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イベント・旅

ブルーインパルスが来ない時ほど行くべし!2018美保基地航空祭は最高でした。

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今年も行ってきました美保基地航空祭。しかし去年、一昨年とは様子が違います。そうブルーインパルスが来ないのです。ブルーインパルスが来ないから行かない?いえいえ。ブルーインパルスが来ない時ほどおすすめです。そんな2018美保基地航空祭の様子をご紹介しようと思います。

あれ?美保基地航空祭って今日じゃなかったっけ?

高速代をケチって山道を3時間以上走ってたどり着いた時間は7時過ぎです。いつもならば弓ヶ浜沿いの431号線、左車線は駐車場への入場の車で渋滞しているはずですが、一向に車列が見えません。日にちを間違えたのか?と不安になりましたが、臨時駐車場入口には誘導の警備員さんがいます。しかし車は1台もいません。時間がおかしいのかと車の時計や腕時計を確認しますが、どう見ても7時過ぎです。。。。

今年は会場南側から撮ってみたいと思っていましたので、47号線へ向かいますが、歩いている人も疎らです。会場南側の駐車場も入り口に誘導の自衛隊員さんがいますが、入っていく車は私だけです。あれれ?そして駐車場はご覧の通り。

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正に大草原ですwwwwwwwwwww

悠々と滑走路側の端っこに車を止めて折りたたみの椅子を組み立てます。流石に展示飛行が始まる9時前には3分の1~4分の1ほどは埋まりましたが、

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依然として大部分が大草原ですwwwwwwww

会場との往復のシャトルバスも待ち行列無しで、いつでも乗れます。トイレもいつでも使えます。去年、一昨年のあの大混雑ぶりが嘘のようです。

美保基地航空祭から渋滞なしで帰る方法

ちなみに帰りもまったく渋滞はありませんでした。米子ICまでの2時間の大渋滞や内海を大回りしての渋滞回避大作戦はなんだったのか、、、

ちなみに臨時駐車場は見ての通り未舗装の草原で、それなりに凹凸もありますが、私の車でも大丈夫でしたので、相当な車高短でない限りは注意しながら徐行すれば大丈夫です。

南側駐車場での撮影マジおすすめ!

去年の美保基地航空祭で会場から撮ると「ほぼ全日逆光&腹ばかり撮れる」と思いました。腹ばかり撮れるのは航空祭ではよくあることで、

「左右から侵入してきた機体が会場正面で旋回して向こう側に離脱する」
「会場正面から侵入してきた機体が会場正面で左右どちらかに旋回する」

のパターンが多いため、必然的に会場側には腹を向けることになります。左右から侵入してきて会場側へ旋回してくれれば良いと思うのですが、一般の方には爆音などが刺激が大きすぎたり安全上の理由があるのでしょうか?管制塔のような背の高い建造物もありますしね。

ところが、美保基地航空祭の場合は会場から滑走路を挟んで反対側に臨時駐車場が設けられます。会場側から「逆光で腹ばかり」であれば、反対から見たら「順光で背中ばかり」が、しかも至近距離で撮れるのではないかと思い、今年は会場南側の駐車場に陣取ってみることにしました。

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上述のように駐車場はガラガラですので一番滑走路側に車を停めて、折りたたみ椅子を組み立ててゆっくりとします。滑走路を挟んだ会場との距離感はこんな感じです。

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地図上で見ると滑走路自体は会場内からよりも遠いので不安に感じましたが、滑走路上のC2輸送機はフルサイズの400mmで、ほぼ画角いっぱいになります。

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このF15は滑走路でタッチ&ゴーの直後に上昇しているところですが、このくらい大きく撮れます。傾き修正していますが、ほぼノートリミングです。大切なのは平面上ではこれが一番遠くで、ほとんどの場合は滑走路よりもこちら側を飛ぶということです(もちろん別途高度分は遠ざかります)

周りを見ると脚立を用意している人が多いのですが、脚立が有効なのは離着陸の時だけで、飛んでいる機体を撮る場合は自由に動けないので使えないです。後述しますが、機体は駐車場を中心に360度ぐるっと旋回します。脚立に乗っていては追いきれません。

離着陸時も、脚立があるとどれくらい良いのかな?と思って試しに車の屋根に登ってみましたが、別にそれで良い写真が撮れるとは思いませんでした。私も踏み台は持っていましたがテーブルとして使っていました。

