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スマートウォッチ

Moto360 vs SmartWatch3 比較レビュー

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個人的には現状Android Wearなスマートウォッチは、

  • モトローラ Moto360
  • ソニー SmartWatch3
  • ASUS ZenWatch

の三択だと思っています。
(見た目、性能、宗教等多分に個人的な偏見が入っています)

今回はこの内、購入したMoto360とSmartWatch3を比較して両者の違いを挙げながら、実機レビューを行いたいと思います。

結論から言いますと、、、

性能、特にバッテリーがSmartWatch3の方が段違いに優れているのですが、もうとにかくMoto360のかっこ良さにやられました。

一番大切なのは「クールな見栄え」

やはり常に身に着けておくもので、人目にも触れる機会が多いガジェットですので、クールな見栄えは大切だと思います。

まずは下の写真をご覧ください。
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一応丸型が有利にならないようなウォッチフェイスを選んだつもりですが、、、
写真を見れば一目瞭然、とにかくMoto360の方がかっこいいです。盤面が丸型・四角型は置いておいても、とにかく表示エリアが大きく、ベゼルが狭いのがかっこいいです。スマホやタブレットでもそうですがベゼルが分厚いのは、どうしても野暮ったくなります。
(AppleWatchもベゼルのぶ厚さは同様です。公式画像は見えないように処理してありますが)

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SmartWatch3の場合はこのニキシ―管風のフェイスが気に入って使用していました。背景も黒なのでベゼルも目立たないし非常にクールです。

Nixie Watch for Android WearPlay icon Nixie Watch for Android Wear

制作: smartphone-zine.com
価格: ¥108
平均評価: 3.4(合計 116 件)

posted by: AndroidHTML v2.3

 

腕時計はベルトも見栄えを決定する大きなファクター

腕時計はベルトもデザインの一部として非常に重要です。以前にMoto360のベルト交換について投稿しました。

早速ですが、Moto360のベルトを交換しました。

SmartWatch3は汎用のベルトを装着できないのですが、汎用のベルトを装着できるアダプターを販売する予定があるようです。
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CES 2015 : Sony Mobile、SmartWatch 3メタルバンドモデルや24mmバンドを利用できる新ホルダー、WEB版Lifelogを一般公開:juggly.cn

リンク先に載っているメタルバンドモデルもなかなかカッコいいと思います。あと、純正のライムのベルトが欲しかったのですが、ライムはベルトのみの販売はないようです。ベルト欲しさに本体をもう一つ買う人もそうはいないと思うので、素直に交換パーツとして販売して欲しいところです。

腕時計なのだからいつでも時間が見えて当然「アンビエントモード」

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スマートウォッチを見たことない人は驚くと思いますが、少なくともAndroid Wearの標準状態では常に盤面は表示されていません。5秒(今のところ設定変更できません)で盤面は消えます。
私も最初は「えぇぇ!」って思いました。

では、スマホのようにボタンを押さないと時間が見えないのかと言えばそんなことはなく、加速度センサーで時計を見ようとする動きを感知して盤面を表示させます。アンビエントモードと言うのは、このONとOFFの間に「(バッテリーの消費を抑えて)薄く盤面を表示する」機能で、「常に時計を表示する」という設定をONにするとアンビエントになります。この投稿では後述のバッテリーの持ちも含めて、このアンビエントモードONの状態を前提に記述しています。

このアンビエントモードですが、メーカーによってチューニングが異なります。

Moto360アンビエント
まずMoto360は「常に時計を表示する」設定なのに「常に時計を表示」しません。。。
時計を見ようと腕をひねり始めるとアンビエントになって、自分の方に時計を向けると完全表示になります。この感度は結構敏感ですので、まぁ大体見たい時には時計は見えます。ただし、例えば寝転んでいる時とか頭を動かして盤面の方を覗き込んだ時とかは当然ながら反応しません。 消灯のままです。また、Moto360は捻る動作を検出しているわけではなく、単純に盤面がどっちの方向を向いているかで判定しているようですので、どんなにゆっくり腕をひねってもアンビエント、点灯になります。センサーが敏感ですので、腕を動かすたびにアンビエントや点灯への切り替えが発生してかえってバッテリーを消費しているような気もしないでもないです。

SW3アンビエント
SmartWatch3は「常に時計を表示」できます。もちろんアンビエントですが。アンビエントから点灯への移行は、腕のモーションも見ているようで、ゆっくりひねったり、ひねる角度がおかしかったりすると点灯しないことがあります。アンビエントでも視認性は良く時間は見えるので全然問題ないのですが、なんか釈然としなくてもう一度腕を振り直したりしてしまいます。ここらへんは使う人の性格もあると思いますが、ちょっとストレスを感じます。

