Nexus6Pのファブレット対決に続いて同時発売の5.2インチNexus5XもNexus5やZenfone、Xperiaと比較してみたいと思います。Nexus6よりもかなりスペック&価格は抑えめでミドルレンジを狙っている感じがします。ネットではNexus6PではなくこちらのNexus5Xの方を買うという声が大きいように感じます。
この記事は発売時の価格での評価ですので古いです。現在は3万円程度で販売されており、この価格であれば、かなりお買い得だと思います。
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ざっくり
安いNexusの復活を狙っている?
やはり酷い日本価格。しかもなぜか安い(16GB版)の方が上乗せ額が大きいです。
Zenfone2 Laserか、au版Xperia Z3+mineoが良いと思います。
特徴がないのが特徴?
スペック的にもデザイン的にも特別話題にするような特徴はないかなと思います。無難なスペックに無難なデザインでNexusの廉価グレードを用意したといった感じです。個人的にはその考え方は良いと思います。XperiaにしろiPhoneにしろもうとにかく高くなり過ぎです。画面の解像度なんてFullHDでも過剰なくらいです。ただし後述の日本価格によってぶち壊しです。
デザインも良くある感じで「LGのロゴがですねぇ、、」という以外は良いとも悪いとも感想はありません。
Nexus5Xと他の5インチ級スマホの比較
並べてみるとNexus5はコンパクトですね。下のスペック表ではXperiaZ3も入れていますが、サイズはZ5とほとんど変わらないので画像は省略しています。
スペック的には特筆するところはないと思います。Nexus5はドコモLTEのプラチナバンド(Band19)に対応していないのでいまいちですね。飛びぬけて安いとかでもないので選択肢から外してもよいと思います。個人的に注目なのはZenfone2 Laserでスペックはかなり抑えられており解像度も1280×720ですが、5インチでは十分な解像度だと思います。SDカードスロットを装備している為内蔵メモリが少なくても問題にならないといったあたりも高ポイントです。Z5は「高過ぎる」以外の感想はありません。
Nexus5Xもしっかり日本価格
Nexus6Pと同じくしっかり日本価格になっています。しかも何故か安い方の16GB版の方が上乗せ額が多いです。売れるのは16GB版だろうから多めにのせちゃえ!みたいな感じでしょうか。欧米価格であれば競争力があると思いますが、6万円も出して買う端末ではないような気がします。ちなみに1ドル90円で計算すると32GB版は丁度Nexus5と同じくらいの値段になるんですよ。まぁ為替の事は言ってもしょうがありませんが。
5インチクラスはどれが買い?
このクラスではZenfone2 Laserがお買い得だと思います。ドコモのプラチナバンドやFOMAプラスエリアにしっかり対応していて3万円。もちろん性能は他の端末より一段落ちますが全然問題ないと思います。SDカードスロットを備えている点も高ポイントです。もう少し良いのが欲しい場合はau版のXperiaZ3の白ロム + mineoが良いでしょう。性能的にも外見的にもZ5と変わりません。考える事はみな同じなのか売れ行きが良過ぎて一時期よりも相場が高騰しているのが気になりますが、au版はまぁ許容範囲だと思います。
Nexus5XはSDカードスロットを備えていない為32GB版の値段で判断すると日本価格が中途半端過ぎる上に性能やデザインもパッとしません。総合的にみてお勧め機種とは思えません。
ではまた!
Source : Googleストア Sony Mobile Communications Inc. ASUS
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