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スマホ対応周波数帯

「Xperia 1 III」「Xperia 5 III」SIMフリー(グローバル)版の対応周波数帯を解説

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リアルタイムトラッキングや瞳AFなどの進化したAFと、光学ズームが可能な可変式望遠レンズを搭載したSONYの最新スマホ「Xperia 1 III (XQBC62)」と「Xperia 5 III (XQBQ62)」のSIMフリー版の対応周波数帯を紹介します。

Xperia 1 III グローバル版(XQBC62)、Xperia 5 III SIMフリー版(XABQ62)の対応周波数帯

対応周波数
3G 1, 2, 4, 5, 6, 8, 19
4G LTE 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 13, 17, 19, 20, 25, 26, 28, 29, 32, 34, 38, 39, 40, 41, 46, 48, 66, 71
5G NR n1, n2, n3, n5, n7, n8, n20, n28, n38, n40, n41, n66, n71, n77, n78

Xperia 1 IIIとXperia 5 IIIのSIMフリー版の対応周波数帯は共通です。

もちろん5Gに対応していますが、Sub6のみの対応で、ミリ波には対応していません。ミリ波はまだ対応しているスマホは少ないですね。5Gのエリアはまだ限定的ですが、イベント会場など極端に人が集まる場所が対応していると、4Gは繋がらないけど5Gは繋がるという事があるでしょう。

ドコモ 対応周波数帯

4G LTE
バンド 対応 備考
Band1(2.0GHz) メインバンドでありかなり広め。山間部などに行かなければ大体大丈夫。
Band3(1.7GHz) 東名阪で整備されている高速通信用のバンド。
Band19(800MHz) プラチナバンド。郊外~山間部では必要。
Band21(1.5GHz) X 一部の地方都市で整備されている高速通信用のバンド。
Band28(700MHz) プラチナバンド。市街地~郊外用(?)で山間部には見られない。
Band42(3.5GHz) X PREMIUM 4Gの高速通信用のバンド。

Band19のプラチナバンドに対応していますので、山間部なども含めて安心して使えると思います。

Band21、Band42の高速通信用のバンドに対応していませんので、ドコモのSIMで使用する場合はキャリアアグリゲーションにより高速通信の恩恵は受けにくいでしょう。MVNO(格安SIM)では、他の要因でそんな通信速度は出ませんのであまり気にする必要はありません。

5G NR
バンド 対応 備考
n78(3.6~3.7GHz) Sub6と呼ばれるあまり周波数のバンドです。LTEの延長のような周波数です。
n79(4.5~4.6GHz)
n257(29.10~29.50GHz) X ミリ波と呼ばれる非常に周波数の高いバンドです。周波数が高いので高速通信が可能ですが、遮蔽物などに弱いために通信できる範囲は限定的です。遮蔽物どころか雨程度にも影響を受けるようです。

n257のミリ波には対応していませんが、Sub6には対応しています。

ソフトバンク 対応周波数帯

4G LTE
バンド 対応 備考
Band1(2.0GHz) メインバンドの一つ。ドコモに比べるとかなり狭め。
Band3(1.7GHz) 他社を買収したバンド。エリアも広く高速通信が可能なバンド。
Band8(900MHz) プラチナバンド。
Band11(1.5GHz) X あまり使用されていないバンド。
Band28(700MHz) プラチナバンドだがあまり整備されていない。
Band42(3.5GHz) X キャリアアグリゲーション用の高速通信バンド。

ソフトバンクはプラチナバンドがSIMフリー版で大抵サポートされるBand8がプラチナバンドであるためSIMフリー端末で非常に使いやすいSIMです。もちろんXperia 1 IIIやXperia 5 IIIのSIMフリー版でもサービスエリア的には問題ないでしょう。

ソフトバンクの場合もキャリアアグリゲーション用がBand42であるため、やはりソフトバンクのSIMで使用する場合はキャリアアグリゲーションにより高速通信の恩恵は受けにくいでしょう。MVNO(格安SIM)では、他の要因でそんな通信速度は出ませんのであまり気にする必要はありません。

