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スマホ対応周波数帯

「Xperia 10 II」グローバル版(SIMフリー版)の対応周波数帯

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縦長のスタイリッシュなXperiaの廉価モデル「Xperia 10 II」のSIMフリー版(XQ-AU52)の対応周波数帯(バンド)を紹介します。

Xperia 10 II SIMフリー版(XQ-AU52)の対応周波数帯

対応周波数
3G 1, 4, 5, 8
4G LTE 1, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 20, 28, 38, 39, 40, 41M
5G 対応なし

流石にこのクラスでは5Gには対応していませんが、5Gは首都圏でもまだまだですし、地方の場合は絶望的です。周波数が高いこともあって届く範囲も狭く「エリア」ではなく「スポット」です。今はまだ気にする必要はないでしょう。

LTEカテゴリーはCat.11/Cat.5となっており、規格上の最大通信速度は、最大受信速度600Mbps、最大送信速度75Mbpsです。

ドコモの4G LTE対応周波数帯

バンド 対応 備考
Band1(2.0GHz) メインバンドでありかなり広め。山間部などに行かなければ大体大丈夫。
Band3(1.7GHz) 東名阪で整備されている高速通信用のバンド。
Band19(800MHz) X プラチナバンド。郊外~山間部では必要。
Band21(1.5GHz) X 一部の地方都市で整備されている高速通信用のバンド。
Band28(700MHz) プラチナバンド。市街地~郊外用(?)で山間部には見られない。
Band42(3.5GHz) X PREMIUM 4Gの高速通信用のバンド。

残念ながらBand19のプラチナバンドには対応していません。山間部などはこの周波数帯に対応していないと繋がらないことが多いですが、山間部でもある程度人口があるところはBand1が整備されていますので、本当に山間部で活動する人でなければBand1だけで事足ります。

Band19が必要かどうかはドコモのエリアマップの「エリアマップ選択」で「LTE」を選ぶと、薄紫色のエリアがBand19が必要なエリアです。

この薄紫色のエリアで繋がってほしいかどうかが、Xperia 10 IIをドコモ系のSIMで使用できるかどうかの判断基準になるでしょう。

ソフトバンクの4G LTE対応周波数帯

バンド 対応 備考
Band1(2.0GHz) メインバンドの一つ。ドコモに比べるとかなり狭め。
Band3(1.7GHz) 他社を買収したバンド。エリアも広く高速通信が可能なバンド。
Band8(900MHz) プラチナバンド。
Band11(1.5GHz) X あまり使用されていないバンド。
Band28(700MHz) プラチナバンドだがあまり整備されていない。
Band42(3.5GHz) X キャリアアグリゲーション用の高速通信バンド。

ソフトバンクはプラチナバンドがグローバル版で大抵サポートされるBand8がプラチナバンドであるためSIMフリー端末で非常に使いやすいSIMです。

Xperia 10 IIも唯一ソフトバンクだけはプラチナバンドに対応していますので、サービスエリア的にはもっとも広範囲をサポートしていると言えます。各MVNOのソフトバンクプラン(Sプラン)と合わせると良さそうに思えます。

auの4G LTE対応周波数帯

バンド 対応 備考
Band1(2.0GHz) メインバンド。
Band3(1.7GHz) 一部地域の高速通信用バンド。
Band11(1.5GHz) X 一部地域の高速通信用バンド。
Band18(800MHz) X プラチナバンドでありメインバンド。これが未対応だとかなりきびしい。
Band26(800MHz) X これに対応していたらBand18に対応していなくてもOK。
Band28(700MHz) プラチナバンドだがあまり整備されていない。
Band41(2.5GHz) WiMAX2+と呼称される高速通信用バンド。
Band42(3.5GHz) X キャリアアグリゲーション用の高速通信バンド。

auの場合はドコモに比べてBand1のカバーエリアが狭く、プラチナバンドと呼ばれるBand18もしくはBand26が実質的なメインバンドになります。このBand18もしくはBand26に対応しているかどうかがau系のSIMで使用できるかどうかの判断になります。

Xperia 10 IIのSIMフリー版はBand18、26に対応していませんので、au系のSIMでの使用はかなりきびしいと言えるでしょう。

楽天モバイルの4G LTE対応周波数帯

バンド 対応 備考
Band3(1.7GHz) メインバンド。
Band18(800MHz) X 楽天の言うところのパートナー回線。実際にはauのプラチナバンド。楽天モバイルの基地局はまだ少ないため、これが未対応だとかなりきびしい。

楽天モバイルはBand3のみであり、その基地局もまだまだ整備中であるため、楽天モバイルの電波をつかめない場所ではパートナー回線と呼ばれるauの回線(Band18)につながるようになっています。

Xperia 10 IIのSIMフリー版はBand18に対応していませんので、楽天モバイルのSIMでの使用はかなりきびしいと言えるでしょう。

まとめ

Xperia 10 IIはSIMフリー端末として一般的な周波数帯の対応と言えます。

ドコモ:山間部以外なら問題なし
ソフトバンク:問題なし
au:無理め
楽天モバイル:無理め

と言ったところでしょうか。Xperia 10 IIはコストパフォーマンスが良く、とてもスタイリッシュな端末だと思います。SoCのSnapdragon665もAnTuTuベンチマークのスコアが18万程度とパフォーマンスは十分で、ストレージもSIMフリー版は128GBと十分以上です。相当ハイエンドなゲーム以外では問題ないでしょう。カメラも3眼になっています。

個人的にも縦長のシュッとしたデザインは気になっており、今使っているスマホのバッテリーが劣化してきたので購入を検討しています。その際にはmineoのDプランからSプランに乗り換えてみようかなと思っています。

source:SONY ELECTRONICS ASIA PACIFIC

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