「盤面は真っ黒になってしまうけど、感度は良いMoto360」と、「感度は悪いけど、常に薄っすらと表示されているSmartWatch3」です。このあたりにメーカーのチューニングの差が見えて面白いです。

みんな気になるバッテリー性能はSmartWatch3の圧勝

スマートウォッチの話をする時に必ず話題になるバッテリー性能です。

スペックの公称値は以下になります。

Moto360 320mAh(個体差で300mAh前後の物があるらしい)
SmartWatch3 420mAh

ですが、バッテリーの効率か、本体の電力効率かはわかりませんが、実際の使用では数値以上の差があります。実際に朝8時に100%で装着して、20時の12時間使用後のバッテリー残量が以下です。

Moto360 24% 54%
SmartWatch3 78%

Moto360はなんとか一日は持ちますが、残業で午前様になったり、アフター5に飲みに行ったりすると心細いですね。 2015年8月現在、何回かのアップデートでいつの間にか余裕をもって1日以上持つようになりました。

SmartWatch3は1日目朝から2日目夜までの2日間はつけっぱなしでも持ちます。
しかもアンビエントモードは常時薄っすら表示状態でですから、ここらへんは後発のSmartWatch3の面目躍如と言ったところでしょうか。

あと、これは機種関係ないと思いますが、新しいアプリをインストールしたりしてスマホとの通信が発生すると、凄い勢いでバッテリーを消費します。どれくらいかは一概に言えませんが、油断するとすぐに10%単位で消費します。Moto360は購入時バッテリー残量が20%だったのですが、初期セットアップ時にバッテリーが尽きて落ちてしまいました。最初はバッテリーと気が付かなくて初期不良かと思い物凄く焦りました。

充電方法の違いは一長一短

いずれにせよ頻繁に充電することになりますので、次に気になるのは充電方法です。

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まずはSmartWatch3からですが、上の写真の通りとても残念です。しかも防水の為にキャップが付いているのでとてもとても面倒です。安価な機種ですのでQiに対応しろとは言いませんが、せめてXPERIAのようなマグネット式にしてくれれば良かったのですが、、、

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あまりに挿しにくいので、このようなL字型のアダプターを購入して使っていました。これだとだいぶ楽になります。私はSmartWatch3は、帰宅し外す時に電源をOFFにして、外出する時にONにする使い方で、2~3日に一回充電するようにしていました。

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ただ逆にそれが良い事もあって、外出先で充電する時はスマホ用の充電装備が使えます。

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Moto360はQiに対応していますので非常にスマートです。
毎日充電が必要ですが、外した後にクレイドルにポンと置いておけば良いのでまったくストレスは感じません。しかも充電中はこのようにとてもおしゃれです。いちいちおしゃれですMoto360

ちなみ一時期充電中の画面の焼き付きで騒がれましたが、今はしばらくすると画面の照度が落ちるようになっています。実際最近は焼き付いたと言うのは聞きませんし、私も特に細工なしでクレイドルに載せっぱなしにしていますが、今のところ焼き付いたりはしていません。

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逆にQiでしか充電できないので、外出先で充電しようと思うとQiの充電器を持ち歩く必要があります。純正の充電器はかさばるので、薄型のQi充電器を購入する事になりますが、それでも荷物が一つ増えるのは気持ちが良いものではありません。Qiと有線の両方に対応していれば最高なのですが、現状はMoto360もSmartWatch3も一長一短と言ったところでしょうか。

それほど気にならないか?搭載センサーの違い

細かく言えば他にもあるかもしれませんが、ざっくり搭載センサーの違いは下記です。

GPS

心拍

Moto360

×

SmartWatch3

×

個人的にはどちらもそれほど気にならないかと思います。アプリもGPSはスマホ側に搭載されているものを使用するように作るでしょうし。ただ、ランニング時にはスマホは置いて行きたいので、スマートウォッチ側にGPSがないと正確な距離が記録できなかったり、経路を記録できるアプリを使用すると欲しいと思うかもしれません。

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ちなみに心拍計は手動での計測と比べてみましたが、正確だと思います。どんな仕組みで計測してるのか不思議です。

まとめ

Moto360を購入したばかりなこともあって、ちょっとひいき目に評価していますが、どちらも良いものだと思います。この2機種は実はメーカー価格自体は大差ないのですが、Moto360は日本国内で販売していない関係上どうしても入手価格が高くなりがちです。単純に1万円ほど安価な価格を考慮するとSmartWatch3も良い選択だと思います。

何れにしてもAndroid Wear凄く楽しいですよ!
2~3万円とそんなにアホみたいに高価なものでもないですし、他のガジェットよりも常に身に着けておくものなので価値も高いと思います。今回はMoto360とSmartWatch3の違いをピックアップしましたが、またの機会にAndroid Wearそのものについてのレビューを投稿したいと思っています。

ではまた!

 

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