5G NR
バンド 対応 備考
n78(3.6~3.7GHz) Sub6と呼ばれるあまり周波数のバンドです。LTEの延長のような周波数です。
n257(27.40~27.80GHz) X ミリ波と呼ばれる非常に周波数の高いバンドです。周波数が高いので高速通信が可能ですが、遮蔽物などに弱いために通信できる範囲は限定的です。遮蔽物どころか雨程度にも影響を受けるようです。

n257のミリ波には対応していませんが、Sub6には対応しています。

au 対応周波数帯

4G LTE
バンド 対応 備考
Band1(2.0GHz) メインバンド。
Band3(1.7GHz) 一部地域の高速通信用バンド。
Band11(1.5GHz) X 一部地域の高速通信用バンド。
Band18(800MHz) X プラチナバンドでありメインバンド。これが未対応だとかなりきびしい。
Band26(800MHz) これに対応していたらBand18に対応していなくてもOK。
Band28(700MHz) プラチナバンドだがあまり整備されていない。
Band41(2.5GHz) WiMAX2+と呼称される高速通信用バンド。
Band42(3.5GHz) X キャリアアグリゲーション用の高速通信バンド。

auの場合はドコモに比べてBand1のカバーエリアが狭く、プラチナバンドと呼ばれるBand18もしくはBand26が実質的なメインバンドになります。Xperia 1 IIIとXperia 5 IIIのグローバル版はBand18には対応していませんが、Band26には対応していますのでMFBIにより実質Band18と同様に扱われます。したがってエリア的な問題はないと思われます。

auの場合もキャリアアグリゲーション用の高周波バンドがBand42であるため、やはりauのSIMで使用する場合はキャリアアグリゲーションにより高速通信の恩恵は受けにくいでしょう。MVNO(格安SIM)では、他の要因でそんな通信速度は出ませんのであまり気にする必要はありません。

5G NR
バンド 対応 備考
n77(3.7~3.8GHz) Sub6と呼ばれるあまり周波数のバンドです。LTEの延長のような周波数です。
n77(4.0~4.1GHz)
n78(3.3~3.8GHz)
n257(27.80~28.20GHz) X ミリ波と呼ばれる非常に周波数の高いバンドです。周波数が高いので高速通信が可能ですが、遮蔽物などに弱いために通信できる範囲は限定的です。遮蔽物どころか雨程度にも影響を受けるようです。

n257のミリ波には対応していませんが、Sub6には対応しています。

楽天モバイル 対応周波数帯

4G LTE
バンド 対応 備考
Band3(1.7GHz) メインバンド。
Band18(800MHz) X 楽天の言うところのパートナー回線。実際にはauのプラチナバンド。楽天モバイルの基地局はかなり増えてきているが、山間部などはこれが未対応だとかなりきびしい。
Band26(800MHz) auと同じく、これに対応していたらBand18に対応していなくてもOK。

楽天モバイルはBand3のみであり、その基地局もまだ整備中でありますが、急激にエリアを広げているようです。楽天モバイルの電波をつかめない場所ではパートナー回線と呼ばれるauの回線(Band18またはBand26)につながるようになっています。

Xperia 1 IIIとXperia 5 IIIのSIMフリー版はBand3とBand26に対応していますので、楽天モバイルのSIMで問題なく使用できると思われます。

5G NR
バンド 対応 備考
n77(3.8~3.9GHz) Sub6と呼ばれるあまり周波数のバンドです。LTEの延長のような周波数です。
n257(27.00~27.40GHz) X ミリ波と呼ばれる非常に周波数の高いバンドです。周波数が高いので高速通信が可能ですが、遮蔽物などに弱いために通信できる範囲は限定的です。遮蔽物どころか雨程度にも影響を受けます。

n257のミリ波には対応していませんが、Sub6には対応しています。

Source : Sony Electronics

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