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「ZenFone 5Z」は「それ、iPhone X?」に耐えられるのであれば史上最高のコスパ!

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ASUSはいつもコストパフォーマンスの高い製品を投入してきますが、今回のZenFone 5Zのスペックと価格はこれまでにない最高のお買い得感です。でもね「あ、それiPhone X?」って言われる屈辱に耐えられますか?

ちょっとパクり過ぎでしょ。

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最近のZenFoneはiPhoneコンプレックスが強めのデザインだなとは思っていたのです。。。

もっともスマホはあまりデザインの余地は少ないですし、普通に作ればこのデザインにならざる負えない部分もあると思いますので、そういった意味では最初にこの形でリリースしたAppleが見事だっただけかもしれません。

ASUS自身もパクったのは認めていて、その上で「顧客の希望は無視できない」としています。個人的にはこのiPhone X感だけが気に入らないのですが、世の中の多くの人はそうは思わないということでしょう。中国市場がそうなのか?世界的にそうなのか?は興味がありますね。

しかし下部のベゼルは分厚く残っていて、それがまた劣化iPhone Xのイメージを助長してしまいます。なんとか4辺のベゼルを極薄にできていれば、また違った評価もできたと思うのですが。ノッチの面積がiPhone Xよりも小さいことをアピールしていましたが「そこじゃねぇwww」という感想しかありません。

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ただ、こうして並べて見るとサイズも全然違いますし、実物を見れば意外に「別物に見える」かもしれませんね。

え?スナドラ845に8GBメモリーで5万円!?

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ASUSの製品はいつもコストパフォーマンスに優れていますが、ZenFone 5シリーズ、とりわけ最上級モデルのZenFone 5Zはその中でも飛び抜けたお買い得感です。なんとXperia XZ2やGalaxy S9にも搭載されている最新鋭ハイエンドSoC「Snapdragon 845」と8GBものRAMを搭載して北米では499ドル(現在のレートで約53,000円)だと言うのです。AndroidとiPhoneは別物ですので単純に比較するのはナンセンスだとは思いますが、ざっくり半額です。

これは凄いコストパフォーマンスです。ちなみにXperia XZ2もGalaxy S9も搭載メモリーは4GB、iPhone Xに至っては3GBです。単純に倍以上。iPhone Xが失ってしまった指紋認証やイヤホンジャックも搭載しています。

液晶モニタのサイズも6.2インチと大きく、更に19:9と他の縦長液晶よりも若干スクエアですのでモニタの実面積も数値以上に広いはずです。

「ZenFone 5 Lite(5Q)」「ZenFone 5 / 5Z」のスペックまとめ

ZenFone 5 Lite (5Q)
(ZC600KL)
ZenFone 5
(ZE620KL)
ZenFone 5Z
(ZS620KL)
OS Android 8.0 Oreo Android 8.0 Oreo Android 8.0 Oreo
SoC Qualcomm
Snapdragon 630 / 430
Qualcomm
Snapdragon 636
Qualcomm
Snapdragon 845
RAM 4 / 3GB 6GB 8GB
ストレージ 64 / 32GB 64GB 256GB
SDカード 最大2TB 最大2TB 最大2TB
液晶モニタ 6インチ
2160 x 1080
18:9
画面占有率80.3%
6.2インチ
2246 x 1080
19:9
画面占有率90%
6.2インチ
2246 x 1080
19:9
画面占有率90%
アウトカメラ1 1600万画素
F2.2 25.8mm
LEDフラッシュ
4K録画
1200万画素
Sony IMX363センサー
1/2.55インチ
F1.8 24mm
光学手ぶれ補正
LEDフラッシュ
4K録画 30fps
1200万画素
Sony IMX363センサー
1/2.55インチ
F1.8 24mm
光学手ぶれ補正
LEDフラッシュ
4K録画 30fps
アウトカメラ2 120度広角
12.5mm
120度広角
12mm
120度広角
12mm
インカメラ1 2000万画素
Sony IMX376センサー
F2.0 23.4mm
LEDフラッシュ
800万画素
F2.0 24mm
800万画素
F2.0 24mm
インカメラ2 120度広角
12.5mm
なし なし
Wi-Fi 11a/b/g/n/ac (2.4 / 5GHz) /
11b/g/n (2.4GHz)
11a/b/g/n/ac (2.4 / 5GHz) 11a/b/g/n/ac (2.4 / 5GHz)
Bluetooth 4.1 5.0 5.0
3G Band 1,5,6,8,19(A version)
LTE Band 1,2,3,5,7,8,18,19,28,38,39,41(A version)
Cat5/13
UL75Mbps DL400Mbps /
Cat5/4
UP75Mbps DL150Mbps
Cat13/12
UL 150Mbps DL 600Mbps
Cat12/18
UP 100Mbps DL1.2Gbps
DSDS ○(トリプルスロット) ○ (Slot2はSDカードと排他) ○ (Slot2はSDカードと排他)
指紋認証
バッテリー 3300mAh 3300mAh 3300mAh
急速充電 付属ACアダプタ 10W
(SD630のみ)
付属ACアダプタ 10W 付属ACアダプタ 18W
サイズ 160.52 x 76.06 x 7.75mm 153 x 75.65 x 7.7mm 153 x 75.65 x 7.7mm
質量 168.3g 155g 155g
価格 9990元(台湾) 499ドル(北米)

