ASUS TransBook T90Chi用にあまり高価過ぎないスタイラスペンを探していたのですが、DELL製のVenue Active Stylusが使えるとの事で入手してみたのでレビューです。
結構前に購入して今更かなぁと思い記事にはしていませんでしたが、新型T90Chiが発売されて再び盛り上がってきたのでレビューしたいと思います。
T90Chiは本体があくまでもWindowsタブレットである為、トラックパッドやポインティングスティックのようなポインティングデバイスが装備されておらず、液晶画面を指でタップ&ドラッグする事になります。もちろん外付でマウスなどは使用できますがT90Chiの機動性が良いゆえに膝の上などで気軽に使いたい場面も多く、そのような場合に指では細かなポインティングが難しいのが課題の一つでした。特にウインドウのリサイズは非常に難しいです。
そこで先の細いスタイラスペンの登場となります。アクティブスタイラスペンは相性があり合わないものは使用できなかったりするのですが、DELLのVenue Active StylusはAmazonレビューで使えるとの書込みがあったので入手してみました。
スタイラスペンには大きく分けると指でタップする時のように静電気でポインティングするものと、自ら電気を発してポインティングするアクティブスタイラスの2種があります。1,000円とかで売っているようなものは前者です。前者は静電気を利用する為にある程度の接触面積が必要で先が非常に太くそのくせ反応が悪いので指の方が全然マシです。試しに1本購入しましたがゴミ箱直行です。今回購入したVenue Active Stylusは名前の通り後者です。
ボタンは矢印の2か所で、右側を押すとポインターのところが点滅して居場所を教えてくれます。左側はダブルクリックですが、実際のところ両方とも使いません。
ペンを液晶に近づけると(接触する前に)ポインターが表示され、そのまま接触させると左クリックになります。コンコンと2回接触させればダブルクリック、接触後にそのまま動かせばドラッグです。接触後にそのままにしていると1秒程度でポインターの周りに円が表示されてその状態で離すと右クリックとなりコンテキストメニューが表示されます。
ウインドウのリサイズやキーボードとドッキングしている時には指が届かない画面下方がタップできたりと利便性は非常に良いですが、スクロールだけはスクロールバーをドラッグする必要があります。直接スクロール対象をドラッグすると範囲選択になってしまいます。ここは正直残念なところですが、指でスクロールさせれば良いので使い分けだと思います。
下の動画は実際に使ってみたところです。ソフトウェアキーボードはペンを使っている時は自動的にデフォルトが手書き入力になります。もちろん普通のQWERTYキーボードにも切替できます。手書き文字認識はかなり精度が高く普通に使えて良い感じです。ペンの感度もよくメモ程度にはまったく問題がないのが分かると思います。
また、アプリケーションが対応していれば筆圧も感知します。下の動画はCLIP STUDIOというお絵かきソフトの体験版ですが、筆圧を感知しているのが見て取れると思います。私に絵心があればちょっとイラストでも描いてみせたいところですが、、、
ちなみに電池は単6電池を1本使用します。本体に1本付属していますが予備としてAmazon basicの物を一緒に購入しました。電池たった4本なのにえらく大仰な箱に入ってきます(笑)
Venue Active StylusとT90Chiの相性は良いと思います。お値段も3,000円程度とアクティブスタイラスとしては安価です。クリップでカバーやケースの蓋にでも挟んでおけばちょっとした時に役に立ちます。スクロールの件はありますが他には特に欠点は思い浮かびません。マウスがなくても細かい作業をしたい場合やちょっとした時間にイラストを描いたりしたい人にもお勧めです。私もこれを機会にイラストの練習とかしてみようかなと思います。
2015/11/14 追記
現在Amazonは在庫切れで納期が1~2ヵ月となっています。私が購入した時も同じ1~2ヵ月納期でしたが、10日ほどで到着しました。他のブログ等をみてもそれくらいで到着しているようです。遅れるとクレームに繋がるからと考えているのかもしれませんが、これなら2週間とかの表記にしておけばもっと販売数伸びるのになぁと思いますね。
ではまた!
Dell Venue 8/8 Pro/11 Pro用 アクティブスタイラスペン Active Stylus 13Q41
売り上げランキング: 1,469
売り上げランキング: 251
売り上げランキング: 1,301