また、今回は空いていたので滑走路側に車を停めて陣取りましたが、飛んでいる機体は駐車場のどこからでも撮れます。駐車場の中央付近に停めたので試しに端っこの方で撮ったりしてみましたが、結局は機体がどこを飛ぶかの問題ですので、どこで撮っても有利不利はないと思いました。駐車場内であればどこで撮っても変わらないので、どこに停めるかはあまりこだわりは必要ないと思います。強いて言えば真ん中の方が無難かなぁくらいです。

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C2ほどの大型機になるとフルサイズの400mmで本当に画角一杯に旋回中の背中を撮ることができます。会場の正面で旋回するということは、駐車場を中心にグルっと旋回することになるわけです。かなり長い時間、背中を撮影し続けることができます。しかも順光も斜光も撮り放題です。

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もちろん戦闘機も同様です。戦闘機はより小さい半径で旋回しますが、その際も多くの場合は駐車場の周りをグルっと旋回します。画角からはみ出るくらいとはいきませんが、上のF2はノートリミングです。最初にこちらに飛んできた時は怖いと思ったくらい近いです。

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ちょっとトリミングしてやればこの通り。こんなに鮮明に戦闘機が撮れたのは初めてです。岩国フレンドシップデーなどはどうしても距離があり、ほとんど等倍みたいなトリミングになりますので。APS-Cのカメラだと本当にノートリミングでドアップが撮れるでしょう。

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この小型なビジネスジェット機もノートリミングです。機体を大きく傾けて、ほぼ真上を通過してくれました。

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等倍に拡大するとパイロットの表情まで見えるくらいの近さです。

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F-15もこの通りです。F-2やF-15の展示飛行はいつも通り少々淡泊で、周りからも「もう終わり?」と声が聞こえてきましたが、個人的にはこんなに至近距離で撮影できたのは初めての経験でしたので大満足でした。

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今年は例年と違って、陸自のCH-47J チヌークが展示飛行を行いました。CH-47Jは会場の上空付近で飛び回りましたので、残念ながらこちらからは小さくしか撮影できませんでした。大きな機体を振り回してかなり大胆な飛行をしていたので、これだけは会場で撮影したかったなぁと思います。

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しかし大型の回転翼機はローターの回転速度が遅いので、かなりシャッター速度を低くする必要があり、手ぶれ写真を量産してしまいました。回転翼機は本当に難しいです。

美保基地と言えばやはりC-2輸送機が主役です。今年はブルーインパルスがこない分はC-2が頑張る感じで、所属全5機中の1機は常時内部を公開、残る4機すべてが編隊飛行からのブレイクやタッチダウンからの急上昇を見せてくれました。

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この巨体が編隊を組んで飛んでくる異様な光景はなかなか見れませんよね。

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離陸直後に戦闘機ばりにひねりを入れたり、

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低空で侵入してきて会場正面で急上昇させたりと大ハッスル(死語)です。ブルーインパルスの分は俺たちがやるぜという気合が感じられました。

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物資の投下は風向きによって位置は変わってきますが、今年は滑走路よりも駐車場側で投下したので、かなり至近距離で撮影できました。これもノートリミングです。

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今年のベストショットはF-2でもF-15でもなく、間違いなくこのC-2のブレイクです。会場正面から侵入してきて会場目の前でブレイクする訳ですが、そこは当然、駐車場の真上になります。この写真は他所では絶対に撮れませんよね?最高です美保基地航空祭。これで空が青かったら。。。

あとがき

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ブルーインパルスがこないだけでこんなにも差が出るのですね。もちろんブルーインパルスも見れたほうが良いのですが、ブルーインパルの有無でこれだけ楽なのであれば、むしろ無しのほうが良いのでは思えます。それくらい楽チンな航空祭でした。休日のイオンへ行くよりもイージーでしたよ。

美保基地航空祭の主役はやっぱりC-2輸送機だと思いますし、ブルーインパルスの展示飛行がない分だけ、C-2が編隊飛行などで頑張った感じが伝わってきました。初めての南側駐車場での撮影も良かったですし、航空祭に出向き始めてから今年の美保基地航空祭が一番撮れ高が良かったです。来年も天候が良さそうなら是非また行きたいと思います。

ではまた!

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