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スマホ対応周波数帯

【え!?あれ?もう登場?】「Xperia 10 V SIMフリー版」の対応バンド

ものすごい違和感。Xperia 10シリーズはキャリア版からかなり遅れてSIMフリー版がリリースされていたのですが、なんとXperia 10 Vでは僅か1ヶ月遅れでSIMフリー版が発売されることが発表されました。今回はその「Xperia 10 V SIMフリー版」の対応バンド(周波数帯)を解説します。

Xperia 10シリーズのSIMフリー版の発売スケジュール

Xperia 10 Ⅳの時には各キャリア、MVNO向けに7月22日に発売しました。ドコモ版、au版、ソフトバンク版は各キャリア用にカスタマイズされたモデルですが、同時発売の楽天モバイル版とMVNO版はXQ-CC44という型番のSIMフリー版でした。しかし公にはXQ-CC44はSIMフリー版というアナウンスはなく、翌2023年3月10日に正式にSIMフリー版として同じXQ-CC44がソニーストアや一般量販店向けに発売されました。

これは、ソニーが旧態依然としたキャリア経由の販路を重視していたという事だと思いますが、今年のXperia 10 Vはこのタイムラグが約1ヶ月と大幅に短くなりました。Xperia 10 V SIMフリー版の発売日は8月4日。キャリア版が7月6日ですので、実際には1カ月空いていません。

その関係で、Xperia 10 ⅣのSIMフリー版が正式に発売してから、なんと5カ月という事になります。

【やっぱり楽天モバイル版がSIMフリー版だった】「Xperia 10 V」の対応周波数帯

対応周波数
4G LTE B1, B3, B4, B5, B8, B12, B18, B19, B21, B38, B41, B42
5G NR n3, n28, n77, n78, n79

今回、Xperia 10 VのSIMフリー版が正式に発表されたことで、SIMフリー版の型番が「XQ-DC44」あることが判明しました。やはり楽天モバイル版はSIMフリー版だったということです。

この記事の時点では書くMVNO向けにはアナウンスされていませんでしたが、現在はmineoから発売することが発表されています。

対応バンド的にはXperia 10 ⅣのSIMフリー版と全く同じで、詳しくは後述しますが、日本国内での使用に問題のない対応になっていますが、当然のことながらミリ波には対応していません。

ドコモ 対応周波数帯

4G LTE

バンド 対応 備考
Band1(2.0GHz) メインバンドでありかなり広め。山間部などに行かなければ大体大丈夫。
Band3(1.7GHz) 東名阪で整備されている高速通信用のバンド。
Band19(800MHz) プラチナバンド。郊外~山間部では必要。
Band21(1.5GHz) 一部の地方都市で整備されている高速通信用のバンド。
Band28(700MHz) × プラチナバンド。市街地~郊外用(?)で山間部には見られない。
Band42(3.5GHz) PREMIUM 4Gの高速通信用のバンド。

Band28はドコモ社内でも重視されていないのか、ドコモ版の他のスマホでも上位機種など一部のみしか対応していませんので、特に問題はないでしょう。プラチナバンドを含め必要なバンドを網羅していますので、ドコモ系のSIMで問題なく使用できるでしょう。高周波のBand42にも対応していますので高速な通信も期待できます。

5G NR

バンド 対応 備考
n1(2.0GHz) × 4G LTEから転用された周波数帯のSub6です。Sub6の中でも周波数が低めなので速度は遅めです。
n28(700MHz)
n78(3.4~3.7GHz) Sub6と呼ばれるあまり周波数の高くないバンドです。LTEの延長のような周波数です。
n79(4.5GHz)
n257(28GHz) × ミリ波と呼ばれる非常に周波数の高いバンドです。周波数が高いので高速通信が可能ですが、遮蔽物などに弱いために通信できる範囲は限定的です。遮蔽物どころか雨程度にも影響を受けるようです。

Xperia 10 Vはミリ波には対応していません。n79は海外製のSIMフリースマホでは対応していないことが多く、ドコモの弱点となっていますが、日本製であるXperiaではしっかりと対応されています。ドコモ系のSIMでも問題なく使用できるでしょう。同じくドコモのみが運用しているn1は対応していませんが、4G LTEと同じ周波数帯ですので、4G LTEの電波がつかめれば特に問題はないと思われます。

ソフトバンク 対応周波数帯

4G LTE

バンド 対応 備考
Band1(2.0GHz) メインバンドの一つ。ドコモに比べるとかなり狭め。
Band3(1.7GHz) 他社を買収したバンド。エリアも広く高速通信が可能なバンド。
Band8(900MHz) プラチナバンド。
Band11(1.5GHz) × あまり使用されていないバンド。
Band28(700MHz) × プラチナバンドだがあまり整備されていない。
Band42(3.5GHz) キャリアアグリゲーション用の高速通信バンド。

