何れのモデルでもグローバル版(WW)もしくは日本・台湾・香港版(JP/TW/HK)でFOMAプラスエリア・プラチナバンドに対応していますので、AmazonやEXPANSYSなどで購入すれば良いでしょう。

ではまた！

Source : ASUS Global

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