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イベント・旅

続 呉サマーフェスタ2016で護衛艦いずもを見てきました。

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呉サマーフェスタ2016の続きです。今回は、ちょっと強襲揚陸艦ぽい輸送艦「おおすみ」を中心にご紹介します。

201608_01_910 デカすぎワロタ 呉サマーフェスタ2016で護衛艦いずもを見てきました。

前回は海上自衛隊最大の護衛艦である「いずも」公開の様子をご紹介しましたが、今回は同時に公開された輸送艦「おおすみ」です。

LCAC搭載で港以外に車両や物資の揚陸ができる輸送艦「おおすみ」

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「なんだ輸送艦か」と言うなかれ。「おおすみ」は普通の輸送艦とは一味違います。

ウェルドックと言われるドック式の格納庫を艦尾に備えています。端的に言うと艦の後部に小さな港があって、小型の船舶を格納することができます。「おおすみ」では、LCACというホバークラフトを2隻搭載していて、これに車両や物資を載せて港のない砂浜へ直接上陸させることができます。津波で港が被害を受けて機能しなくなった東日本大震災時に大量の物資や車両を海から揚陸するのに活躍しました。今回はLCACは格納されたままでしたので、分かりやすい写真を撮れませんでしたが、こんな奴です。

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LCAC-1級エア・クッション型揚陸艇 – ウィキペディアより

予定では午前中に「いずも」と「おおすみ」を見てしまって、午後から大和ミュージアム見学や遊覧船に乗りに行くつもりでしたが、「いずも」だけで午前中を使ってしまい、「おおすみ」は午後一で見ることになりました。朝一組は皆同じような感じで、午後一の「おおすみ」の前はそこそこの行列になりました。20分程度並びました。

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午前中はみんなが「いずも」に集中していたので、「おおすみ」はガラガラでした。下の写真は「いずも」の飛行甲板上から撮った、超暇そうな「おおすみ」です。

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結果的には「おおすみ」→「いずも」の順番に見学するのが正解だったのですが、当初は「いずも」が整理券制でしたし、「おおすみ」は呉所属で、またチャンスがあるので、「いずも」優先に考えると選択肢はありませんでした。

今回の「おおすみ」の公開範囲は、格納庫とウェルドックで、上部甲板へは上がれませんでした。まずは物資搬入用の大型ハッチから格納庫へ入ります。

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入るとすぐにターンテーブルがあります。白の丸線で囲まれていますね。横から入ってきた大型車両をこのターンテーブルで向きを変えます。奥の方がウェルドックに繋がっていて、LCACの回転翼がチラっと見えていますね。

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ターンテーブルなんて回すか止めるかしか無いだろと思いますが、思いのほかスイッチ類の多い操作盤です。

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前部エレベーターは、車両や物資用で、航空機の運用を前提としていませんので、「いずも」にくらべるとかなり小さいです。「いずも」のエレベーターの動きが非常に滑らかでしたので、乗り比べしてみたかったです。

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後部にはウェルドックがあります。ここからLCACに車両や物資を直接載せることができます。

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ところで、上に写っている鳥小屋の入口のようなのなになのでしょうか?詳しい人教えてください。

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ちなみに艦尾のハッチはこんな感じで開いてウェルドックからLCACを出し入れします。

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「おおすみ」型は自衛隊初の全通甲板が採用された艦で、空母じゃないか!と騒がれましたが、ヘリ空母や強襲揚陸艦としての能力は持っていません。ヘリの整備をする設備もありませんし、そもそもヘリ用の格納庫がありません。前部エレベーターでヘリを下の格納庫に降ろす事はできますが、エレベーターのサイズの制約でローターを全て外す必要があります。じゃぁ飛行甲板に置きっぱなしにすれば良いじゃないかと思うかもしれませんが、外洋ではどうしても波しぶきを被ってしまうため、長時間飛行甲板上に放置はできません。そのため「おおすみ」に艦載機はありません。飛んできた他所のヘリが発着できると言うだけの輸送艦です。

ちなみに先日公開された「シン・ゴジラ」では首都圏からの避難に車両を満載した「おおすみ」がチラッと写りました。

廃艦となる練習艦「しらゆき」

「おおすみ」の隣には今年の春に除籍となった練習艦「しらゆき」が係留されていました。艦名も艦番も既に消されています。自衛隊の艦はいつもピカピカなのですが、だいぶ汚れが目立ってきていて、どこか物悲しい感じですね。

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最新鋭潜水艦「そうりゅう」型の入港

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呉基地は潜水艦が多数在籍しています。数隻が係留されていましたが、見学中に「そうりゅう」型が入港してきました。

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サービス精神旺盛で見えやすいように、惰性でゆっくり時間を掛けて入港してきました。

「そうりゅう」型は自衛隊の最新鋭の潜水艦です。艦尾のフィンがX型になっているのが特徴です(旧型は+型)。上の写真が「そうりゅう」型、下が旧型の「おやしお」型です。

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潜水艦にも水上艦と同じく個体名がついているのですが、隠密性が重要ですので、個体を識別できる艦名や艦番などは書かれていません。

呉サマーフェスタ2016の基地内の様子や食事について

まず飲み物ですが、基地内の自動販売機や露店で充分なキャパシティがあり、特に並ぶことなく購入することができました。非常に暑い日でしたので、別途、体を外から冷やす用に500mlのスポーツドリンクを1本凍らせて持って行きましたが、血流の多い首筋に当てると体を冷却出来て重宝しました。

有名な大和ラムネも飲んでみました。スッキリした味で美味しかったです。ちなみに私が購入したのは11時半頃でしたが、12時頃には売り切れになっていましたので、見掛けたら直ぐに買うのが吉です。

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呉所属の軍艦で飲まれていたものは、この会社のレシピだそうです。

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ちなみに少し調べてみると、大和だけではなく海軍の一般的な嗜好品として配給されていたそうで、軍艦の乗組員には大人気だったそうです。大き目の艦艇には製造機が載せられていたとか。

食事はカレーです。海上自衛隊の各艦艇「とね」「くにさき」「まきしお」「けんりゅう」と呉教育隊のレシピで民間の業者が作ったカレーです。唐揚げや串かつなどのサイドメニューなどもありました。それほど長蛇の列にはならず、私は11時半過ぎに5分ほどで購入できましたが、12時頃には半分くらいの露店は売り切れになっていました。

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私は利根姉さん的に「とね」カレーをチョイスしましたが、クリーミーで美味しかったです。

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制服を試着しての記念撮影コーナーなどもあり、お子さん連れに大人気でした。

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こんな感じで、呉サマーフェスタ2016を楽しんで来ました。前から見たかった「いずも」や「おおすみ」を堪能できて良かったです。「しらゆき」も最後に間近で見れてよかった。個人的には「いずも」のようなガチっぽい艦よりも、「おおすみ」のようなちょっと面白い艦が好きです。「おおすみ」はプラモ作ろうかなぁ。呉基地は毎週日曜日に艦艇の一般公開をしていますし、そう遠くないのでまた行こうと思います。

ではまた!

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