たぶん最強だったクラウドストレージOneDriveが有料・無料共に2016年より最大容量を大幅に引き下げるとの発表がありました。無料アカウントが15GB(30GB)から5GBへ、Office360アカウントが無制限から1TBへ容量削減され、有料プランも大幅値上げになります。
OneDriveの無料アカウントの容量は15GBですが、実は一度でもスマホのアプリでカメラアップロードの設定をすると(設定を解除しても)以降ずっと15GB追加されて合計30GBを使用する事ができます。残念ながらこれが5GBにまで削減されて、カメラアップデートでの15GB追加も廃止されるそうですので、名実ともに「OneDriveの無料アカウントのストレージ容量は5GB」となります。またOffice365ユーザーは容量無制限でしたが、これも1TBに制限されるとの事です。
理由は「Office365ユーザーが動画などをアップロードしまくってめちゃ容量食うから」との事らしいですが、無制限プランで「それ」を予想していなかったのであれば随分と間抜けな話ですし、それであればOffice365ユーザーの無制限だけ制限すれば良い訳ですので値上げする為の詭弁ですね。そんな訳で有料プランもしっかり値上げされるようです。
現在のOneDriveの有料プランは月100GBが190円、200GBが380円ですが、これが月50GBが1.99ドルになります。為替の影響もありますが、軽く倍以上の値上げです。
ちなみに現在5GBや1TBを超過している場合は1年間の猶予があるようですが、ファイルを削除して所定の容量に抑えないと、その後更に一定期間(半年~1年)でアカウントごと削除されてしまうようですので注意が必要です。
回線容量が厳しく制限される時代なので個人レベルではそれほど大容量のクラウドストレージって必要ないと思いますけどね。ただ年に何回か大容量のファイルを受け渡す時に便利だったので重宝していました。
こうなってくると無料アカウントで15GB使用できるGoogleDriveが最強になるのでしょうか?またの機会にクラウドストレージサービスの比較をしてみたいと思います。
ではまた!
Source : OneDrive ITmediaニュース
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