今回は海外向け廉価モデルのXperia 10よりも更に安いXperia L3の気になる対応周波数をチェックします。2万円半ばと驚きの低価格であるXperia L3ですが、海外版のSIMフリーモデルですので日本国内で使うのに対応周波数がどのようなものか気になるところです。
Xperia L3はシングルSIM、デュアルSIM、対応地域別にI3312、I4112、I4332の3モデルがラインナップされています。
モデル | 対応周波数 |
---|---|
I3312 | 3G : 1,2,5,8 LTE : 1,2,3,5,7,8,20,38 |
I4112 | 3G : 1,2,5,8 LTE : 1,2,3,5,7,8,20,38 |
I4332 | 3G : 1,2,5,8 LTE : 1,2,3,5,7,8,28,38,39,40,41M |
安価な海外向けモデルでしたので予想通りですが、ドコモのFOMAプラスエリア・プラチナバンドには対応していません。しかし実際にはBand1に対応していればある程度人口のある地域では困ることはありません。
I4332は新しいプラチナバンドとなる700MHz帯のBand28に対応していますが、残念ながら肝心のドコモ側の整備が全然進んでいないようです。
ドコモとau系のSIMの場合にはどのモデルでも変わりはありませんが、ソフトバンク系の場合はプラチナバンドのBand8に対応しているI4332が良いでしょう。mineoのSプラン(ソフトバンク) と組み合わせて使うと良さげです。
LTEカテゴリーはCat6ですので、下り最大300Mbps/上り最大50Mbpsですが、MVNO(格安SIM)で使う場合は他にボトルネックがありますので、あまり気にする必要はありません。
Source : Sony Mobile Communications