ZenFone 2シリーズの時は無印のZenFone 2を発売して、ある程度期間を開けてバリエーション機を投入していましたが、ZenFone 3シリーズでは「ZenFone 3 Max」と「ZenFone 3 Laser」も投入してきました。攻めてきてますね。
ベトナムで行われたZenvolutionというイベントにて発表されました。
発表会の動画は2時間にも及びますが、前半は「ZenFone 3」「ZenFone 3 Ultra」「ZenFone 3 Deluxe」などの発表済の内容です。「ZenFone 3 Max」は1:23:30あたりから。「ZenFone 3 Laser」は1:26:15あたりから登場します。
色々ちょっと小さくなった「ZenFone 3 Max」
ZenFone 3 Maxはサイズが5.5インチから5.2インチへサイズダウンしています。筐体が小さくなった影響か、バッテリー容量も5000mAhから4100mAhへダウン、待ち受け可能日数が38日から30日へ、3G通話時間が37.6時間から20時間へ、動画再生時間も22.6時間から15時間へと減少しています。
カメラもASUS独自のPixelMasterと呼ばれている技術が2.0から3.0に表記が変わっていますが、発表されたスペック的には1300万画素など変化は見られません。
SoCは未確認ですが、RAMが2GBから3GBへ、ストレージは15GBから32GBへとスペックアップしています。指紋認証にも対応しており、ZenFone 3のフォーマットに則って基本スペックが強化された感じです。
価格は4,490,000VND、現在のレートで換算すると21,300円程度です。ベトナムとは物価が異なりますので、単純にこの値段で判断はできませんが、安いですね。
Maxと立場逆転?ちょっと高級路線となった「ZenFone 3 Laser」
カメラのオートフォーカスを売りにしているLaserですが、やはりPixelMasterの表記が2.0から3.0になっているだけで、基本スペックには変化は見られません。ただ、SONY製のカメラモジュールを採用していることをアピールしていますので、まったく別物に版新されていると思われます。
オートフォーカスに関しては、「0.03秒オートフォーカス」と、こちらもZenFone 2 Laserとのスペック上の変化は見て取れませんが、「2nd-generation(第2世代)」と表記されています。
サイズは小さくなったMaxとは逆に5インチから5.5インチへと大型化されています。「薄さ7.9mm!」とアピールされていますが、これは無印のZenFone 3の7.69mmより若干厚いです。
RAMが2GBから4GBへ、ストレージが16GBから32GBへ、そして液晶が1280×720からフルHDの1920×1080にスペックアップしています。(Maxはアピールしていないので1280×720?)
ZenFone 3シリーズの例外に漏れず、指紋認証に対応しています。
価格は5,990,000VNDで、同じく換算すると28,400円程度です。ZenFone 2の時はMaxの方が高価でしたが、サイズも価格もZenFone 3ではLaserの方が上位機種となりました。
ZenFone 3シリーズは全体的にスペックが底上げされており、恐るべきコストパフォーマンスです。特にストレージは廉価モデルは16GBで少々窮屈だったのが、今シリーズでは32GBスタートになっています。今年の台風の目に間違いないですね。
ではまた!
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