香川県観音寺市の高屋神社は山の上に本宮があるのですが、そこの鳥居が「天空の鳥居」として最近SNSなどで話題になっています。平成最後の大晦日に行ってきましたので、混雑具合や、車で行く方法、駐車場事情なども交えて紹介したいと思います。
あまりにもエモすぎる高屋神社の夕暮れ
平成最後の大晦日2018年12月31日の夕焼けです。私はどうも旅行などに行くと天気が悪かったりして、いつも白くガスった空の写真とかばかりなのですが、この日は神様も空気をよんでくださったようで、ご覧のように適度に雲がある青空に爆焼けという最高のコンディションでした。
撮ってる時も「これはwww」と思っていましたし、Lightroomでレタッチしていても久々に楽しかったです。こんなところがあったとは。
左の方に三脚が並んでいますが、シビアな場所取りにはなりません。私が到着したのはこれから日が傾き始める16時半頃で「平成最後の大晦日だし、出遅れたかな?」と思いましたが、特に不自由なく色々な角度からゆっくり写真を撮ることができました。やはり四国という土地柄、本州の有名スポットに比べると人は少なくて心を濁らせることなく撮影ができて最高です。
実際にはこんな感じの時間帯もありましたが、基本的にはみなさん遠巻きに鳥居を眺めている感じです。ただ、やはり人が入らないように撮るためにはある程度接近する必要がありますので、どうしても広角レンズが欲しいところです。
この日の機材はα7II + MC-11 + EF16-35mm F4L IS USMの組み合わせですが、今確認すると、ほとんどの写真は20mm以下で撮っていますので、フルサイズ機でも24mm以上の標準レンズではちょっと長いと思います。
ここより上の写真は全て16mmで、下の写真が21mmです。角度によっては「24mmでもなんとか」といった感じです。もちろん全てフルサイズ換算の話ですので、APS-Cやフォーサーズなどは広角レンズが必須だと思います。
日が沈んでしまうと一気に人がいなくなって、私一人だけになってしまいましたが、日が沈んでからも観音寺市の夜景はなかなかです。気温が下がって凍死するかと思いましたが。
ちなみに中央に写っている、ひときわ明るい4つの光源は「銭形砂絵」のライトアップの光です。
高屋神社への車での行き方と駐車場事情
2023年7月 追記
現在は土日祝日はマイカーは通行禁止で、シャトルバスを利用することになっているようです。下記の公式サイトにて確認してください。
高屋神社
この天空の鳥居には山の麓にある高屋神社の下宮からハイキングで登るコースもありますが、直接、この鳥居のある本宮に車で行くこともできます。
登り口までは不動の滝カントリーパークを目指して走ります。登り口で2箇所、上の方で1箇所分かれ道がありますが、道路脇に高屋神社への誘導の看板がありますので迷うことはありませんが、登り口の分岐はストリートビューで確認していくのが良いでしょう。道路はセンターラインのない山道ですが、交通量もほとんどありませんし、対向できないほどではありません。途中2箇所ほど大きめの段差がありますが、常識的な車高短であれば大丈夫です。着地状態の極端な車高短車は無理です。
駐車場は軽く10台以上は駐車できます。夕暮れ直前でも半分くらいは空いていましたので駐車できないということはないと思います。
駐車場から本宮・鳥居までは数十メートルですが、かなりきつい坂を登ります。写真では伝わりにくいのですが、手をついて登ろうかと思うくらいの傾斜ですので、ハイヒールは無理だと思います。車椅子や足腰が弱い人もかなり厳しいかと思います。
トイレは鳥居のそばにあります。ちょっと迫力ある佇まいですので覚悟して扉を開けましたが、拍子抜けするくらい綺麗な水洗トイレでした。
あと、この鳥居の後ろ側に本宮があります。天空の鳥居が最初に視界に入りますので、みなさんそこで目を奪われてしまいますが、帰る前にでもお賽銭を投げてお参りしましょう。
観音寺市には他にも「銭形砂絵」やウニユ塩湖みたいだと話題になっている「父母ヶ浜(ちちぶがはま)」、桜の名所「紫雲出山」などのSNS映えスポットが密集しています。田舎で車がないと不便ですので遠方の人はレンタカーを借りるのが良いでしょう。
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