ASUSがZenfone3シリーズを発表しました。高コスパモデルの5.5インチ「Zenfone 3」、高性能なプレミアムモデルの5.7インチ「Zenfone 3 Delux」、そしてズルトラ難民受け入れ先として大注目の6.8インチ「Zenfone 3 Ultra」です。まだ台湾ASUSのHPも更新されておらず、Youtubeに公開されている動画のみの断片的な情報ですが、現時点での情報をまとめてみます。
2016/5/31 追記
本記事よりも新しい情報で下記記事に改めてまとめています。下の表には多少間違いもありますので、詳細なスペックは下記記事の表を参照してください。
Zenfone2と何が変わったのか?Zenfone3とスペックやサイズを比較 |
注、日本円価格は単純にドル円レートを掛けたもので国内版の価格とは異なります。
サイズが知りたいですね。狭ベゼル化されているので従来よりもコンパクトでクールな外見になっているはずです。3GやLTEの対応バンドはまだ分かりませんがASUSは日本向けにカスタマイズしてくれるのでFOMAプラスエリアやプラチナバンドへは対応されるでしょう。また、「Snapdragon 625」「Snapdragon 652」「Snapdragon 820」の何れのSoCもCA(キャリアアグリゲーション)に対応しているので、恐らくZenfone 3シリーズも対応すると思います。
また全モデル指紋認証に対応したのもポイントです。端末のサイドに指紋認証を搭載するのは端末の厚さにも制限がでますし、かなり高コストになるそうです。そこでZenfone 3はiPhoneなどと同じく前面のボタンに指紋認証が搭載されていますが、個人的にはあの位置のボタンは押しにくいので、握った時に人差し指がくる背面に搭載して欲しかったと思います。
2016/5/31 追記
ホームボタンに指紋認証が搭載されているのは「Zenfone 3 Ultra」だけでした。「Zenfone 3」と「Zenfone 3 Delux」は背面に指紋認証が搭載されています。
表の日本円の価格は公式発表ではなく、ドル表示に対して単純に1ドル111円のレートで計算したものです。日本向けモデルはカスタマイズが発生しますし、日本価格を上乗せされる可能性が高いので恐らくこの価格よりは高価になるはずです。Zenfone 2のケースで見れば10,000~15,000円程度は上乗せになると思われます。この価格で発売すればバカ売れ間違いなしだと思いますが、、、
Zenforn 3
従来通りのコストパフォーマンスを売りとするバランス型のモデルです。コストパフォーマンスモデルと言ってもスペックを見る限り隙はありません。SoCのSnapdragon 625はAnTuTuベンチマークでは60000程度の数値をマークし、これはXperia Z5とほぼ同じ数値です。恐らく通常の使用において上位モデルとの性能差を感じることはないのではないでしょうか?とても低コストモデルのスペックとは思えません。
カメラも光学式手ぶれ補正を搭載し、AF(オートフォーカス)も高速であることを売りとしています。
Zenfone 3 Delux
ハイスペックを売りとするプレミアムモデルです。といっても円に換算すると50,000円台の価格ですので、Xperia XシリーズやiPhoneと比べるとメチャクチャ安いです。SoCのSnapdragon 820はXperiaの最新フラッグシップモデル、Xperia X Performanceと同じSoCです。AnTuTuベンチマークでは130000程度を叩き出す驚愕性能です。これはXperia Z5の倍以上の数値です。Snapdragon 810のモデルチェンジ版ですが、全く新設計のアーキテクチャでQualcommによれば「パフォーマンス2倍、電力効率30%」というモンスターです。これが50,000円そこそこの価格の端末に搭載されるとは驚きです。
液晶モニタの「Super AMOLED」というのは有機EL液晶のことのようです。
Zenfone 3 Ultra
出ました!名機Xperia Z Ultra(通称ズルトラ)難民の受け入れ先!名前ストレート過ぎでしょ(笑)
性能的にはXpria Z Ultraとは比べるべくもなく超高性能ですが、Xperia Z Ultraの最大のポイントであるサイズ面が気になります。Xperia Z Ultraは6.4インチ、対するZenfone 3 Ultraは6.8インチですが、かなり狭ベゼルになっているのでボディーのサイズは同じくらいかもしれません。早くサイズの比較をしてみたいです。個人的にはスマホはポケット入れておきたいので、今使っているXperia C5 Ultra(狭ベゼル6インチ)が限界のサイズと思っていますが、ファブレット大好きなので非常に気になります。
SoCのSnapdragon 652のAnTuTuベンチマークは70000台半ばを記録するそうで、これまた十分過ぎるパフォーマンスです。
大きなボディを活かして、バッテリーが4600mAhと大容量であることも特徴で、他のデバイスに最大1.5Aで給電することも出来るそうです。またDualスピーカー、7.1チャンネル出力等メディアプレーヤーとしての機能にも力が入っています。
何れのモデルも非常に魅力的です。ラインナップも非常に分かりやすく整理されています。サイズなどの残りの詳細と、なんといっても日本国内版の価格を早く知りたいですね。久しぶりにホットなスマホが登場したなと思います。
あとは4~4.5インチの「Zenfone 3 SE(もしくはminiとかcompactとか)」だけですね(笑)
ではまた!
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