プラチナバンドを含め主要なバンドを網羅していますので、ソフトバンク系のSIMで問題なく使用できるでしょう。高周波のBand42にも対応していますので高速な通信も期待できます。

5G NR

バンド 対応 備考
n3(1.7GHz) 4G LTEから転用された周波数帯のSub6です。Sub6の中でも周波数が低めなので速度は遅めです。
n28(700MHz)
n78(3.4~3.7GHz) Sub6と呼ばれるあまり周波数の高くないバンドです。LTEの延長のような周波数です。
n257(28GHz) × ミリ波と呼ばれる非常に周波数の高いバンドです。周波数が高いので高速通信が可能ですが、遮蔽物などに弱いために通信できる範囲は限定的です。遮蔽物どころか雨程度にも影響を受けるようです。

Xperia 10 Vはミリ波には対応していません。ソフトバンク系のSIMで問題なく使用できるでしょう。

au 対応周波数帯

4G LTE

バンド 対応 備考
Band1(2.0GHz) メインバンド。
Band3(1.7GHz) 一部地域の高速通信用バンド。
Band11(1.5GHz) × 一部地域の高速通信用バンド。
Band18(800MHz) プラチナバンドでありメインバンド。これが未対応だとかなりきびしい。
Band26(800MHz) × これに対応していたらBand18に対応していなくてもOK。
Band28(700MHz) × プラチナバンドだがあまり整備されていない。
Band41(2.5GHz) WiMAX2+と呼称される高速通信用バンド。
Band42(3.5GHz) キャリアアグリゲーション用の高速通信バンド。

一見、多数のバンドに対応していないので不安を感じかもしれませんが、備考を見ればわかるように必要なバンドはプラチナバンドを含めて網羅していますので、au系のSIMで問題なく使用できるでしょう。高周波のBand41、Band42にも対応していますので高速な通信も期待できます。

5G NR

バンド 対応 備考
n3(1.7GHz) 4G LTEから転用された周波数帯のSub6です。Sub6の中でも周波数が低めなので速度は遅めです。
n28(700MHz)
n41(2.5GHz) X
n77(4.0GHz) Sub6と呼ばれるあまり周波数の高くないバンドです。LTEの延長のような周波数です。
n78(3.7GHz)
n257(28GHz) X ミリ波と呼ばれる非常に周波数の高いバンドです。周波数が高いので高速通信が可能ですが、遮蔽物などに弱いために通信できる範囲は限定的です。遮蔽物どころか雨程度にも影響を受けるようです。

Xperia 10 Vはミリ波には対応していません。auのみ運用しているn41には対応していませんが、4G LTEと同じ周波数帯ですので、4G LTEの電波がつかめれば特に問題はないと思われます。

楽天モバイル 対応周波数帯

4G LTE

バンド 対応 備考
Band3(1.7GHz) メインバンド。
Band18(800MHz) 楽天の言うところのパートナー回線。実際にはauのプラチナバンド。楽天モバイルの基地局はかなり増えてきているが、山間部などはこれが未対応だとかなりきびしい。
Band26(800MHz) auと同じく、これに対応していたらBand18に対応していなくてもOK。

楽天モバイルはBand3のみです。楽天モバイルの電波をつかめない場所ではパートナー回線と呼ばれるauの回線(Band18またはBand26)につながるようになっています。パートナー回線は一度縮小・廃止された経緯がありますが、楽天モバイルのプラチナバンド獲得までの繋ぎで復活すると発表されました。しかし、混雑する場所では速度に制限を受けたりするようです。

auのバンドを含め楽天モバイルのLTEバンドにはすべて対応しています。

5G NR

バンド 対応 備考
n3(1.7GHz) 4G LTEから転用された周波数帯のSub6です。Sub6の中でも周波数が低めなので速度は遅めです。
n77(3.8~3.9GHz) Sub6と呼ばれるあまり周波数の高くないバンドです。LTEの延長のような周波数です。
n257(27.00~27.40GHz) X ミリ波と呼ばれる非常に周波数の高いバンドです。周波数が高いので高速通信が可能ですが、遮蔽物などに弱いために通信できる範囲は限定的です。遮蔽物どころか雨程度にも影響を受けます。

Xperia 10 Vはミリ波には対応していません。楽天モバイルのSub6には全て対応していますので、楽天モバイルのSIMで問題なく使用できるでしょう。


個人的にはXperiaの縦長デザインはとても好きで、現在も購入を迷っているのですが、ちょっとお高くなりましたよね。。。現在発表されている中ではmineoの税込66,000円が最安値です。次点がソニーストアiconで税込67,100円、あとは7万円オーバーで、ひどいのになると、どことは言いませんが8万円くらいの値札を付けているキャリアもあります。安売り王だったOCNモバイルONEは消滅してしまいましたし、IIJmioあたりにNMP特価を激安でお願いしたいものです。

Source : SONY

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