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イベント・旅

初詣は「こんぴらさん」に行ってきました・前編

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今年の初詣は「こんぴらさん」こと「金比羅宮」にお参りしました。私は隣の善通寺市で中学高校の5年間を過ごしたのですが、地元の観光地には行かないの法則で「こんぴらさん」には一度も行ったことはありませんでした。今年はブログの記事にも良いかなと思いカメラを担いで取材がてら足を運んでみました。

超高難易度!初詣の「こんぴらさん」の駐車。あの交差点は「こんぴらさん」と逆方向へ曲がれ!

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「ちょいとこんぴらさんへ行ってくるわ」と言うと弟から「正月のこんぴらさん舐めてないか?」と忠告が。心の中で「私は京都の各観光地へ車で突撃している猛者(笑)だぞ。こんな田舎の観光地など」と思いながら、愛車の重いクラッチをものともせずに渋滞へ正面突破を図りましたが、見事に玉砕しました。具体的には駐車することができず1時間以上かけて、下の地図の青線(渋滞エリア)を素通りすることになりました。

近くに学校が3つあるので臨時駐車場になっているだろうと思いましたが小学校は満車、中学高校は臨時駐車場になっていないようでした。車自体はいうほどの数ではないと思うのですが根本的に駐車場が少ないです。駅から近いので善通寺駅付近に駐車してパークアンドライドも考えましたが電車の本数が少なくてイマイチ、、、

スマホでGoogle Mapを見ながら作戦を考えていると319号線の反対側にもう一つ榎井小学校があることに気が付きました。向かってみると臨時駐車場の看板がありました。

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まったく待つことなく駐車できました。料金は1回500円ですのでお財布にも優しいです。

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表参道入口までは約1km、徒歩で15分ほどです。これから登る階段の事を考えれば少しでも脚を温存したいと思いますが安心してください。これから登る階段は平地の1kmなど誤差と言えるほどキツイです(笑)

北から315号線を走ってきた時に交差点A(地図上の赤いマーカー)の時点で混んでいるようであれば左折した方が良いでしょう。右折方向が詰まっていなければ駐車できる可能性があるので行ってみるのも手ですが、一度右折してしまうと引き返すのも困難になります。南から行く場合はB地点から208号線で進入するようになりますが、こちら側には駐車場も少なく交差点Aから206号線で進入する方が榎井小学校の臨時駐車場に入れるかの判断もできますのでおすすめです。ちなみに青線が直角に曲がっている交差点の北側は封鎖されているので車で進入する事はできません。

この辺では一番の観光地「こんぴらさん」(弟氏談)

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「階段がきつい」とだけは良く聞いていましたが、なんとなく人気のない寂れたイメージを持っていました。しかし行ってみると「あ、隣の町にこんな観光地があったんだ」と思いました。

表参道には店や屋台が立ち並び活気があります。観光客でいっぱいですが、押し合いへし合いするほどではなく程よい感じの混雑具合です。飲食店や屋台は表参道の入口付近に集中していて階段を登り始めると食べ物はあまり売っていません。階段を登り始めても大門までは飲み物は手に入りますし自動販売機も通常価格です。

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讃岐ですので飲食店はうどん屋さんが多いのですが、どこも列が出来ていました。地元民としては並んでまでうどんを食べるのはちょっとちがうな〜といった感じです。香川県はそこら辺の道路沿いにある普通のうどん屋さんで十分美味しいですよ。ちなみに私はオーソドックスな、かけうどんが一番好きです。

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まずは金比羅宮の入口「大門」を目指せ!

表参道の途中から階段を登り始めます。まずは金比羅宮の入口である「大門」を目指します。大門までは365段、ビルの18階くらいです。

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大門までの階段はかなり急です。左右にはびっしりお店が並んでいます。このような立体的な感じは凄く好きです。京都の八坂通りもこんな感じでしたが、八坂通りの完璧に整備されている感じよりはちょっと寂れた感もあって別の意味で風情があります。

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「結構登ったなぁ。もうすぐじゃね?」と思ったあたりで100段目の看板があります。皆さん口々に「まだ100段目か、、、」と言いながら恨めしそうに看板を見て通り過ぎていきます。

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観光地らしく意味不明なものも売っています。こんぴらさんは一体どこを目指しているのか、、、

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そうこうしていると先の方に大門が見えてきました。左側に222段の看板があります。

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大門到着。本宮を目指すのであれば365/785段、奥社を目指すのであれば365/1368段。何れにしてもやっと入口に到着です。

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ちなみにこの大門まではバスやかごで登る事もできます。かごは財布にはきびしめの料金ですがバスはリーズナブルですので、足腰が弱い方はこちらを利用するのも手です。ただし大門はあくまで入口。下から本宮までの中間地点に過ぎませんのでこの先、本宮までの420段は自分の足で登る必要があります。

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参拝登山バス – 琴平バス

全国唯一の登山かご!体力に自信のない方でも、365段先まで運んでくれるので大丈夫 – 旅の発見

ここから本番「御本宮」へ!

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大門から後ろを振り返るとこんな感じです。既に達成感アリアリですが「まだ入口である」というのが現実です。

大門をくぐると一気に雰囲気が出てきます。下の写真の通路は「桜馬場(さくらのばば)」と言うそうですが、個人的にはこの光景が一番気に入りました。桜の名所で春には桜が咲き誇るそうです。

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奥の階段を登ると左側に巨大なプロペラがあります。実際に使われていたものとかではなく奉納する為に製造されたもののようです。

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これ会社名よりも会長さんの名前の方が大きく記載されていますが、会長さん個人のポケットマネーなのでしょうか。。。いったいおいくらくらいなんでしょう。

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この先は列に並ぶことになるのでトイレはここで済ませておくのが良いでしょう。ちなみに大用の公衆トイレはここが最後と表示されています。トイレ自体は並ぶようなことはありませんでした。

更に階段を登っていくと大きな社が見えてきます。「やった着いた!」と思いますが、実はこれは「旭社」で本宮はもう少し先です。

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旭社の手前から入場制限になっていて、数十人毎の区切りで前に進みます。突破するのに30分弱掛かりました。

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ちなみにこの旭社を本宮と勘違いしてお参りして帰ってしまう人が多いそうです。せっかくここまで登ってきたのに。今回は一方通行になっていて本宮から降りてくる時にしかお参りできないようになっていました。並んでいる間暇なので皆さん列の左側にある旭社の写真を撮っています。

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この列の脇で見つけた看板です。「御朱印ガール」って、そんなレベル高いガールがいるのか、、、

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いよいよ最後の階段です。あれを登りきれば本宮(785段)です。ラストの階段はめちゃめちゃ急勾配できつく、私は待機の区切りの先頭付近にいたので後ろの人の邪魔にならないようにと頑張って登っていたのですが、登りきる頃に後ろを振り返るとあんなにいた人々はへばってしまって全然ついて来ていませんでした。私も自分の全てを出し切った感ありました。

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ともあれ遂に本宮到達です。

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本宮〜奥社まではまた次回

一気に紹介するつもりでしたが、長くなり過ぎましたので前後編に区切る事にしました。今回で785段の本宮まで到達しましたが、奥社まではまだ半分です。785段はビルで言うと40階相当になります。時間的には表参道の入口から本宮まで1時間30分ほどでした。写真を撮りながらダラダラ登ってきたので普通に登れば1時間掛からないと思います。

隣町に5年間住んでいながら一度も来たことがなかった「こんぴらさん」こんなに良いところならもっと早く来ておけば良かったです。

ではまた!

201701_03_910 初詣は弘法大師空海生誕の地「総本山善通寺」へ行きました。