がっかり祭り？稲荷祭りを見に行ってきました。

「外国人に人気No1観光地」「千本鳥居」で有名な伏見稲荷大社でゴールデンウイークに行われた稲荷祭(還幸祭)を見に行ってきました。お稲荷様の「稲荷」の名前を付けた「稲荷祭」言わばネームド祭りです。フラッグシップ祭りです。期待に胸を膨らませて行ってきました。

伏見稲荷大社とは？稲荷祭りとは？

良く聞く「お稲荷さん」、全国に30,000社もあるらしく、その総本宮が伏見稲荷大社だそうです。伏見稲荷大社は「外国人に人気No1観光地」で有名で、私も一度行ってみたいと思っていたところ、丁度ゴールデンウィークに祭りがあるので行ってみる事にしました。

稲荷祭りは4/19の「神幸祭」～5/4の「稲荷祭後宮祭」までの2週間のお祭りで、5/3の「還幸祭」は市内へ巡幸していた五基のお神輿が伏見稲荷大社へ還ってくる行事らしいです。「還幸祭」という字からしてありがたい感じがひしひしと伝わってきます。Google画像検索で「稲荷祭り」を検索すると

このように屈強な男達が大勢でお神輿をわっしょいする感じの画像が出てくるので、期待していったのですが、、、

超便利なロケーション

伏見稲荷大社は京都駅からJRで2駅で行ける上に、JR伏見稲荷駅のド真ん前が正面入口と言う最高のロケーションです。上の写真は駅から出てすぐの場所です。このあたりも観光客への人気が高い理由らしいです。

今回はお祭りと言うこともあって電車は混みましたが、2駅ですので立って京都の街並み(京都駅を出てすぐに鴨川の上を渡ります)を見ていればあっという間に到着します。ただ京都に限らず関西圏全般に言えるのですがホテルが非常に取りにくいので早めの予約が必要です。

美しい建造物と圧倒の千本鳥居

人気が出るのはわかります。建造物はどれも立派で非常に美しく、圧倒されます。
朱色が眩しい！

有名な「千本鳥居」は人が多すぎだったのと、私が病み上がりで体力的にちょっと厳しかったので今回はやめておきました。是非また千本鳥居をくぐって稲荷山へ登りに行きたいと思います。同行者によれば数キロの距離があるそうで、それなりに大変そうです。

いよいよ稲荷祭り(還幸祭)！！

時間が近づくと規制線が張られました。我々はその規制線の最前列に陣取れるように位置を調整していたのですが、次の瞬間警備の人から信じられない言葉が。

「はい下がってください～ここトラックが通りますからねぇ～」

え？トラック？今トラックって言った？いやまさかトラックでお神輿を搬入することはないだろうと思いながら
「どうする？トランスフォーマーみたいなの入ってきたら(笑)」
とか余裕こいて言っていたのですが、、、

マジでトラックで搬入してきました(驚)

それっぽく飾り付けてありますがどう見ても、何度見しても「日本通運のトラック」です。

そのまま本殿の前に横付けしてお神輿の中からご神璽を取り出して本殿に運ばれていきました。ご神璽も人目にふれないようにパーテションのようなもので隠しています。ご神璽を人目にふれないようにするのは習わしでしょうから分かるのですが、もうちょっと趣のあるもので隠して欲しかったです、、、続いて2台目、3台目、4台目、5台目と、、、

ご神璽を取り出したお神輿を乗せたトラックはそのまま本殿横の石の階段に敷かれた板の上を走って、本殿裏の倉庫に横付けし、トラック上で分解して倉庫に仕舞われていきました。

なんだろう、、、この納得いかない感じ、、、凄く大きくて重そうなお神輿なので大変なのはわかるのですが、せめて神社の入口から本殿前までは人が担いできて欲しかった。。。

まとめ

といった感じで、稲荷祭り(還幸祭)は個人的には残念な感じだったのですが、伏見稲荷大社自体は非常に素晴らしく、ぜひ一度は行っておくべき所です。私もまた千本鳥居をくぐりに行くつもりです。稲荷祭りもお神輿が出発する「神幸祭」の方はわっしょいわっしょいなのかもしれませんし、年中色々なお祭りがありますので、他のお祭りはまた違うのだと思います。