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スマホ対応周波数帯

遂にGoogleからも折りたたみスマホ!「Pixel Fold」の各キャリアのバンドへの対応を解説

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Googleの折りたたみスマホ「Pixel Fold」の各キャリアの周波数帯(バンド)への対応を解説します。

「Pixel Fold」の対応周波数帯

対応周波数
4G LTE B1, B2, B3, B4, B5, B7, B8, B12, B13, B14, B17, B18, B19, B20, B21, B25, B26, B28, B29, B30, B32, B38, B39, B40, B41, B42, B46, B48, B66, B71
5G NR n1, n2, n3, n5, n7, n8, n12, n14, n20, n25, n28, n30, n38, n40, n41, n48, n66, n71, n75, n76, n77, n78, n79, n257, n258, n260, n261

Pixel Foldは流石にハイエンドとして多数のバンドに対応しています。日本国内では他のPixelシリーズでも十分に対応していますので、特に変わりありませんが、海外などに行ったときに有利な場面があるでしょう。

5GもSub6だけではなくミリ波に対応しています。ミリ波は周波数が高く高速なのですが、届く範囲は狭いために人が多く集まるところにスポット的に設けられます。整備が進めばイベント会場などで繋がりやすくなったりするでしょう。

Sub6は、LTEのBand42の3.5GHzより少し周波数が高いだけですが、Sub6の5G対応エリアは順調に増えており、単純にLTEの最高速レベルの通信バンドとしても捨てがたいものになってきました。

ドコモ 対応周波数帯

4G LTE

バンド 対応 備考
Band1(2.0GHz) メインバンドでありかなり広め。山間部などに行かなければ大体大丈夫。
Band3(1.7GHz) 東名阪で整備されている高速通信用のバンド。
Band19(800MHz) プラチナバンド。郊外~山間部では必要。
Band21(1.5GHz) 一部の地方都市で整備されている高速通信用のバンド。
Band28(700MHz) プラチナバンド。市街地~郊外用(?)で山間部には見られない。
Band42(3.5GHz) PREMIUM 4Gの高速通信用のバンド。

プラチナバンドを含めには全てのバンドを網羅していますので、ドコモ系のSIMで問題なく使用できるでしょう。

5G NR

バンド 対応 備考
n78(3.6~3.7GHz) Sub6と呼ばれるあまり周波数の高くないバンドです。LTEの延長のような周波数です。
n79(4.5~4.6GHz)
n257(29.10~29.50GHz) ミリ波と呼ばれる非常に周波数の高いバンドです。周波数が高いので高速通信が可能ですが、遮蔽物などに弱いために通信できる範囲は限定的です。遮蔽物どころか雨程度にも影響を受けるようです。

Sub6にもミリ波にも対応しています。

ソフトバンク 対応周波数帯

4G LTE

バンド 対応 備考
Band1(2.0GHz) メインバンドの一つ。ドコモに比べるとかなり狭め。
Band3(1.7GHz) 他社を買収したバンド。エリアも広く高速通信が可能なバンド。
Band8(900MHz) プラチナバンド。
Band11(1.5GHz) X あまり使用されていないバンド。
Band28(700MHz) プラチナバンドだがあまり整備されていない。
Band42(3.5GHz) キャリアアグリゲーション用の高速通信バンド。

プラチナバンドを含めには必要なバンドを網羅していますので、ソフトバンク系のSIMで問題なく使用できるでしょう。

5G NR

バンド 対応 備考
n78(3.6~3.7GHz) Sub6と呼ばれるあまり周波数の高くないバンドです。LTEの延長のような周波数です。
n257(27.40~27.80GHz) ミリ波と呼ばれる非常に周波数の高いバンドです。周波数が高いので高速通信が可能ですが、遮蔽物などに弱いために通信できる範囲は限定的です。遮蔽物どころか雨程度にも影響を受けるようです。

Sub6にもミリ波にも対応しています。

au 対応周波数帯

4G LTE

バンド 対応 備考
Band1(2.0GHz) メインバンド。
Band3(1.7GHz) 一部地域の高速通信用バンド。
Band11(1.5GHz) X 一部地域の高速通信用バンド。
Band18(800MHz) プラチナバンドでありメインバンド。これが未対応だとかなりきびしい。
Band26(800MHz) これに対応していたらBand18に対応していなくてもOK。
Band28(700MHz) プラチナバンドだがあまり整備されていない。
Band41(2.5GHz) WiMAX2+と呼称される高速通信用バンド。
Band42(3.5GHz) キャリアアグリゲーション用の高速通信バンド。

プラチナバンドを含めには必要なバンドを網羅していますので、au系のSIMで問題なく使用できるでしょう。

5G NR

バンド 対応 備考
n77(3.7~3.8GHz) Sub6と呼ばれるあまり周波数の高くないバンドです。LTEの延長のような周波数です。
n77(4.0~4.1GHz)
n78(3.3~3.8GHz)
n257(27.80~28.20GHz) ミリ波と呼ばれる非常に周波数の高いバンドです。周波数が高いので高速通信が可能ですが、遮蔽物などに弱いために通信できる範囲は限定的です。遮蔽物どころか雨程度にも影響を受けるようです。

Sub6にもミリ波にも対応しています。

楽天モバイル 対応周波数帯

4G LTE

バンド 対応 備考
Band3(1.7GHz) メインバンド。
Band18(800MHz) 楽天の言うところのパートナー回線。実際にはauのプラチナバンド。楽天モバイルの基地局はかなり増えてきているが、山間部などはこれが未対応だとかなりきびしい。
Band26(800MHz) auと同じく、これに対応していたらBand18に対応していなくてもOK。

楽天モバイルはBand3のみであり、速度は遅いけど繋がりやすい低周波のいわゆるプラチナバンドがありません。プラチナバンド獲得の話は進んではいますが、実際に使えるようになるにはまだ時間がかかるでしょう。楽天モバイルの電波をつかめない場所で繋がるauの回線(Band18またはBand26)への対応を順次縮小していましたが、一転して6月1日より「Rakuten 最強プラン」という従来のUN-LIMITプランから料金据え置きでau回線を使い放題できるプランがリリースされます。auのプラチナバンドを使える訳ですので、「楽天はプラチナバンドがないので繋がりにくい」という弱点が解消されます。この価格でauの回線をキャリアの速度で使える訳ですのでお得感ですね。

auのプラチナバンドを含めて必要なバンドを網羅していますので、楽天のSIMで問題なく使用できるでしょう。

5G NR

バンド 対応 備考
n77(3.8~3.9GHz) Sub6と呼ばれるあまり周波数の高くないバンドです。LTEの延長のような周波数です。
n257(27.00~27.40GHz) ミリ波と呼ばれる非常に周波数の高いバンドです。周波数が高いので高速通信が可能ですが、遮蔽物などに弱いために通信できる範囲は限定的です。遮蔽物どころか雨程度にも影響を受けます。

Sub6にもミリ波にも対応しています。


Pixel Foldは流石Googleのハイエンドスマホだけあって、対応バンドが多いです。少なくとも日本国内ではどのキャリアでも安心して使えます。253,000円と私はとても購入することはできませんが、入手できる人は羨ましい!しかし、ハイエンドスマホは20万円オーバーがスタンダードになりつつありますね。きびしー

Pixel Foldは6月20日より予約販売を開始し、7月中旬に発売予定とのことです。

Source : Googleストア