私くらいの世代だとゴーストバスターズのテーマはDNAレベルで刷り込まれていると言って差し支えないでしょう。「ゴ~ストバスタ~~~ズ!」の部分以外を適当な英語で歌ってましたよね?そんな「ゴーストバスターズ」のリメイク版を見てきましたので軽く感想を。一応ネタバレなしで書いたつもりですが「少しも許さん!」という人はこの先は読まないでください。
オリジナルのゴーストバスターズはプライムビデオで字幕版を見ることができます。ゴーストバスターズ2もお願いしますAmazonさん。
ゴーストバスターズは吹き替えも良いです。ピーターが市長を説得する時のくだりがお気に入りです。ラストバトルはダラダラと大味でパッとしませんが、そこに至るまでの展開がテンポ良いと思います。大義を掲げるのではなく、良いカッコしたいだけだったり、単にオカルトオタクが興味本位でやっている所が当時画期的に感じました。
新生ゴーストバスターズのキャラクターはピーターを超えることができたか?
私はピーター・ヴェンクマン博士のキャラクターが凄く好きで、今回のリメイクで果たしてピーターを超えるキャラクターを作り出すことができるのだろうか?という期待と不安を感じていました。
新生ゴーストバスターズのメンバーは全て女性ですが、元のセリフがそうなのか?翻訳で入れているのか?は分かりませんが、安っぽい感じの下ネタがガンガン入ります。でも、そんな安っぽい感じのところもゴーストバスターズっぽくて良いと思います。序盤はやはりピーターのイメージがあったので、キャラクターに物足りない感じもしましたが、慣れてくればこれはこれで面白いメンバーだったと思います。でもやっぱり「イカれてる感」がワザとらしくて、ピーターの「滲み出るイカれてる感」には及ばないかなぁ。
もう少しゴーストバスターズ成分が欲しいものの充分に面白い
CGのクオリティがどうのとかくだらない事は言いませんが、全体的にちょっと丁寧過ぎかもしれません。ゴーストバスターズ結成や、クライマックスまでの流れはもっと雑で勢いに任せたほうがゴーストバスターズっぽかったと思いますが、このあたりはゴーストバスターズネイティブのオッサンばかりが見るわけでもないですしね。反面、決着は非常に雑でゴーストバスターズらしかったと思います。あからさまな友情万歳みたいなのはちょっとだけ鼻につきましたけど。
興行的に見れば制作サイドとすれば古い楽曲よりも、新しい楽曲を売り込んでいきたい筈ですが、それでも「このテーマは入れていかないと!」という意思は感じました。タイトルが表示される時にあのテーマ曲がかかった時には、それだけで足を運んだ価値を感じました。
ゴーストバスターズネイティブから言えばちょこちょこと言いたいこともあるのですが、充分に娯楽映画として面白かったと思います。上映中はあちこちから女性がクスクス笑う声が聞こえてきました。昔を懐かしむおっさんだけではなく幅広い層が楽しめる作品になっています。とは言えこれだけは言わせてください。
ゴーストバスターズの出動時はテーマ曲をガンガンにかけてください!そしてあのサイレンを盛大に鳴らしてください!凄く大切なことです。
ゴーストバスターズで学んだ3つのこと
1. スープの具の量は少なすぎても多すぎてもいけない!
2. ノリで作った同人誌をAmazonで売ってはいけない!
3. 凄いアホでもイケメンならおk!
最後に一つだけ。どちらかと聞かれれば、私は「聞いている」写真の方が素敵だと思いました。
ではまた!
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