少し前のニュースですが、「mineo」が格安スマホの顧客満足度1位になったようですね。mineoと契約した頃は頻繁に通信速度を計測していたのですが、最近は特に不満を感じることもないので全然計測していませんでした。そこでこれを機会に平日の1日のmineoの回線速度の推移を久しぶりに計測してみることにしました。
mineoの平日の通信速度推移
計測は平日に朝8時から夕方の20時までの計測です。アプリは「RBB SPEED TEST」を、スマホは「Essential Phone PH-1」を使用しています。mineoはDプランです。
ping(ms) | 下り(Mbps) | 上り(Mbps) | 電波(dBm) | |
---|---|---|---|---|
08:00 | 104 | 1.09 | 4.93 | -112 |
08:30 | 83 | 4.18 | 18.08 | -73 |
09:00 | 65 | 35.92 | 17.61 | -85 |
10:00 | 45 | 30.56 | 8.35 | -94 |
11:00 | 47 | 44.15 | 15.40 | -76 |
11:55 | 46 | 42.72 | 11.51 | -89 |
12:00 | 61 | 22.07 | 8.09 | -104 |
12:05 | 86 | 2.05 | 10.07 | -93 |
12:15 | 72 | 0.74 | 18.52 | -81 |
12:30 | 901 | 0.50 | 18.34 | -77 |
12:45 | 172 | 0.47 | 16.79 | -91 |
12:55 | 1359 | 0.50 | 18.14 | -78 |
13:00 | 73 | 1.27 | 13.72 | -79 |
13:05 | 78 | 4.22 | 17.71 | -76 |
14:00 | 46 | 38.55 | 9.64 | -91 |
15:00 | 71 | 40.86 | 18.01 | -75 |
16:00 | 46 | 35.75 | 17.86 | -76 |
17:00 | 78 | 3.97 | 14.30 | -80 |
18:00 | 80 | 0.95 | 17.60 | -91 |
19:00 | 79 | 1.27 | 9.28 | -91 |
20:00 | 82 | 1.89 | 11.31 | -95 |
格安SIMの場合はランチタイムの回線速度が一番の注目点ですので、12~13時とその前後5分は細かく計測してみました。みなさん12時にお昼休みに入って13時に仕事や授業に戻る様子が良く現れていますね。
目安としては下りの回線速度が1Mbps出ていれば十分に快適、500kbps(0.5Mbps)を切ると遅いと感じます。あまり良くないMVMOだとお昼休みに100kbpsとかになってかなり苦しい感じになりますが、mineoは500kbpsで堪えています。実際に私はmineoをメインに使っていて、お昼休みはずっとスマホでネットを見ていますが、TwitterなどのSNS程度はもちろん、ChromeでのWebの閲覧も問題なく行えています。
朝夕の通勤時間帯もやはりアクセスが集中しますが、お昼休みに比べればバラけますので問題になるほどの速度低下ではありません。
アクセスが集中しない時間帯は40Mbpsとか驚きの速度です。自宅のフレッツ光の回線よりも速いです。これはアクセスが集中する時間帯に最低限の回線速度を確保するために十分なバックボーンを用意しているということでしょう。
グラフで見るとランチタイムが地の底を這っているように見えますが、これはそれ以外の時間帯が速すぎるからです。ランチタイムの通信速度はどこのMVMOでもこんなものです。
mineoは普通に良い格安SIMですよ。
mineoは余った通信量が自動的にまるまる繰り越されます。私は3GBのプランで半分は残りますので、毎月の余力は4.5~5GBくらいある状態です。しかも足りない月は最大2GBをフリータンクという仕組みで分けてもらうことが可能です(もちろん一方的に使うばかりはできませんが、自分が多めに余った月に入れておけばまず大丈夫です)
つまり普段は2GBとかしか使わないとしても「いざという時」には6~7GB使える計算になります。この「いざという時」にというのが心配性の私には特に心強いです。少し長めの出張や不意の入院など「いざという時」というのは意外とあるものです。
また、ドコモ回線(Dプラン)とau回線(Aプラン)を選択できるのもmineoならではです。au回線はドコモ回線に比べて速度が出る傾向にありますので、そのうちau回線に乗り換えてみようかなと思っています。最近のSIMフリースマホはau回線の周波数にも対応しているものが多いですしね。
少なくともドコモ回線での格安SIMはどこでも驚くような速度が出るところはないと思います。その成り立ちから言って、損益分岐点は同じようなところにくるのでしょう。mineoは100万回線を突破しているそうで、MVMOとしては巨大な方です。大きいほうが設備投資もしやすくキャパシティも大きいのでブレの少ない安定したサービスが行えるということだと思います。
私はサブには0SIMや今はなきFreetelなども使っていたのですが、メインの格安SIMはずっとmineoを使ってきました。「すごく良い!」という訳でもないのですが不満もありませんので。でもインフラはこの「特に不満はない」のが大切だと思います。
Source:mineo
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