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AIチャットが面白いけど大丈夫かなこれ?

マイクロソフトから登場した新しいBingのAIチャットの待ち行列に並んでいたのですが、使えるようになりましたので、試しに使ってみましたので軽くレビューしたいと思います。

このところ世間を騒がせているChatGPTですが、開発元であるOpenAIにマイクロソフトが投資をしていたのが少し前にニュースとなり、間髪を入れずにBingに組み込んできました。マイクロソフトは「ChatGPTよりも強力」とアピールしていますので、比較してみたいと思いましたが、ChatGPTでは現在新規アカウントの登録はできないようでした。

こんなのが人工【知能】なの?

まずは人類史に残る、とてもとても難しい質問からです(笑)

FD3Sが255馬力だったのは3型までですので、間違ってはいませんが、誤解を招く記述ですね。。。

私はFD3Sのオーナーですが、「一概には言えないが、おおむねGT-Rの方が速い」というのは合っていると思います。ただ、こういった一概には言えないような話では【事実】を提示することが大切です。例えば「ノーマルの場合は速度レンジの低い筑波サーキットのラップタイムでは・・・・対して高速サーキットの富士スピードウェイでは・・・・ブーストアップなどの一般的なチューニングカーだと・・・・」のようなできるだけ数値的な情報を提示して、考察を添えるか読者に判断を委ねるのが一番だと思いますが、今のレベルのAIでは無理ですね。

ちなみに、R34とFD3Sのノーマルの筑波ラップはCARトップ誌の計測では共に1分4秒台で、R34の方が0.3秒ほど速いですが、R32はVspec N1ベース車でも5秒フラット。N1ベース車ではないVspecでギリギリ6秒を切っているといった感じです。

AIチャットは、文章が破綻していないのは素晴らしいと思いますが、当然ながら、その内容はただ単にググったものから抽出しているだけです。例えば、次のような質問です。

Xperia 1 Ⅳの発売楽しみですね!(笑

回答としては33Wと提示しています。ググって見るとわかるのですが、「Xperia 1 Ⅳ PD 最大ワット数」で検索して「~~Wに対応している」と記載されている最初のページの数値です。

ちょっと自信なさげに回答していますが、この33Wというのも恐らく誤りです。Xperia 1 ⅣのPD充電の電圧は最大9Vのようですので、PDの規格では9V×3A=27Wが正解だと思われます。人間であれば「あれれ?33WってPDにしてはおかしくない?」となる訳ですが、現状のAIと呼ばれるソフトウェアは最先端であっても多角的に情報を見ることはできません。

もう少し簡単そうな質問にしてみました。公式サイトには明記されていませんが、ググればすぐにたくさんの情報が出てくる質問です。

ググって見てください。私にはこのバッテリー容量が記載されているサイトを見つけることはできませんでした。検索で見つかる数値は、iPhone 14は3279mAh、iPhone 14 Plusは4325mAhです。確かに公式な数値ではないのですが。一体どこからこの数値が出てきたのか?ちょっと調べてみると、2,716mAhはiPhone X、3,687mAhはiPhone 12 Pro Maxの値のようです。

「公式サイトには明記されていませんが」と毎回言ってくるので(これはこれで良いと思います)、意地悪しないで公式サイトに記載されていることを質問してみました。

この質問だけは別の日にしたのですが、なぜか英語で回答してくるようになりました。。。そして回答の内容も自信満々で間違っています。6.7インチ 2778×1284という数値はiPhone 14 Plusのスペックですね。iPhone 14は6.1インチ 2532 x 1170です。

GoogleのBirdの回答が正確ではなかったということで株価が暴落しましたが、いやいやBingも普通に間違いだらけですよ。世間様ではAIチャットすごいすごいと評判ですが、どこがすごいのか私にはわかりません。AIチャットは「自然文章にまとめるのが上手い」だけなように思います。

AIチャットが生み出す未来

ここまでAIチャットをこき下ろしてきましたが、AIチャットが有用な場面もあります。例えば、「iPhone 14シリーズ全機種の解像度をおしえて」に正確に、かつiPhone 14 ProやiPhone 14 Pro Maxも一緒に回答してくれるようになれば、公式サイトの各機種の仕様をメモしながら回る必要がなくなります。知りたい情報を集めて提示してくれるのは非常に有用でしょう(私がブログを書くときには可能な限り一次ソースを確認するようにしているので使いませんが)

また実例として、米CNETがAIに書かせた記事をこっそり掲載していたけど、間違いだらけだったという話がありました。

特に、ニュースなんていうのはどの報道機関でも同じことしか書いていませんので、今は間違いだらけでも、速報性を諦めれば、すぐにAIで書けるようになるでしょう。速報性を諦めて良いのかわかりませんが。

それはそうと、上で紹介したGT-RとRX-7の速さ比べの回答、どこかで見たような感じだとは思いませんか?そうです。「いかがでしたかブログ」です。「いかがでしたかブログ」はクラウドソーシングなどで激安単価で依頼されて量産されますので、わかっていない人が、ネットを見て、なんとなくまとめているけど有用なことは書かれていないアレな文章になりがちです。

AIが生成した文章はこれにしか見えないのですよね。逆に言えば「いかがでしたかブログ」が簡単に作れるわけです。現状でも「いかがでしたかブログ」がGoogle検索の上位に表示されてうんざりとしているのに、更に「いかがでしたかブログ」が増殖して、AIがその「いかがでしたかブログ」から更に新たな「いかがでしたかブログ」を生み出すという未来がみえるような気がします。

また、今は鼻で笑っていられますが、皆が「AIチャットでいいじゃん」と思うレベルにまでなると、サイトに訪れる人はいなくなります。誰も見てくれないのなら、私だってブログを更新しません。その先はどうなるのでしょうね。。。

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