Quick Charge 2.0 ケーブルの選び方

Quick Charge 2.0で使用するケーブルについて調べたのでご紹介します。

Quick Charge 2.0に必要なケーブルの条件

ずばり「通信に対応したUSBケーブル」が必要です。2.4A対応などで充電専用ケーブルを購入することが多かったのですが、充電専用ケーブルではQuick Chargeではなく通常の5Vの充電になります。Quick Chargeは相手の機器がQuick Charge対応機器か？何ボルトまでの電圧に対応しているか？などを通信して確認します。

うちは一部を除いてほとんど充電専用ケーブルにしていたので、最初気が付きませんでした、、、

通信用ケーブルのレビュー

元から持っていた通信用ケーブルと、新たに高品質そうな通信用ケーブルを購入したので供給電力(≒充電時間)に差が出るか検証しました。

PLANEX 充電&データ転送切換スイッチ付ケーブル

以前より所有していた切換スイッチ付のケーブルです。「XPERIA対応」を謳っていますが別にXPERIAとか関係ないと思います。

9.07V 1.24AでほぼQuick Chargerの付属ケーブルと変わらないパフォーマンスです。当然充電時間もほぼ一緒となります。

アストロの安価なケーブル

アストロ(自動車整備用の工具などを扱うお店)で購入した安価なケーブルです。価格は覚えていませんが200円くらいだったと思います。

やはり極端に安いケーブルは品質が落ちますね。1Aを切ってしまいました。

ELECOM 通信・充電切替スイッチ付 巻取り式ケーブル

今回新たに購入した巻取り式のケーブルです。巻取り式はどうしても壊れやすかったりしますが利便性が高いので持ち歩く用はこのタイプにしています。

これも9.07V 1.22Aと付属ケーブルとほぼ変わらないパフォーマンスです。巻取り式はケーブルが細めなので電流値が低くなるかと思いましたが、1A前半ではあまり差が出ないようですね。

ANKER 高耐久ナイロンケーブル

巻取式はケーブルが細いから電流値が低いかなと思い一緒に購入しました。安心のANKER製です。高耐久を謳っていますが、ケーブルが硬くてちょっと使いにくいかもしれません。長さも一番短いタイプでも90cmあるので持ち歩くには不向きですね。これの20cm版を出してほしいです。

こちらも9.07V 1.21Aでパフォーマンスには変わりなし。

まとめ

電流値がそれほど高くない事もあって、一部の極端に安いケーブル以外はほとんどパフォーマンスに差が出ない結果となりました。これなら利便性の高い巻取り式とかで良いと思います。また今回は購入しませんでしたが頻繁に使う人は巻取り式は壊れやすいので、20cmとかの短いタイプのケーブルが良いと思います。

ではまた！

AnkerからQuick Charge 2.0対応充電器が発売したので試してみました。