ZenFone 5シリーズには廉価版の「ZenFone 5 Lite(地域によってはZenFone 5Q)」と、ベーシックモデルの「ZenFone 5」、そして最上級モデルとして「ZenFone 5Z」がラインナップされています。

外見はZenFone 5とZenFone 5Zがノッチのあるデザインで、ZenFone 5 Liteはオーソドックスなスタイルです。サイズ的にはZenFone 5 Liteの方が縦に7mmほど長くなっています。

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こうして並べてみるとZenFone 5と5Zは、5.5インチのZenFone 4の筐体サイズのままで液晶モニタが大型化されているのがよくわかります。ZenFone 5 Liteのホワイトが意外にバランス良いデザインで清楚感がありますね。廉価版であるにも関わらず、前面パネルがちゃんとボディ色に合わせてあるところに好感が持てます。

ZenFone 5と5Zは汎用的な高性能機といった感じですが、ZenFone 5 Liteは低価格ながらも自撮りに力をいれていて、インカメラがデュアルカメラになっており、イメージセンサーもインカメラにSONY製の高性能センサーを搭載しています。

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アウトカメラもデュアルカメラですので、合わせてクアッドカメラですね。ZenFone 5と5Zはアウトカメラのみデュアルカメラです。

ZenFone 5 Lite(5Q)は、Snapdragon630と430の2タイプが用意されており、違いはSoC、RAM、ストレージ、Wi-Fi、付属ACアダプタなどです。しかしSD430版の方でも3GBのRAMに32GBのストレージと、共通仕様として、6インチの大型液晶や指紋認証まで搭載しており、廉価版というには充分過ぎる性能です。恐らく日本市場に投入されるのはSD630版のほうだと思いますが、まず不満は感じないでしょう。

ZenFone 5と5Zの対応周波数帯は「please check compatibility with local carriers.(各地域のキャリアに問い合わせてください)」となっており、詳細は公開されていません。ZenFone 5 Lite(5Q)は、いつものように対応周波数帯のリストが公開されています。ZenFone 5 Liteに関しては日本に入ってくるとすれば対応周波数帯的に「A version」と呼ばれているものでしょう。このA versionであればドコモのFOMAプラスエリアやプラチナバンドを含む主要周波数帯に対応しています。ZenFone 5と5Zに関してもASUSはきちんと日本の周波数帯に合わせたモデルを用意しますので安心して購入できます。

急速充電に関しては、モデルによって付属のACアダプタのワット数が記述されているだけで、なぜかどこにもQuick Chargeなどの記述はありません。近い内に急速充電関連のなにか発表があるのかもしれません。ACアダプタのワット数から、ZenFone 5とLite(5Q)は2A ✕ 5Vの通常の急速充電(ややこしい)、5Zは2A ✕ 9VのQuick ChargeかPDに対応していると思われます。時代の流れ的にはPDでしょうか?それともQuick Charge 4?

それにしてもZenFone 5Zの全部盛り感は凄いです。Snapdragon845に8GBのRAM、ストレージは256GBも搭載しています。これ本当に499ドル(53,000円程度)で出せるのでしょうか?

冷静に見れば、ものすごくお買い得なスマホ

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私はこの手のガジェットは性能や使いやすさよりも、デザインを重視していますので「あ、それiPhone X?」と言われるのはちょっとねと言う感じです。逆に、このZenFone 5がiPhone Xよりも少しでも早く世に出ていれば面白かったのに。

しかしデザインよりも性能を重視する人にとっては、冷静にみればZenFone 5Zはミドルクラスの価格で最高クラスのスペックと、ちょっと不安になるくらいのコストパフォーマンスです。

ZenFone 5Zのコストパフォーマンスにばかり目がいきますが、ZenFone 5 Lite(5Q)もかなりお買い得です。9990台湾元を単純に換算すれば36,000円程度。これもスペックからは想像のできない価格です。仮に日本市場に投入される時に多少上乗せされても尚、競争力のある価格となるでしょう。

発売日は、ZenFone 5 Lite(5Q)が台湾で3月15日に決まっているそうで、その後、順次2018年4月にZenFone 5が、6月にZenFone 5Zが発売予定とのことです。日本市場への投入時期と価格が楽しみですね。

ではまた!

Source : ASUS Global  Apple

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