500MBまでの無料で使用できるSo-netの「0 SIM」は以前レポートした通りメインのSIMには向いていません。しかし「500MBまで無料」と言われれば、なんとか活用したくなるのは人情です。ところがSIMの挿し替えというのは意外に面倒。そこで注目されるのがデュアルSIMに対応したスマホです。今回は手元のXPERIA C5 Ultraで「デュアルSIMはこんな感じに使えますよ」というところをレビューしたいと思います。
SIMを挿し替えるのは超めんどいです。
前投稿で「0 SIM」をメインSIMではなく、他の格安SIMの補助に使用することを提案しました。
500MBまで無料の「0 SIM」が届いたので速度計測しました。 |
しかしSIMを挿し替えるには端末の電源を一度落とす必要がありますし、大抵のスマホカバーは外さないとSIMスロットにアクセスできません。端末によっては裏蓋を外す必要があったりで、正直とても挿し替えて使用する気にはなれません。そこで2枚のSIMを同時に挿すことができるデュアルSIM対応の端末に注目というわけです。
同時待ち受けできるの?
すばり両方のSIMでの同時待ち受けはできません。もしかしたら出来る端末も世界のどこかにあるかもしれませんが、プロセッサレベルの制限と聞きますので現状では恐らくないと思います。
両方のSIMスロットがLTE/3Gに対応していて切り替えて使える端末
私が所有しているXPERIA C5 UltraはデュアルSIM端末でSIM1、SIM2の両方のSIMスロットがLTE/3Gに対応していますが、
SIM1がLTE/3Gに設定されていると
SIM2がGSM(いわゆる2Gで日本国内では使用できません)になっています。
SIM2をLET/3Gに設定すると
SIM1が自動的にGSMに変更されます。つまりSIM1とSIM2の両方のSIMスロットがLTE/3Gに対応していますが、同時には使えないということです。
SIM2がGSMにしか対応していない端末
一方FREETELのKATANA01など、そもそもSIM2がGSM(2G)にしか対応していない端末もあります。この場合はSIM2は国内では使いみちはありません。シングルSIMの端末と同じです。
デュアルSIMでSIM2がLTE/3Gに対応している端末はどれ?
大抵のSIMフリー端末はデュアルSIMに対応していますが、上記で説明したように端末によっては2スロット目がGSMのみ対応で、日本国内では使えなかったりする事があるので注意が必要です。デュアルSIM対応のSIMフリー端末のSIM2がLTE/3Gで使用できるかはメーカーが公開している仕様で確認する必要がありますが、FREETELは表記がわかりにくいです、、、
「国内で使用できるのは1スロットのみ」「国内で使用できるのは片側スロットのみ」と2通りの記述がありますが、KATANA01とMIYABIは「1スロットのみ」と同じ表記されていて、KATANA01は上で書いたようにSIM2はGSM専用です。ところがMIYABIはネットで検索してみるとSIM2もLTE/3Gに対応しているようです。FREETELのHPでは結局どうなのよ?ってのは判別できなくて、個々の機種についてGoogle先生に聞いてみるしかなさそうです。頼みますよFREETELさん、、
SIMスロット2のLET/3G対応状況をざっと調べたところこんな感じです。
FREETEL KATANA01 | × |
FREETEL KATANA02 | ○(ネット情報) |
FREETEL Priori3 LTE | ○(ネット情報) |
FREETEL Priori3S LTE | 不明 |
FREETEL MIYABI | ○(ネット情報) |
ZenFone2 | × |
ZenFone2 Laser(6インチ) | △ |
ZenFone2 Laser(5インチ) | △ |
XPERIA C5 Ultra | ○(ただしデータ通信専用SIMは不可) |
(ネット情報)と記載しているのはメーカーHPで確認出来なかったため、ネットで検索してユーザーレビューで「できた」という記事を見つける事ができたものです。Priori3S LTEは発売したばかりなのでデュアルSIMのレビューが見つかりませんでした。ZenFone2 Laserはメーカーの仕様上は対応していますが、ネットで検索してみると不具合があり、まともに切り替え運用ができないようです。
XPERIA C5 Ultraは実際に私が運用していますが、XPERIA C5 UltraはSIM1、SIM2に限らずデータ通信専用SIMは使用できませんでした。データ通信+SMSのSIMであればSIM1、SIM2の何れに挿しても問題なく使用できています。切り替えも機種によっては1分とかかかるものもあるようですが、XPERIA C5 Ultraは10秒程度で切り替えできています。SMSに150円程度余分に料金が掛かってしまう以外は今のところ特に問題は感じていません。
ちなみにGoogle Nexus 5XとNexus 6PはシングルSIM端末です。
ではまた!
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